紙の本
純粋に面白い、楽しめる
2014/11/27 17:42
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投稿者:vienanmeri - この投稿者のレビュー一覧を見る
いや~、久しぶりにおもしろい本にぶつかった。訳者あとがき(下巻)に本の本の本、と書いてあったけれど、謎の謎の謎・・・の展開。
純粋にエンタメ、楽しむための読書でした。
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第1作目がベストセラーになったが第2作目が書けずに苦しむマーカス・ゴールドマン。彼はかつての恩師に助けを求める。その恩師の庭で失踪していた少女の遺体が見つかる。そして2人が恋仲だった事が分かり、逮捕されてしまった恩師を助けようと事件を調べ始める。
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面白かったけど、なんか、あっという間に読んじゃった・・・っていうほどでもなかったかも。読むのに時間がかかっちゃったです。下巻に期待。
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面白かった!どんどん本に引き込まれて、夏のニューハンプシャーで過ごしている気分になった。
主人公は2作目が書けない新人作家。気分転換にのどかな田舎町に住む恩師のところを訪ねていくが、その恩師が殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう。容疑を晴らすために事件を追い始めた主人公。明らかにされる新しい事実、新しい容疑者。二転三転する展開にどんどん読み進めてしまいます。読み終わるのが少しさみしくなるほど引き込まれました。
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感想はブログにて。
http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-260.html
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30年以上前に失踪した少女の遺体が見つかったことから、静謐な港町に住む人々の秘密のベールが一枚一枚めくられていく。それ自体は北欧辺りによくありそうなパターンの設定ながら、舞台はアメリカ。しかもメインプロットと絡んで、主人公とその先生の友情が話の根幹をなしていてこれが良く、主人公の成長と再生の物語ともなっている。しかもそれは30年にわたる物語で70年代の青春小説のような側面もある。そういう意味では少しトマス・H・クックを彷彿とさせるところもある。
複雑なプロットに、現在、過去(事件の起きた時点、さらにそれ以前の主人公の青春時代)と様々な時制が絡みながら真相が明らかになっていくさまは見事としか言いようがない。果たして後半は?
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若い人の処女作だからか、やや冗漫な気が。その全てが伏線になっているのかも知れないが。会話が多いのですらすら読める。これも若い作家の特徴かもね。それにしても、これだけ中身が空っぽのマーカスのどこにハリーは才能を見出したのか、そんなマーカスがどうして処女作のベストセラーが書けたのか、ノラ殺しより、今のところそれが一番の謎だ。
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新進作家が恩師の容疑を晴らせるか?
失踪した少女をめぐる事件もの。
マーカス・ゴールドマンは1作目が大ヒットした新人作家。
一躍セレブの仲間入りをしていたが、1年半たっても次の作品が書けず、催促され、契約違反にも問われ始めていた。
かってひとかたならぬ世話になった大学の恩師ハリー・クバートに助けを求め、懐かしい海辺の家に滞在することに。
ハリー自身作家でもあり、長身でハンサムな町の名士だった。
ところが、ハリーの住む家の庭から白骨死体が発見され、33年前に失踪した美少女ノラだとわかる。
ハリーは15歳のノラと秘密の恋に落ちていたと告白するが、殺人は否定。
誰にでも好かれていたノラだったが‥
事情を探るマーカスの前に、意外な展開が?
作者は1985年ジュネーブ生まれ。
高い評価を受けている若い作家です。
フランス語で書いているんでしょうね。
アメリカのニューイングランドでも毎年夏を過ごしていたそうで、そこが舞台になっています。
さて、後半はどうなるのでしょう?
期待してます☆
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私の評価基準
☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
☆☆ 普通 時間があれば
☆ つまらない もしくは趣味が合わない
2015.3.19読了
面白いと思う。
あとがきにもあるが、荒削りだったり、陳腐なところがあったり、特に前半は冗長だったりするが、独特な雰囲気もあるし、わりと複雑な構成になっているのに破綻しているところもない。
後半の畳み掛けるような展開は読むのが止められなくなる。
そして、なんといってもこの若さでこの文章力はすごいと思う。これから、楽しみな作家の一人だ。
でも、いつも気になるのが、映画の脚本のような小説が、どうしても洋書には多いように思えることだ。
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上巻はこの世界観に慣れるためのウォームアップ
ニューハンプシャーという閉鎖的なアメリカの田舎町で33年も前に何が起きたのかをはっきりとさせるために慣れていく必要性がある。
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「できるやつ」云々のエピソードはどうかと思うが,ノラの白骨死体が出たあたりから俄然面白くなってきた.下巻が楽しみ.風景描写がとても味わい深く,事件の背景に深みを与えている.
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上下合本版を買ったので、えらく長く感じたが、二部後半あたりからは、すぐに読めてしまった。海外ドラマを見ている気分だった。レモネードとコーヒーが飲みたくなる。
訳者が、アレックスと同じ人だったので、非常に読みやすかった。二転三転するストーリーで楽しく読めた。
ハリークバートを思うと悲しくなる。
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ジュネーブの作家のアメリカ・ニューハンプシャーを舞台にしたミステリ。
あらすじ
デヴュー作がヒットしたものの、ライターズ・ブロックにぶつかったマーカス。恩師で国民的作家ハリー・クバートを頼りにすす。しかしハリーの庭から33年前の少女の白骨死体が発見される。しかも当時34才のハリーと15才のノラは恋愛関係にあったと告白される…。
現在(事件の解明や、マーカスと出版社のいざこざ)と33年前が交互に書かれる。上巻のほとんどは中年ハリーと美少女ノラの恋愛小説のようだった。あとはアメリカの田舎町の様子を楽しむ。ノラのバイト先のダイナー?レストラン?の様子とか。上巻の最後のほうになって、ノラってなんか謎が多い気がした。
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海外サスペンスドラマ漬けの日々のせいか、サクサクと読み進められた。
ノラは天使かさては小悪魔か…?
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おもしろかった!
被害者は何者だったのか?
そのことがだんだんとあきらかになってゆくにつれて
でてくる事実に先を読むのを止められず最後まで一気に読んでしまった。
一発屋で終わってしまう不安を抱えて恩師のもとを訪れた作家、そこで知った恩師の秘密。
少女と作家の純粋な恋、と思いきや、
それだけでないなにやら幾人もの思惑がからんで、
これは無実が証明されたとしても、
ハリーにはつらいことになるかもなあっと
下巻に続く。