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法医昆虫学捜査官〜第三弾‼︎
今回が一番面白かったかもしれない!
荒川の中州で男性の死体が発見される。
発見したのは赤堀准教授(O_O)
司法解剖の結果は絞殺
荒川上流から流れ着いたと警察は捜査方針を決めますが…
さらにパワーアップした赤堀先生は海から流れ着いたと主張!そして岩楯&一作目の鰐川復活で大変面白くなっております。
今回大活躍したのは昆虫ではなく
なんと海の生き物達‼︎
シャコの仲間「トラフシャコ」
ゴーヤくらいの大きな「ウミケムシ」
そして赤堀先生の新作ファッションは
「田植え足袋」爆笑\(//∇//)
三件も殺人事件解決したから認知されていいと思うけど次もアウェイなんだろうな笑
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うーん。
3作目はイマイチだった。
岩館の相棒は1作目のメモ魔ワニさん。相変わらずの赤堀崇拝ぶりはかわいかったし、
今回こそ赤堀ちゃん、と大吉の出番が多かったし。
ただ、話の盛り上がりがどこだったのか…。途中から被害者の殺された動機とか いや 被害者がどこの誰なのかとか 全然 興味がなくなってしまったー。
参考文献のタイトルは面白かった。
『ホホグロオビキンバエ幼虫が寒冷期に死体を蚕食していた事例』
『溺死事例において左右両肺各葉から検出された珪藻数の比較検討』
『現場警察官のための 死体の取り扱い』
『江戸前鮨 仕入れ覚え書き』
よし!これ書いて残しておけば どんな話だったか後から思い出せるな。
あと、今回 死にそうな目にあったのは 岩館とワニさんφ(._. )メモ…と。これでOK。
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画像検索しました。陸のものより気持ち悪い。ワニさんと同じ気持ちになりました。
海にも虫っているんだな。
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死体の損壊や損傷が激しく、通常の検屍では正確な情報収集ができないケースにおいて、死体についた虫を解析することで情報を割り出していく法医昆虫学。
昔気質の警察官からはまだ胡乱な目で見られながら捜査に奔走する法医昆虫学者・赤堀涼子の活躍を描くサスペンスミステリー。
物語は主人公の涼子と相棒の岩楯警部補の2人の視点で描かれていく。シリーズ3作目。
◇
東京荒川の河口付近の中洲で腐乱した変死体が見つかった。発見したのは河川敷の害虫駆除に駆り出されていた赤堀涼子である。
遺体は虫や動物により激しく損傷されていたため、検屍は困難を極める。
絞殺された後に川に遺棄され流れ着いたものだという司法解剖医の九条の判断に対して、涼子はまったく違う見解を申し立てる。
警視庁幹部と血縁関係にある九条からの圧力にも屈せず、死体に残されたウジと微物から、自らの説を立証しようと捜査を続ける涼子。涼子を信じ別方面からバックアップしようと動く岩楯。2人の信念の捜査が始まった。全5章。
* * * * *
おもしろかった。図書館から順不同で回ってきたためシリーズ第3巻から読むことになったのだけれど、順番関係なしで物語に入っていけました。
これは何作目から読んでもOKなように構成してくれているからで、作者の川瀬七緒さんに感謝したいほどです。
また主要人物が実に魅力的。
特に、主人公の赤堀涼子のキャラが突き抜けていてとてもいい。その、昆虫に向ける愛情と情熱は NHK 朝ドラ『らんまん』の槙野万太郎の植物愛に匹敵するほど。
さらに相棒役の岩楯警部補のトボけた味もステキ。涼子との信頼関係が随所で描かれ、胸を熱くさせてくれます。
そして何より「法医昆虫学」という学問分野を謎解きの主軸にしている点がすばらしい。
その学問は寡聞にして知らなかったのでとても新鮮で、読んでいてワクワクするほどです。( 自分が昆虫好きなのもあると思いますが。)
今回とくに驚いたのは、シャコ。エビとフナムシの中間ぐらいの海中生物だと認識してたけど、まさかカマキリの仲間とは!?
そして、それが突破口になるあたりも昆虫好きには堪えられません。
明るくエネルギッシュで、決してメゲることのない主人公。トボけたそぶりながら実はしたたかな相棒。さらに2人を取り巻くユカイで有能な仲間。そして常に新鮮な驚きを与えてくれる昆虫学による謎解き。
明るくコミカルな描写を挟みつつも、重厚で読み応えのあるストーリー。
名作たる要素満載のミステリーだと思います。
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法医昆虫学捜査官シリーズ3作目。今回も面白かったです。相棒も鰐川さんに戻っていました。刺青の入っている死体が川辺で見つかった。腐乱の状態と虫の成長とが噛み合わず、解剖医と対立しながらも一つずつ真相へ近づいていくテンポの良さが小気味よいです。今回は海の生き物がメインでした。海の生き物もなかなか怖い
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「水底の棘 法医昆虫学捜査官」(川瀬七緒)を読んだ。
事件現場における昆虫の提示する謎に真剣に向き合う信念と洞察力が頼もしくもあり、ガッツあふれる行動力と底抜けの明るさと滲みでるやさしさが、この赤堀涼子という法医昆虫学捜査官の際立った魅力であり、読者を惹きつけて放さないのだ。
に、しても、毎回のことながら、唸らされる面白さである。
岩楯と赤堀、真のbuddyになる日もそう遠くあるまい。