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2013/9/9
はぁおもしろかったー!
久しぶりに一気に読みきってしまった
吉野北高の図書委員の話。
誰にでも分け隔てなく接するかずら、好青年の大地、クールに見えるけどあついものをもってる藤枝、大人っぽくたよりがいのあるワンちゃん、女の子から見てもかわいいあゆみ、オタクな西川くん。
それぞれが自分に持ってないものを羨ましく思い、悩む。
自分は自分てなかなか難しい。でも、最後あゆみちゃんが、
今はかなわなくてもいいや。と思うことにしよう。大好きな先輩みんなが私を大事にしてくれている。そのことを一番に考えよう。
わたしも比べてへこむんじゃなくって、今まわりにいてくれている人たちの気持ちを大切にしたい。
学生時代は本の些細なきっかけが大きな行動をうむ。これからの吉野北高のみんながたのしみ!
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10月17日読了
とっても読みやすく1週間くらいで読むことができた。なんとなくわかる。彼女はいらないと言っていた人にいきなり彼女ができることがある。
裏では、あゆみのようにがんばるから!一生懸命勉強して追いつくから!!と押して押してやっとの思いで大地くんと付き合えたんだ…と思う。
現実の世界でも図々しい女が勝つのだなと思った(笑)
ここで使う図々しいは悪い意味ではないので(笑)
かずらと大地は息は合うが付き合いはしないだろう。わたしは藤枝と付き合って欲しいなと思った。
藤枝が銀杏の匂いがするたびにかずらを思い出し、あの日を思い出す。愛されているなと、羨ましくも思った。
わたしだってあの日を思い出す匂い、風景がある。その度に好きなのだなと思わされる。
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ものすっごい軽い。
軽すぎて1時間で読める。
中身は本当に純粋な学園もので
「中学生かっ!」
って突っ込みたくなるほど幼い。
でももしかして自分も高校生だった頃
こんなだったのかもしれないなぁ。
シリーズものらしいので
頭が疲れた時なんかにサラッと読もうかな。
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図書委員の高校2年生・かずら。気の合う男友達で委員仲間の大地が、可愛い後輩・あゆみとつきあいだしたことから、彼への微妙な想いに気づいてしまった。だけどこれは恋ではないと、自分の気持ちにふたをする。一方らそんなかずらへの恋心を抱える、同じく委員仲間の藤枝は……。
地方の高校を舞台に、悩み、揺れ動く図書委員たちを描いた、第3回ダ・ヴィンチ文学少女 編集長特別賞受賞作。シリーズ第1巻。解説・堀北真希(女優)
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みんな真面目で、ひたむきで、まぶしい。
でも、よく読むと皆しっかりした子達。
読み手がおばさんがだから星5つ。
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本屋さんで見かけて気になってはいたけど、なぜか躊躇してた本。
初っ端で『ノルウェーの森』が話題に出て来て、あぁ俺が
挫折した本をこの子も挫折してるわぁって思ったw
多分甘酸っぱいとか形容されそうな内容だと思う。
けど、何歳になっても恋してる時はこんな感じになるんじゃないかぁと。
学生の頃図書委員なんて興味なかったから、
やらされてもサボりまくる方だったかもしれない。
今なら喜んで引き受けちゃうな。
この高校の図書委員会みたいな雰囲気ならなおさら!
今後の展開が気になるなぁ。
続編出てたと思ったから、今度読もう!
今のところ出て来たキャラの中じゃかず推しw
かずには幸せになってもらいたいもんだ。
追記
これ読んで特に驚いたことが3つ。
ムカデにかまれるのが結構頻繁にあるらしいって事。
電車ではなく、汽車通学している事。
堀北真希の解説文の上手さ。
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登場人物それぞれが語り。
それぞれの視点で登場人物を語るので、面白い。
青い春だねぇ〜で終わった。
かなり短時間で読了
続きを買うか迷ってるとこ
2015/1/18
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藤枝が良いです。
学生青春ものはこうでなくっちゃと前のめりの姿勢で読みました。
あの頃の私はこんなに素直にがむしゃらに学生生活を送ることができなかったので悔しさと後悔でいっぱいです。
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図書委員のメンバー個々の視点から語られる人間関係(恋愛模様!?)。
どのように他人が自分を見ている、評価しているかなんて言葉にしてもらわないと分からない。
本人が思っている以上に他人から見た自分は素敵なのかもしれない。
ただ自分の素敵なところというのは本人にとって当たり前なので気づかないんだろうな。
色々な人との出会い、関わりの中で自身の素敵なところ知っていく。
そんな高校生活を送れるのは素晴らしいと思う。
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きらきらの青春@図書館。
図書委員会ののんびりした静けさ(イメージ)が、きっとこの小説の全体の雰囲気を作っている。図書委員会って、まあ、こんな夢のある雰囲気かもしれない、なんて。
章ごとに語り手が変わる。それで、それぞれが意外ともやもやを抱えていることもわかる。けれど、全体的には平和。
全体的に理想的な話ではあるけれど、そこがまた、甘酸っぱくていい。今日マチ子の絵が雰囲気を作っている。基本的に善人しかいない、それなのに少しずつお互いを傷つけている、そんな少女漫画の柔らかさ。
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私も田舎の進学校の図書委員だったので、当時を思い出しつつ読みました。今も大学の図書室の常連なのですが、でもやっぱり田舎の古い校舎の図書室とは雰囲気が全然違うし、何より図書委員でとりとめのないおしゃべりをしていたことがいいんですよね。懐かしさと甘酸っぱさ、そして何よりもそれが貴重な時間だったということを思い出させてくれた1冊でした。
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吉野北高校の舞台となった、城北高校出身だからだと思うけど、こんなに当時の思い出が蘇ってくる本は初めて。図書室のかび臭い空気、帰り道の土手での告白、汽車通、全部が懐かしくて遠い記憶なのに、この本の素直な表現と細やかな描写で鮮やかに思い出した。素敵な青春を味わえる作品。ああ、あゆみになりたい。
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こういう純粋な恋愛感情って、もはやファンタジーではとすら感じますが、
素直に応援もしたくなり、たまには良いなと思います。
誰が話しているのか掴みづらかったり、関西弁だからか、会話がわかりづらいと感じた部分はあった。
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再読。前に読んだのはいつやっけ・・・?
私がモリモリ読書をしていたのは、もちろん産前。妊娠して仕事がひとつ減ったらそのぶん読書ができていいわーとほくそ笑んでたのに、7か月くらいのときに小野不由美氏の「屍鬼」を読んで本気で気分が悪くなって以来、読書から遠のいておりました・・・。
でも、子どもたちが幼稚園に入ってからチョイチョイ読めるようになってきて、最近はこの状態。笑
ああー、楽しい。
さてこの本の初版は2008年やったので、産後に読んだんやな。確か感想文も書いた気がするので、前のブログに載せてたんやろうな。相変わらず、前はどんな感想文を書いたのかさっぱり覚えてないので(笑)、新たに書こう。
前回読んだときは、図書館で背表紙タイトルを見てふっと借りたのだけど、今回は続編が出ていることを知って
「そういえば、1冊だけ読んだな・・・」
と、思って再読することにした。
タイトル通り、徳島県の高校を舞台にした話やった気がする。
(「気が」!?)
(だって地名は出てきても県名は出てなかったから・・・)
図書委員会の男女たちの淡ーい、ゆるーい生活を書いてて、文章がマニアックというか、著者自身ももしかして作中で語られる
「イケてないグループのおたくやけど、それをよしとしていない人」
やったのかなあ、と、思わせるところが、ちょっと読みづらくはあった・・・。
でも40も越すと、もう、作中の子たちが子ども世代やからね!? 笑
背伸びすることも、自分をカッコよく見せたいけれどそれが恥ずかしいことも、全部全部ひっくるめて、初々しいなあと思えるようになってきたわ。
この子たち、どんな大人になるのかしら・・・、的な!
あとは、かずらと大地の「偽善者ぶり」に、ひじょうに納得。
きっと私も若いころは、藤枝くんがかずらと大地の「偽善者ぶり」にいらいらしたように、
「いいことをやってるのに、『それは自己満足じゃないだろうか』と、いちいち問うとか、何様!?」
と、文句のひとつでもつけたくなったやろうに、なんやろうね、「偽善者ぶり」が、わかるわー。
偽善者ぶりたいわけでもないけど、結果的にそうみられるかもしれない、と、いうところまで心配してしまうかずらと大地の不器用さというか、他人の目を気にしすぎてるところというか・・・。
学校という狭い世界の中では耐えられるかもしれへんけど、将来的にもっと広い世界に出たら、自分自身の物差しではまったく理解できない人とようけ接触せなあかんからね・・・。
そのときに、他人の目に映る自分まで気にしてたら、どこかで行き詰っちゃうかもよ。
「どうせ別れるんやから、付き合いたくない」
という理由は、相手を傷つけてしまうだろうから、なんやけれど、相手が傷つくかどうかは相手が決めることやし、また、そうならないようにする方法が将来的に見付けられるかもしれない。
だから、自分で勝手に完結しないでほしいと言えるあゆみちゃんに、かずらも大地も憧れるんやろうな~。
私も、あゆ���ちゃんに憧れるもの。笑
かずらと大地ほど、他人に気遣いをしてるタイプではないので、私があゆみちゃんに憧れるとは片腹痛いんやけどな。ハハハ。
「思わず泣きそうになった」
と、いう感情が、わりと好きみたい、私。
きれいな景色を見て、おいしいものを食べて、楽しい話をして、懐かしいものに触れて・・・。
悲しいのではなくて、自分では制御できない感情を揺さぶられる不安さに泣きそうになるのかも。
たまにはそんなふうに、感情に揺さぶられてみたいとも、思う。
「勝手に流れていく時間」とともに過ごして、先のことはわからないから悲観的になりすぎるのもなんだか勿体ない。
この子たちみたいに未来が無限にあるわけでもないけど、一年後の自分は、ほんまに、どうしてるんやろうね。
少なくとも一年前の自分が想像した私では、今は、ないな・・・。(;^ω^)
去年と比べると今年のほうが・・・。いいような、悪いような・・・。
いいこともあれば悪いこともあるかな。それが案外、ベストなんかもしれへんな・・・。
それにしても、徳島県の言葉って、独特やなあ。
同じ関西やから同じような言葉なんやと思ってたけど、全然違うのね・・・。
むしろ、岡山とか広島に近い?
天気予報にはいつも登場してるし、淡路島を経由した橋も新しくできたもんやから、つい、
徳島って関西に近い
と、思ってたけど、それは最近の話なんやな・・・。
図書委員かー・・・。私は高校の図書室に行くことはまったくなかったので(存在してたんやろうか・・・?)(なんせ、新設校やったもので・・・)、図書委員とかちょう憧れる。
せやけど、図書委員の幹部(この言い方もすごいよね)になれるような人は、高校生のうちから村上春樹を読めないとあかんらしいよ!
無 理 だ ・・・! 笑
ノルウェイの森とか、ぜんっぜん理解できひんかった。羊をめぐる冒険も読んだけど、全然・・・。
私は二十歳のころに読んだわ。あれ以来もう、著者の本がどんなけベストセラーになろうと、まったく手を出せておりません・・・(笑)。
山田詠美氏の「放課後の音符」は、読んでみようかな。
しかし・・・。汽車?! 汽車通学って、何!?
電車のことよね、それもたぶん、JRなんよね!?
四国はとにかく電車での移動が大変という噂を聞くけれど、汽車て!!!!
イヤァ・・・。
平成の話よね、これ・・・?
えっ、汽車って、日常的にいうの!? ひつこい
(2017.04.02)
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徳島の高校図書館を舞台にしたピュアで温かくて優しい青春物語。
方言がとても新鮮!
高校生の頃に感じる、ドキドキ悲しみ苦しみ葛藤困惑優しさ、それぞれの想いが交錯する。
かずらから大地への想い。
藤枝からかずらへの想い。
あゆみから大地とかずらへの想い。
話もキャラも全く嫌みがない。
それぞれが良いキャラ✨
藤枝が本当にいいやつで、これから頑張って欲しい。
本編も番外編も清々しく、これからを期待させる、前向きな感じで終わっていてよかった。
ぜひ読んで欲しい。
たぶん教えてもらわなかったら見つけられてなかっただろう。こんなに素敵な本に巡り合えてとても幸せです。