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男っぽい話し。
池袋の雑多な感じが目に浮かぶ。
人種で人を判断するものではないと思うけれど、気質とか気性というものは生活環境に左右されるものなのかもしれない。
結局は付き合っていく中で自分自身が判断していけばいいのだけれど。
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タイトルは中国の格言「星星(せいせい)の火以(もっ)て野を焼くべし」の前半部分。ミステリとしてはまぁまぁ面白いのですが、暴走気味の主人公に違和感が強く、感情移入を妨げられました。
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内容紹介
警視庁保安課の刑事・上月は中国語の通訳捜査官・城らとともに池袋の雑居ビルに家宅捜索に向かう。
容疑は入管法違反。取り調べると、拳銃や覚醒剤が出てきた。拳銃の線を洗うと、「竜生九子」という在日華人の組織が浮かぶ。
在日華人の人脈を持つ城が独自に捜査を進めると、一人の中国人の名が。その矢先、城の妻子が拉致される。
日本と中国。二つの国の間で揺れる男たちの葛藤を、通訳捜査官とその相棒の活躍を通して描く警察小説。
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中国人犯罪については、元警視庁刑事通訳捜査官・坂東忠信氏の著書や動画がわかりやすくて面白いので私は好きなのですが、その中で書いてあったり言ってたことと同じようなことが物語の中にも書かれているなぁ・・・と思っていたら、やはり!参考文献に坂東さんの本が3冊も挙がっていました。
中国人の尹さんは真面目で仕事熱心な中国料理店経営者という好人物な設定でしたが、普通に考えて他人名義で別人になりすまして日本に来ている外国人って、日本にとって大丈夫な存在なのかしら?自分の正体がバレないように偽っているとか不法入国する目的が「悪意の行為」だとしたら・・・と考えると不安です。
それまでの外国人登録制度が廃止され、2012年7月からは外国人の在留管理制度になったということについてもサラリと説明されていました。いろいろと勉強になります。
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通訳捜査官に焦点が当てられた警察小説。以前、アンソロジー「警官の貌」で短編を読んで、長編を読んでみたいと思っていたお話。
城が暴走気味だったけど、上月との絶妙な関係のおかげかそこまで違和感なく読めた。
城の妻・凛子の気持ち、分からなくもないけど、他にやりようがあるだろうと、そこだけ終始もやもやだった。。
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可もなく不可もなく。確かにこれだけ訪日外国人が増えてくると犯罪も増え、それに伴う通訳の技能が警察にも求められるのはよくわかる。細かいニュアンスが本当にわかるのはネイティブだけであり、尋問、取り調べにも支障がきたすことは容易に想像がつく。
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「警官の貌」の城さん♡図書館で予約してやっと読めたよー嬉しい。城さん長編でもやっぱりかっこよかった。もっと読みたいな。
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対中国には関心があるので、小説以外も読み漁っている。尖閣問題は先日読んだ『自分で考える集団的自衛権』(柳澤協二著)によると軍事的拠点になり得ない尖閣はあくまでシンボリックな存在で日中紛争の火種とまではならないだろう、という見解。日中全面戦争(というより侵略される)近未来を描いた『チャイナ・インベンション』(柴田哲孝)はフィクションであってほしい、と願うばかり。
本書にも冒頭で触れている登録外国人数上の中国人が67万人、不法滞在者を含めると約70万人だそうだ。この人数はひとつの県に相当する。それだけでも驚愕の事実。
本書は、中国人犯罪とそれを扱う警視庁の通訳センターの城の話だ。物語の後半、星星之火、可以燎原という故事が老華僑の口から語られるが、日本にいる中国人ネットワークがやがてこの国を支配するように聞こえてしまった。
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「存在する」というのは、何をもって証明されるのだろう?と考えながら読みました。・・・で、なんで凜子さんはこどもを捨てて家を出たのでしょうか?続き、もしくはスピンオフがあるのかな。
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2015.11.20-63
一人娘のホノカを育てる為に警視庁の中国語通訳として勤める城が、誘拐された妻と娘を奪い返し、正当防衛で誘拐犯を殺した伊を助ける。中国人社会の遍歴が興味深い。
表題は中国の「星星之火、可以燎原」より
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叙述トリック的な部分もあったけど、その部分はフェアにやったのでバレバレで、他の部分はそこそこ面白かったのに少し冷めてしまいましたね。
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福田和代さん作品が続く。
刑事と中国語通訳捜査官のコンビというちょっと変わった設定。
警視庁保安課の上月と、元刑事の中国語通訳者、城は、
違法パチスロ店摘発のため池袋の雑居ビルへ向かう。
中国人容疑者を取り調べるうち、「竜生九子」という新しい犯罪組織の存在をつかむ。
事件の謎やストーリー展開に目新しいものはないが、城と上月、そして、城とその妻との関係性はなかなか面白い。
ただ、立場の違いもあるだろうが、ふたりの密着性は低く、
普通のコンビものとは少々異質かな。
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警視庁保安課の刑事・上月千里と警視庁通訳センターの中国語通訳捜査官の城正臣のシリーズ1作目。日本で勢力を伸ばしている「竜生九子」という在日中国人組織の話だ。なかなか面白い。最近の池袋界隈がどうなっているのか?よくわからないが、どうも中国人が相当増えているイメージだ。これは池袋だけではなく、おそらく日本全国でそうなのかも知れないが、大変怖いと感じた。
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81:めっちゃ面白かった……! 凸凹コンビというか、静動コンビというか、立ち位置や考え方は全然違うのに、うまく噛みあってるバディ感がたまらない。福田さんのスピーディな作風と刑事ものの熱さがマッチした一品。
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星星之火,可以燎原
ピンインx?ngx?ng zh? hu?,k?y? li?o yu?n
((成語)) (小さな火花でも広野を焼き尽くすことができる→)初めはごく小さい力でもやがては大変な勢力となることができる,小さな反乱でもやがて大きな災となる.