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櫻子さんの頭の良さが際立ったシリーズ5冊目。 だって、10年も前の警察が見過ごした(?)事件をほんの 3日ほどで真相にたどりついてしまった。 人間らしい感情豊かで、優しい少年と共に。 ラスト、正太郎くんが、お母さんに泣かれて気付く場面が印象的。にしても、高校生なのに、その正義感はやはり愛なのか?? 無事目覚めて櫻子さんにとっても正太郎にとってもよかったよかった・・・(と一概には言い切れないか)
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「冬の記憶と時の地図」
無くなった蝶の行方を探して。
彼女はある意味とても演技が上手く役者の才能があったのかもしれないが、蝶に取り憑かれたせいで良くない方にその才能が開花してしまったのだろうな。
以前の出来事で慢心していたのは確かかもしれないが、彼があの場で行動を起こさなければ膠着状態が続くはずも無く彼女が命の危機に瀕していただろうな。
「てのひらの優しさ」
好奇心旺盛だが甘えたい年頃。
彼女のいう弟の存在がこれまで明らかにされていなかった理由は、もうこの世にいないからだろうという事は何となく察しがついていたが彼に似ているのだろうか。
彼女が珍しく骨以外について感情を剥き出しにしたのは、もしかしたら彼の知らない彼女の過去に何かしら結びついていたのかもしれないな。
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函館が舞台になっている、このシリーズ初めての長編は、長さを感じさせないほどあっという間に読み終えた。櫻子さんの謎解きが、読んでいて気持ちよかった。
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かつて櫻子の叔父が調査に関わった事件を函館にて再度調査する櫻子と正太郎。花房へとたどりつくための布石なんでしょうか、あまり近づけた感じはありませんね。
骨つながりってことで蝶形骨を奪っているであろう花房を追いかけるにしても、この二人が追いかける必然性があまり感じられません。正太郎の担任の先生を介してつながっているくらいでしょうか。それほど薄いつながりであればここらで、もう少し花房の影をちらつかせた方が興味も湧いてくるというものですが、そうした展開はまだまだ先のようです。
6巻以降を読むにはちょっと根気がいるかもな、と思い始めています。
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初の長編だけどサラサラと読めた。2人の今までの関係が壊れてしまいそうで、この先が気になる。正太郎の気持ちとお母さんの気持ち、どちらに寄り添ったらいいのか、、、
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この巻は、現代日本を舞台としているのでかなり無理があると言わざるを得なかった。時代や環境で流石にそこまでは・・・・という行動を取ると一気に冷めてしまう。
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個人的にはだんだん正太郎くんに好感が持てるようになってきて、ますますこのシリーズが楽しめるようになった
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シリーズ通しての敵が形作られてきた本作。でもって、それがどこまで関与してくるかわかりませんが、そろそろ間が空いて内容を覚えていない1作目、2作目の再読を考えないとならないのではないかって感じです。北海道の広さと寒さがベースにある温度の低めなストーリーはまだ佳境ではない冊数を残しておりますが、シリーズ初の長編と言われるストーリーは過去のレポートと並行し、現在を追うという王道の仕掛けからの急転直下のクライマックスまで駆け抜ける感じが良かったです。
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今まで以上にサスペンス色が強くなっていた。今回は設楽教授視点でエピソードか進んでいくなか、櫻子さんが冷静に推理をしていく様子が新鮮だった