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・「指導者とは、原則を状況に適応させられる者だ」パットンの言葉。原則は尊ぶが、焦眉の急は優先した。現実を前にしたときに大切なのは、原則を無視したり忘却するのではなく、それを必要に応じて変えていくことである
・戦闘のある局面では量的に相手を凌駕する消耗戦が、別の局面では、あるいは同時に、質的に相手を追い詰め、攪乱する機動戦が行われることがままある。つまり、機動戦と消耗戦を通時的に総合すれば、最も効果的に、しかも短期間で戦いの雌雄を決することができる
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『プライベートライアン』冒頭の壮絶な場面、臭い以外はあの通りと上陸作戦の生き残りは言う。予想されていて、まだ不十分とは言え防衛強化された海岸に「武力で現状を変更」しようと強襲上陸するのだから犠牲は半端ない。上陸用舟艇は「とにかく多数」で無防備に敵前でパックリ、口を開けて陣地からの火線が集中した。手薄だった砂浜に無抵抗に上陸できた部隊もあったが全滅もあり。ドイツ側「天候が悪いから三日間は来るまい」と油断していた幸運。/そもそも第二戦線の形成はスターリンの要請、「成功だった」との連合国視点が疑わしく思えてくる
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失敗の本質では組織にフォーカスをおいていたが、人にフォーカスして、プロジェクトを成功に導くためのリーダシップとは何なのかを説いている。
アイゼンハウアーという人を通して、人を動かすための人間性といまの社会で必要とされているリーダーシップがみえてきた。
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ノルマンディー上陸作成からパリ解放、ナチスドイツの終焉までを連合国各国の指導者がどのような決断を下したかがわかる一冊。
特にアメリカのアイゼンハワーのリーダーシップについて多く言及しており、彼がいかに優れた指導者だったのかがよく分かる。
それに比べ、今の日本のリーダーときたら……
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最近はいわゆる「ビジネス書」は全くと言っていいほど読んでいません。野中氏の著作も久しぶりです。
この本は、かなり長い間“積読”状態になっていたのですが、新型コロナウイルスの影響でいつも行っている図書館が長期間閉館されて、手元に読む本がなくなったので手に取り直したものです。
本書ですが、ノルマンディー上陸作戦の戦略・戦術の詳細にも興味がある方は、第一章からじっくり読み進めていけばいいと思いますし、ノルマンディー上陸作戦を材料にした戦略論・リーダーシップ論に関心のある方は、第7章・第8章から読んでみるというアプローチの仕方もあるでしょう。
いずれにしても、実践的ストーリーテラーとしての野中氏の面目躍如たる中身の濃い著作だと思います。
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この時代の思想や有様がよく分かり勉強になった一冊。アイゼンハワー、パットン、マーシャル、チャーチル、ロンメル、ヒトラーと各個性もよく分かった。日本やドイツの行き詰まりや背景がよく分かり、将軍の采配の妙、能力なども勉強になった。
また読む座右の書に昇格
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難しかったぁ〜!
物語に入り込めなかったので理解は薄いのだけど、それでもいくつか学びはありました。
①リーダーの役割は最善の決断を下すこと。
②リーダーシップというのは、目標を決めて土俵を準備し実行する所まで。言いっ放しではない。
③丸暗記も大切。
④文脈力(パターン認識)の大切さ。
⑤地道な努力の大切さ。
いつか再読する日が来るかどうかは分かりませんが、次はもっと消化出来る様になっていたいです
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・アイゼンハワー(ノルマンディ上陸作戦の最高司令官。後のアメリカ大統領)が兼ね備えていたフロネシス(実践知)リーダーに必要な能力
(1 )善い目的をつくる能力
(2)ありのままを現実を直観する能力
(3)場をタイムリーにつくる能力
(4)直観の本質を物語る能力
(5)物語りを実現する能力(政治力)
(6)実践知を組織する能力
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時系列でどの戦場で誰がなにをやって~みたいな話が多く、図版も少ない。
第二次世界大戦の各戦場の流れや指揮官をしっておかないと、頭にはいってこなくてつらい。
ビジネス書的なものかと思ったので、
もっと指揮官の人間性・スキル面についての話が主かと思ったので期待はずれ。
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求めていたのは、英米仏の文化背景が異なる将軍たちをどのようにマネジメントしたのか、叙述した本。
この本はそのようにはことには全く触れず、アリストテレスの概念を持ち出してリーダーシップの分析をしている。
読む人によっては面白いのかもしれないが、サマリーだけで参考にならなかった。
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この戦いを通じてアイゼンハワー、チャーチル、ルーズベルトなど色々な人の動きが見えてきます。
これを通じでリーダーシップの資質か見えてくるのが不思議ですね。