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植物を育てる話だけでなく、人生について鋭い視点で語る話が織り交ぜられており、内容はとっても深い。
共感できる部分も多くて、また読み直したいな。
台湾旅行メンバーとの思い出話も聞いてみたくなった。
引越しを一緒にしているような気分にもなった。
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太陽がもったいない。タイトルいいね。
緑のカーテンを今年は作ろう。ゴーヤよりお花がいいな。朝顔かな。
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『太陽がもったいない』
山崎ナオコーラさん
同感するとこが多すぎて付箋を貼ってたらすごいことになっちゃった
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相変わらずネーミングが秀逸だこと。
「太陽がもったいない!!」は私の口癖でもある(エクスクラメーションマーク付き)。晴れていれば飛び起きて洗濯し、庭の草たちを愛でるのが日課だ。晴れた日と曇りや雨の日の活動内容を凝縮すれば、5倍ほど差があるにちがいない。
園芸をちょこっとかじっているからこそ、ナオコーラさんの知識と経験量に圧倒される。コンパニオンプランツも名前しか知らなかったし、アボガドも何回か挑戦したが芽が出たことはない。ベランダでそんなに育てられるのか!と勇気をもらえる。
そして、園芸を通して自分の生活・人生を静かに見つめ、丁寧に文章にしていく著者に好感を持てた。
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1978年9月北九州市生まれ、埼玉育ち、東京在住の山﨑ナオコーラさん、20代はバックパッカーでアジアの国巡り、26歳で作家デビュー、30歳の頃から園芸を始められたとか。「太陽がもったいない」、2014.7発行、植物にとても優しいナオコーラさんです。マンション11Fの広いベランダ、花、野菜、虫や小鳥たち、そして太陽・・・、何時間でもベランダを眺め続けるそうです。
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『絶望手帖』に引用されていたことからこの本を読んだ。自分との向き合い方はもっと気楽でいいと思える堂々とした文章だった。たくさんの本から引用があるのも、次につながってうれしい。
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以前読んだベランダ園芸の本と内容が同じだった(あちらの方が後に出て加筆されていたよう)
日頃なんとなく感じる、心の奥で何かもやもやとした捉え所がなく説明できないことを、上手く言語化されていて清々しい。
読んでいて、「あー、それそれ、そういうことがいいたかったのよ!」と何度も膝を打った。
こういうことができるのが、やっぱりプロの作家だなあと思わせられる。
そして、著者の植物に対しての姿勢や捉え方から、すごく繊細で傷つきやすい人なのだと感じた。
そういう部分が滲み出て著者の人柄に触れるのも、エッセイの醍醐味だ。
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「人のセックスを笑うな」という衝撃タイトルのデビュー作以来、気にはなっていたものの、まだ読んだことがなかったナオコーラさん。彼女の単行本で装丁もいい感じの一冊を見つけたので、購入して読み始めた。園芸に興味がないわけではないが、私は園芸のことが知りたくてこの本を買ったわけではないのよと思いながら読んでいたが、結果としてはかなり満足して、「セックスを笑うな」も読まねばと思ったし、園芸もやろうと心に誓ったのである。
私は、政治家の悪口は言わないことにしている。理由は、政治だけで国を作っているわけではないからだ。皆で国を作っている。経済で、雑談で、文化で、スポーツ交流で、建築で、言葉で、写真で、演劇で、通訳で、料理で、洗濯で、子育てで、インターネット書き込みで、国を作っている。どうして日本の未来を政治家だけに背負わせた気になって、傍観者のように悪口が言えるのか。(158ページ)
→こういう人好き。同じクラスにいたら、間違いなく仲良しになってる。
下世話だが、彼女のような小説家の家計とか気になってしまったよね。
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文章が綺麗ですごく好き!!でも終盤は悲しい内容だった。
園芸を始めたくなった。大学の部員が一人もいない園芸部、入ってみようかな。
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ナオコーラさん2冊目。エッセイは、初。
タイトルでなんとなく読み始めました。
エッセイだとも思わずに読み始めました。
やっぱりいいですよね。ナオコーラさん。繊細でもあるのでしょうし、強い女性でもあるでしょうし、すごくいろんな面を持った素敵な作家さんだと思いました。
間引きが嫌い。すごくわかる。トマトでも苺でも桃でも…苦手だもんなぁ。植物に対する愛情深さと共に、人に対する苦手さも相まって。
人ってホント一言では言えない…相反することの同居もままあるのが人間の精神。
なんと言うか、スゴい赤裸々に考え方が語られるところが引き込まれます。
こう言う女の人と話してみたいなぁ…。
13奇形を愛でる
14台風の日に生まれた
15「借景」について
18さようなら、私のベランダ
あたりが好きです。
好きだなぁ