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オキナガが行方をくらます事件が相次ぎ、あかり達は調査に乗り出す。訪れた山奥の集落で、夜な夜な徘徊する少女の正体は……
いわゆる「吸血鬼」扱いされ、虐げられてきたオキナガの悲哀が描かれています。
警察官が乗るロボットも、ナイスバディーの宇宙人のおねえさんも出てこないので、今まで妙な偏見を持ってた人も、新たにゆうきワールドに入ってきやすいのではないでしょうか。登場人物が会話してるだけで面白い稀有な漫画家さんです。
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あぁ最新刊まで読んでしまった…次が待ち遠しいです。
二丁田さん(仮)と村民の皆さんのやりとりが脱力で面白くって。
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1巻~3巻
日本版吸血鬼の物語に綿々と続く殺人事件の謎。とにかく長生きなので背景も何百年も遡っていたりするので、かなり複雑になるのかも?楽しみです。
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3巻までまとめ読み。
相変わらずの「ゆうきまさみワールド」というか。
「オキナガ」という特殊な生き物が登場しながらも、いわゆるファンタジーとか怪奇モノっぽくない。
「そういう非現実的なものが普通に存在する日常」が上手く描かれている。
「羊殺し」という大きな筋がちらほらと見え隠れ。
大きな筋はあるのだが、まだ核心は見えていない。
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この『白クロ』、羊殺しの謎という大きな話を背後においておきながら、各巻は読み切り的な展開にしていくつもりらしい。
基本、長寿者であるオキナガを管理する厚生労働省のお役人の伏木あかりが主人公だからお役所っぽい話で始まる。今回はオキナガが行方をくらまし寒村に集まっているらしいという情報の調査。
オキナガは不老不死、心臓を破壊しないと死なない、日光が苦手、生肉が好き。吸血鬼を念頭においたような設定だと思ったら、吸血鬼のことと言い切ってしまっている。ただ巷に伝わる吸血鬼伝説と同じというわけではなく、血を飲まなきゃ生きていけないわけではないし、十字架やにんにくが苦手なわけでもない。人間の血を吸って種族を増やすわけではなく、瀕死の人間がオキナガの血をもらうとオキナガになることがあるという程度。
もうひとりの主人公、齢88歳だが少年姿のオキナガ雪村塊が知恵を使うので吸血鬼探偵である。昼間外に出られない雪村だから安楽椅子探偵でもある。雪村担当の官吏、ふしぎちゃんこと伏木あかりは足を使う。今回は東京から離れるのでふしぎちゃんの出番が多い。冒頭(これが終盤の場面先取りなのだが)、暗闇で下から懐中電灯の光を当てながら、ぬーと現れる巨漢のふしぎちゃん、キャラが立ってます。