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実は集団的自衛権をめぐって「焦点」となったのは、国会論戦とは別に一般の処では徴兵制が復活するのではないか、等々のわりと答えやすい議論であった。具体的に言えば、閣議決定直後に出された想定問答の内容が直後にはいろいろ話された。その論点はこの本ではほとんど触れられてはいない。ここで解明されているのは、どちらかといえば、NHKの討論番組で政治家ではなく専門家たちが言い合うような論点が述べられている。だから必要ないということではなくて、集団的自衛権をめぐってこれから法整備の前にアベを退陣に追い込むために必要な論点が非常に多い。集団的自衛権徹底批判のために必ず出てくるであろう論点の心強いアンチョコになりうるものなのである。私は、10ほどをPDF化して常にiPhoneにいれておくことにした。
例えば、論点42である。
「集団的自衛権は国連憲章でも認められている、国際的に受け入れられて当たり前の権利でっせ。日本が遅れているんだよ」という意見は「徴兵制になるはずないでしょ」という意見と並んでよく出てくる。徴兵制については「政府のヤツらが信用できるもんか!」の一言でわりと論破できるが、国連が出てくるとなかなか言い淀む人もいるのではないか。そういう時にこれが役立つ。要は「国際的に受け入れられていない」のである。その根拠が縷々述べられている。読んで欲しい。
2014.08.8読了
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集団的自衛権における解釈改憲を一つひとつ事例を挙げながら論破する、という見出しにひかれ読んでみたのだが…。アメリカ追従は×なのだが、それを実行する為の軍事力保有はもっと×という、じゃあどないすんねん!的サヨク論旨に終始。良く読んでみたら本書を絶賛してるのは朝日新聞。著者はサヨクどころかバリバリ共産党の極左…。うん、やっちまった。
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国際法的なものや国際的感覚で語るのでわかりやすい
政府ができないと認めてることが具体例になっていたことには笑えた