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マンガ生物学に強くなる 細胞、DNAから遺伝子工学まで みんなのレビュー
- 堂嶋 大輔 (作), 渡邊 雄一郎 (監修)
- 税込価格:1,210円(11pt)
- 出版社:講談社
- 発売日:2014/07/18
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紙の本
何でもかんでも詰め込み過ぎ!マンガだからわかりやすいと思ったら大間違いでした。
2016/01/31 20:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に書いてある「圧倒的な図解で生物のしくみが一目瞭然!」にひかれ、
中をパラパラ見て買ったのですが、期待外れでした。
まず、登場する高校生の生物部員や先生のやさしそうな外観とはまったく
違って、セリフ(つまり説明)が専門的過ぎてすんなり理解できません。
例えば、Lesson 6 「組織と器官」ではこんなやり取りが交わされています。
生徒「ニューロンを支えたり栄養補給したりして助ける細胞は末梢神経では
シュワン細胞、脳と脊髄を構成する中枢神経ではグリア細胞よ。」
先生「上皮組織、筋組織、神経組織、この3つ以外の組織が結合組織」
(以下続く)
その横に神経細胞のイラストがありますが、全然理解の足しにはなりません。
途中で出てくる変なギャグやつっこみも煩わしいだけです。
著者はまえがきでこのように書いています。
「生物は暗記科目でつまらない(つまらなかった)という声をよく聞きます。
このマンガの中の生物部員たちと一緒に、いろいろ脱線しながら(中略)生
物学って面白いな」と思ってくれる人が一人でも増えてくれたら幸いです」
それなら、こんなに生物の専門用語を並べ立てないで、マンガとストーリー
だけで生物学を面白いと思わせるようにして下さい。
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