投稿元:
レビューを見る
夏休を利用して読書。
読者への挑戦みたいなページもあったし、やっぱりこの作者さん読者アンケートとかちゃんと見てんのかな。
肝心の話自体は面白かった。
そろそろ人が死ぬミステリ読もうかな。
投稿元:
レビューを見る
初めて万能鑑定士Qシリーズの本を読んだが、ストーリ上難なく読み通す事が出来た。内容は日中関係を背景に主に贋作やいわゆる「パクリ品」をメインテーマに据えた物語。凛子の万能さを堪能させてもらった。安倍首相やKADOKAWA等実名が登場した事で、物語にリアリティを持たせている事に面白さを感じた。
このお蔭もあってか、具体的な想像を促す効果があり、読み易さもグッと増しているのかな、なんて思った。
投稿元:
レビューを見る
なんでも真価・真贋を見破る万能鑑定士の凜田莉子が謎を解く
人が死なないミステリシリーズ。
日本と中国、それぞれが所有権を主張する仏像と陶器。
それに加えて中国での偽造品生産と流通。
これらを巡る陰謀に巻き込まれた莉子は小笠原と共に
日中両国にまたがり謎解きに奔走する。
うーん、ちょっともうこのシリーズは読者が一緒に
謎解きをしながら読み進めるっていうのが難しいものに
なってしまったなぁ
莉子と小笠原の関係が明らかに前進(それでも小さな
一歩に過ぎないが)したのが良かったかな。
投稿元:
レビューを見る
24ばりのロケーション変更で、いつものリアル感が薄れてもうたです
まぁ、相変わらず情報満載ですのでためになりますねぇ
投稿元:
レビューを見る
人の死なないミステリ「万能鑑定士Qシリーズ」記念すべき20作目。
本作では「謎解き」という題がつけられているように、ミステリ色がこれまでよりも色濃く出ており、いわゆる「読者への挑戦」までもが用意されている。
本作の主な舞台は中国。日本と中国がそれぞれ自国のものと主張する仏像と焼き物、それぞれ非公式に日中の中間点である洋上で鑑定を行うことになる。莉子は焼き物の鑑定を依頼され、日本で作られたと鑑定し、合意のもとで日本に持ち帰るが、中国側から強奪されたとの非難があがる。
いつも以上に時事ネタを盛り込み、中国が抱えるスポーツ選手の養成とそこから落伍した人たちのたどる運命さえも物語に取り込み、千里眼シリーズを彷彿とさせるようなスケールの大きな物語となっている。ただ、スケールが大きい割には動機の部分にやや難があり、そのためにそこまでするか?という思いも拭いきれない。
それにしても、いつもながら作者の知識量と作品の一定以上のレベルを維持する能力には感心させられる。そして、テンポよく読ませ、あっという間に最後まで読み切らせる筆力もまた健在である。
投稿元:
レビューを見る
長編ミステリとして、なかなか読み応えのある話だった。
人が死なない作品だと分かっていても、ドキドキしたりハラハラしたりヒヤヒヤさせられる、そういう表現が上手い。
そしてなんと今回はあの2人の仲に進展が!?
これだけ長く続くシリーズなのにまだまた読みたいと思わせられる。
投稿元:
レビューを見る
中国の複製品製造グループの摘発に協力する莉子だったが、その実態はなかなかつかめないでいた。折しも中国との芸術品との所有権をめぐって日中関係が悪化する中、莉子は二つの謎の解決のため動き出す。
今作もいろいろな知識を詰め込みつつ、ミステリとしてのトリックに意外性のある展開と相変わらず予測できない展開が続き面白かったです。
日中間をまたにかけるストーリーも今までになくスケールが大きく、実際の政治家の実名を出すあたりや中国の暗部や芸術品に対する歴史的背景を描いたりと、ストーリーに社会派的要素やリアリティを出しているあたりも良かった点だと思います。
莉子と小笠原の関係性なども一つの区切りがついた感じで、ここからシリーズをどう展開していくのかも気になるところです。
投稿元:
レビューを見る
今作は特にメッセージ性の強い作品だったように思う。
微妙な日中間関係の中こういう作品を書かれたことに感服します。
各人物の心情描写、トリック、伏線、2人の関係性の成長もしっかり楽しませてもらいました。
投稿元:
レビューを見る
万能鑑定士シリーズ第20弾。
中国から押し寄せる偽物問題に対して、莉子が挑む。
読者懸案の小笠原との関係にも一定の進展が見られ、
これまでの主要キャラが出ないにも関わらず、内容は高いレベル。
人の死なないミステリーここに健在という感じ。
日中関係という社会問題にも言及し、
単に楽しめる小説から一歩進みつつあると思う。
投稿元:
レビューを見る
Q&αシリーズの25巻目。この両シリーズはほんと、感心します。あと、今回はちょっと進展しましたね。そろそろこのシリーズも終わりに近い?
投稿元:
レビューを見る
小笠原くん、頑張った!( ´ ▽ ` )ノ
活躍はしないんだけど、小笠原くんが莉子を支えてる感じがとても好き。
今回は中国か舞台。日中関係がテーマと重めで、最後の解決もうまくいきすぎな感じもするけど、気持ち良い読後感。
投稿元:
レビューを見る
我らがQちゃんこと、凛田莉子!
今回は、中国は北京のとある街角から始まる。
経営者から貧乏暮らしに転がり落ちた男。
彼には喘息の娘がおり、その治療を受けさせるために病院へ向かった。
しかし、すでに病院前には人、人、人!!!!!
金さえあれば......
そこに金が転がり込む。
怪しすぎるカネ、そう、それはまさにあぶく銭。
このマジックを作り出した輩を追いかけ、凛田莉子は中国と日本を行き来する!
落ちないスピード感、高まる二人の関係進展への期待、そして巧妙に現実世界を混ぜた物語。
これがあって、やはり本作の魅力と言えるだろう。
凛田莉子の偽物が登場したり、妙にきな臭い美術品の「交換」だったり、人は死なないミステリだとわかっているのに、一触即発と言える展開にどきどきする。
日中間の、自分のところこそが正統だ、いや、こちらの方こそ本家本元だ、そんなやりとりが時に悔しかったり、もどかしかったりする。
著者のメッセージは終わりの方で見て取れる。
これこそ、大団円、めでたしめでたしだとほっとする。
もちろん、現実ではこううまくいくことばかりではない。
ほとんどのことが意地の張り合い、プライドのぶつかり合い、国内世論の顔色伺いで、なかなか解決まで至らないことの方が多いだろう。
しかし、だからこそ、本作の終わり方には未来を見てしまう。
こうなったらいいな、こうしたいな、そうやって未来を見てこそ、人である喜びなのだ。
投稿元:
レビューを見る
もう、
ここいらでおなか一杯ですな。
中華との絡みのお話しでごちゃまぜ感が満載です。
おちついて、
神楽坂でのんびり鑑定しませんか?
つか、
最終巻なのかなぁ?
全てが中途半端です!
そんな感じ。
投稿元:
レビューを見る
やっと莉子と小笠原がここまでというところで終わったけど、まだ続くのかな?日中関係を題材にした話は危惧された偏向はなくて安心したけど、日中友好はありえないことも再確認出来たかな。
投稿元:
レビューを見る
順序を間違えて読み始めてしまったので、多少時系列が理解できない部分があったが、そこは考えずに読んだ。それなりに面白かったです。