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新人マネージャーに対しての、マネージング入門書。
とても丁寧にマネージャーとはなんぞやというところから説明してくれており、また実際のマネージャーたちの言葉も随所に述べられており、実用性の高い入門書となっている。
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現役マネジャーと同世代で研究者である著者がマネージャー論を科学した本。
文中にもある通り、
「マネージャーたるもの・・・すべし」に始まる規範論や学説ではなく
若手マネージャーのインタビューや客観的なデータを「共感できる」内容になっています。
その中で印象的だったのは3つ
1)マネジャーの役割は「翻訳機」
(情報を加工し、翻訳を行う。)
2)ビジネスにおける「伝えること」とは(p149)
・マネジャーが口にしたことがメンバーに理解され
・腹に落ち、
・さらには実行されること
3)上司による仕事の支援のほか、相手の(外国人の)もつ文化に対してリスペクト・興味をもつ
ことでした。
これ以外にも想定される人材評価への壁、その対処法を示してくれます。
管理職だけではなく、様々なマネジメントをする人(親も含めて)に
活用できそうな本です。必見です。
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管理職昇進時にお世話になった本。あるある課題とそれに対するアプローチについて紹介されており、もちろん万能な解決策ではないものの、壁にぶつかったときに何度も開いて「誰もがぶつかる壁なんだ」と落ち着くことができた。
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著者の言葉より「プレーヤーからマネジャーへ移行する際、何らかの形でつまずいてしまうことは珍しくない。自身も「マネジャーへの移行期にいる」という教育学者の著者が、蓄積してきた研究データをもとに、ビジネスパーソンがプレーヤーからマネジャーになっていくプロセスと、そのプロセスをいかに乗り越えるかを解き明かしている。新任マネジャーが乗り越えなければならない課題を、「部下育成」「目標咀嚼」など7つの項目にまとめ、それに対して具体的にどう取り組めばよいかを紹介。“駆け出しマネジャー”とその支援者は必読。」
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ミドルマネジャーがすべきこと、マネジャーになった時のとまどい、マネジャーの役割などを、インタビューやアンケート調査から実証的に解き明かしていきます。
マネジャーの役割を7つに分け、詳細に分析しています。
単なる理論書ではなく、現場で何が起こっているのか、実際に組織内での機能や役割を明らかにしていきます。
新米マネジャーにはマネジメントの良い入門書です。
ベテランマネジャーにも、自分自身のマネジメントを振り返ることができる、良書です。
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中原先生の本。新任マネージャー向け指南書だが管理職研修の教材としても使えそうな本。Iさんからの推薦図書です。(和田)
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プレーヤーからマネジャーに変わる上での課題をどう乗り越えていくか。「経営学習」「組織学習」の研究成果をアウトリーチするために分かりやすく書かれた新書です。
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プレイヤーから(プレイング)マネージャーに移行するための心構えとアドバイスをまとめる。
文章が非常に分かりやすく書こうとしてあり、スピード感を持って読める。構成も◯
マネージャーとは何か?
他者を通じて物事を成し遂げる存在(他者は上司や他事業部の人間を含む)
プレイングに時間を割き過ぎているマネージャーは業績が低い統計あり
部下の育成とは?
1目的咀嚼
2リスクを取って仕事を任せる
3適切なタイミングと方法でFBする
(だめというのではなく、選択肢を与えて自分で判断させる)
(FBは答えを提示するのではなく、部下に本質に気づき今後の選択肢を拡大するための手助けをすること)
(改善は具体的な行動にフォーカスすること)
部下は自分で理解し口にしたことしかできるようにならない
目的咀嚼とは?
会社の方向性を部下に自分のメッセージで伝えること
(顔は会社の方向性、立ち位置はメンバー)
方向性を出しながらも部下が決められる余地を残すこと
繰り返すこと→ビジネスにおいて伝えることとは、伝えたことが理解され、相手の腹に落ち、実行される。これではじめて伝えられたことになる
職場の人間関係を把握することが重要(誰を動かせば誰が動くのか)
部下の4タイプ分けによりリソースを配分する
(縦:ポテンシャル 横:成長意欲)
みんなが仲良く難しくない仕事を粛々とこなす快適空間では人の能力は伸びない
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自己啓発本の中では、きちんとした教授が取材に基づき要素整理したという意味で巷に溢れる直感的な成功体験本とは異なる性質の秀作。勿論、実用性も高い。
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日本中の新任マネジャーに贈りたい一冊。肩の力を抜き、自分らしく仕事を進めていくことに、勇気をもらえることと思う。地に足をつけて着実に。
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本書のテーマは「駆け出しマネジャーが様々な困難をいかに乗り越え、成果を出せるマネジャーになるのか」である。著者の関心領域、マネジャー研究の定量的・定性的な知見によって語られる。
新任マネジャーの壁は、1.部下育成、2.目標咀嚼、3.政治交渉、4.多様な人材活用、5.意思決定、6.マインド維持、7.プレマネバランス。
マネジャーがどんな存在なのかを知ること、マネジャーが実務担当者とは異なることを理解すること。マネジャーの仕事は、他者を通じて物事を成し遂げることであり、部下や上司、部門長などのさまざまなステークホルダーを動かすことになる。これまで、自分が動いて成果を出してきた人が、突然マネジャーになると自ら動かないことを求められる。そのような準備をしている人はおらず、変化に苦労する。スパンオブコントロール、どんな上司でも連動する仕事に従事している5、6人以上の部下を直接管理できない。
ー以下、メモー
ちょうど昨年、上司が昇格してマネジャークラスに上がった。チームをうまく組織できず、プレイヤーで居続けている。まさに、駆け出しマネジャーの壁に直面しているのだ。メールの嵐に見舞われ、プレイヤーとしての仕事は回らず、マネジャーとしては中途半端な立ち位置となっている。
自分がこうならず、ステップアップしていくには、上司の苦労を汲む視座と準備が必要になる。いろんな人の動きがよく見えるところにいるので、見て学ぶ。
スパンオブコントロールに基づいて言うと、チームは人数が多すぎることになる。中間管理職が少ないのだ。
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これからマネージャーを目指す人、マネージャーになりたての人の是非読んで頂きたい本です。何となくモヤモヤとしていた不安などが分かりやすく解説されていて、非常に良い精神安定剤としての役割を果たしてくれます。
またどんな事を頑張れば良いのかなど、悩むことについても具体的に分かりやすく解説されていて、業種、業界違う状況の話であっても非常に自分事としてとらえることができました。
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教科書というほど内容は堅くなく、自身の経験やインタビューなども踏まえ今の現場に則していて、読みやすかったです。
4つのネガティブな感情
目標達成不安、板挟み不安、業務量不安、現場離脱不安
7つの挑戦課題
部下育成、目標咀嚼、政治交渉、多様な人材活用、意思決定、マインド維持、プレマネバランス
リフレクションを通じ、マネジメントの原理原則を学び直し、ジレンマをマネージする
駆け出しだけでなく、今まさに悩んでいる方も初心にかえれる気づきがあるかもしれません。
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図解がわかりやすく、理にかなっていて良かった!
前半は世代の話で面白ろくなかっかですが、示唆に富む内容
THE チームを読んだ方がいい
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マネージャーになる準備として最適な良書。2度目の今回は現場での苦労を客観化してくれるのが最大の価値だと感じた。4章
「何を成すべきか」が大掴み過ぎてリアリティに欠けるよう感じたのがマイナスだが本の趣旨には合っていそう。読み返す度に違う学びがありそう。