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白熱教室、眠れない夜とかに昔は何度か見たことがあったけれど、この人の話も興味深かった。
人って複雑そうで、でも意外と単純で、全く合理的ではない。
面白い。
基本見たいものしか見ないし、見ないものはないのと同然。
感情で考えもころっと変わってしまうし、理性なんて絵に描いた餅。
不可思議で面白い。
こういった心理をちゃんと学んでおくと、自己コントロールも対人(お客さん)相手もうまくいくのかもしれない。
とりあえずはダイエットからw
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1. 行動経済学を通して、様々な状況下で自分を客観視できるようになるために読みました。
2.なぜ人間は不合理な選択をしてしまうのか?ということを解明していくのが行動経済学です。本書では、著者が学生との講義の様子を載せているため、対話形式で行動経済学について学ぶことができます。
3.新しいことは特になかったのですが、日常を振り返ると、特に自分が他人に流されていることに気づいていないことが多くて驚きました。なぜ流されてしまうかというと、その場しのぎの対応で簡単にYESと言ってしまうことで自分を苦しめていることになってしまいます。
行動経済学を通して、自分は合理的な決断ができているか、しっかり見直していきたいと思います。
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行動経済学関連の本は結構読んできたので内容的にはおさらいといった感じ。
別段新しい知識は無かった。
ただ著者と学生とのやりとりは楽しく行動経済学ってやっぱり面白いなという感想。
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『実践行動経済学』の前に、とっつきやすそうな本書を読んだ。NHK Eテレの番組講義の書籍版なので会話のみだが、入門書としてはグッド。
たとえば相互主義。「〜してくれれば〜します」ではなく「〜したので、あなたも〜してください」という先出しが本質。「タオルの利用を節約してくれたらその分をNPOに寄付します」→「NPOに寄付しました。よければあなたもタオルの利用を節約して」。
へえ〜と思ったのは、社会規範とポイ捨て、感情と交通事故、統計数字と感情、魔法の適正価格、ピザクーポンとモチベ。「魔法の世紀」は「無料の世紀」?ただ、AIが発達しつつあるが、案外人々は魔法的だと考えていない気がする。プロンプトが呪文なんて呼ばれていても、よっぽど現実的で人間的な問題(たとえば著作権)が多くてファンタジックでない。
これだけで行動経済学の勉強を終えるのはもったいない気がするので、次は『実践行動経済学』か『ファストアンドスロー』か……。