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2015/1 今回は読みやすい。これから人間模様はどうなっていくか楽しみだ。本作はマイルドなストーリーとしてガス抜きができたので、次作は今までみたいにチョット暗く少し陰湿さがあるストーリーを読みたいな。
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相変わらず長いのですが、シリーズの中では一番、
好きなお話でした。
当初、今一歩なじめなかったアサドのキャラクターも
やっとしっくりきました。
いろいろな国籍の人が出てくるあたり、なかなか興味深く、
頑張れ、マルコ! って思いながら、
マイペースで読み切りました。
次作にも期待しています。
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大好きな特捜部Qシリーズの5作目。待ってました。
アサドとローセにはなんじゃこいつらと最初の頃は思わされたけど、今は三人のやりとりが楽しくて・・・・
今回は特にマルコの存在がいつもより明るくしてくれてました。
カールの恋愛への判断私は良かったと思う。
まだまだシリーズが続くことを願います。
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キャラ立ちもしっかりし、1作目の映画化もあるなど盛り上がってきたこのシリーズ。復讐譚ばかりだったのだが、これは若干異なるわけでそれでもやはりこの作家はうまい。元相棒がどうからんでくるかというのもそそられる。
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2014.2.28.2008年秋デンマーク政府がカメルーンのある地域で進める開発援助プロジェクトのリーダー、ルイ・フォンが殺される。外務省の上級参事官ヴィルヤム・スタークはそのルイ・フォンから意味不明のショートメッセージを受け取り、上司のレニ・E・イーレクスンに報告する。事情を知るレ二 はヴィルヤム・スタークを葬るために暗躍し始める。その2年後2010年秋、コペンハーゲンで物乞いをして1日を過ごした後、仲間と共に迎えの車の中にいた。マルコの叔父、ゾーラは一族の首領で暴力的な手段で子供たちを支配し、搾取していた。マルコはある日叔父がマルコを障害者にして稼がせようと父親に相談しているのを聞く。ゾーラはマルコの仲間であるミリャムを意図的に障害者にし、物乞いをさせていたのだ。盗み聞きに気づかれたマルコは逃げ出すが、すぐに気づかれ追われる。森の中に逃げ込み地面を掘って隠れるがそこには大人の死体があった。
カメルーンへのODAに関わる不正と、マルコが見つけたものが大きく関わり、マルコは行くていくてに追手をかけられる。マルコは逃げ伸びるのか。聡明なマルコの姿がいじらしく、一気に読ませる展開ですごくよかった。カールの恋愛譚は申し訳ないがあまり関心がなく読み飛ばしてしまったが。
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読み終わるのにすごく時間がかかった。話に集中できなかった。マルコの逃亡場面もありえない感があり、マフラーを巻くような早春に川を泳いで逃げたり、たまたま彼に注目していた図書館員がいたりなんて。カールといいスタークといいデンマークでは自分と血がつながっていない子供を自分の子供のように育てる男性があたりまえなのか?カールに至っては母親ともわかれているというのに。そんなことのほうが気になった。黒人の女の正体は?
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今回もおなじみ登場人物たちのコミカルなやりとりとシリアスな事件のギャップが楽しめた。毎回事態が好転したり謎が深まったりで次作も楽しみ。
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日本が社会保障や社会福祉や教育などを問題にする時、よく北欧をお手本に考えるが、北欧の現代ミステリを読むと、結構闇の深さが見えるんだよね。今作はマルコ少年の魅力に尽きる。釘打ち機事件の進展がなかったのは残念。でもハーディはよかった。カールの恋愛はどうなる?
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面白かった( ´ ▽ ` )ノ
今回も暗がりから殴られるんじゃないかとビクビクしてたら
逆にマルコの縦横無尽、ハリウッドばりの華麗なる逃避行で楽しめた。
ハーディが起きた‼︎
いろんな人がいろんな濃いキャラで読むほど親しくなってく感じ。
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個性的な警察官達、やっぱり日本とは味が違う感じ。マルコの危機回避能力にはビックリします。スーパーマンみたい。大人になったら彼はどんな人になるんだろう?楽しみです♪♪
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シリーズ、第5弾。
あああ、今回も面白いいいいいい!!
マルコがかわいそうすぎて、一体どこまでいったら救われるのかとハラハラハラハラしまくった。
カールも、良いニュースもありながら、やっぱり私生活は大変続きだし。ローセは変わらず、アサドは……少しずつ謎に光が当たってきて、あああ、こっちもハラハラするう。
どれだけ広範囲に広げたの!?的な展開の今回だけど、しっかり全てを回収しきって終わるところが素晴らしい。
ちょっとやっつけっぽかったところもあるかもしれないけれど、それでも罪を犯したものと犯さないものへの平等感で納得させられる。
彼にも彼女にも幸あれかし。そして特捜部Qのメンバーにも、勿論。
ゴードンは果たして仲間になれるのであろうか……
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今回は完全にQ課トリオが少年マルコ一人に食われてしまった感があったが、それによって面白さが損なわれるようなことはなかった。
訳者あとがきにも書かれているとおり、読んでいくうちに最後まで無事でいてほしいと願いたくなるマルコの魅力が最大の見所。
スリや物乞いで生きていかなければならない身であっても、心根は真っ当で賢く、向学心に溢れているマルコは、ひねくれ者だらけのこのシリーズにおいては珍しく清涼剤的な存在。アサドも癒しの存在だけど彼の場合はまだまだ謎が多いしw
事件の発端はアフリカで起こり、そこからいったん別の事件を挟んでようやくマルコと特捜部Qが薄い接点で繋がってくるので、序盤で少々だれてしまったが、接点までの道のりをマルコが引っ張ってくれているので、やはりマルコの存在感は大きい。
事件の最後に特捜部Qが全員一致で示したある2つの行為は、決して法的に正しいわけではないけれど、もともとアウトロー気質な彼らが下した判断だと思えば爽やかで人間味に満ちた情状酌量である。
カールと犬猿の仲のビャアンが新たなポジションに着き、新たな一面を少しだけ見せているが、これもまだまだ謎だらけ。もしかしたらシリーズが終着駅に着く頃にはこの犬猿の仲が緩和されてるかも…と思わないでもないが、今のところ相変わらず嫌なヤツである。
また、カールの恋人未満リスベトが新たに登場。個人的にはモーナに魅力を感じないし、カールがそこまでモーナを恋慕する気持ちがさっぱり分からないので、私はリスベトのほうに肩入れしたい。
ハーディの状態が少しずつ好転してきているのが今回の朗報!
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アフリカとデンマーク。
公金横領と暗殺者、移民の犯罪組織。入り乱れるなか、組織で育った少年マルコは犯罪を強制される生活から逃れ正しく生きようとする。
特捜部Qも、新たなメンバー?が加わりさらに迷走。
今までのシリーズで一番面白かった。重苦しくなりすぎないのも良かった。
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シリーズ第5弾。
今回はミステリーと言うより、良質な冒険小説って感じで、逃走劇とアクションシーンがたまらなく良い。
で、その逃走とアクション場面を生かしてるのが、Qの面々を差し置いて本編では間違いなく主役を張ってるマルコ。この子がいいんだよなぁ。少々出来すぎ感はあるものの、優等生がいないこのシリーズにとって、貴重な賢い良い子ちゃん。
癖があるキャラばっかりのところに優等生を放り込むという展開が大成功している。マルコを脇役しておくのはもったいないなぁ。でもQの1キャラクターでは生かし切れないし、ここはマルコを主人公にした新シリーズを展開してみてはどうだろうか?まずは本編スピンオフって感じでもいいんだけどなぁ。と、無責任なファンは勝手な妄想を膨らませていたりする。
今回は食われ気味の、本来主人公他メインキャラもそれぞれに色々あって、マルコとは真逆に全く使えない新キャラ(デンマークにもゆとり世代みたいなんあるんやろか?)が出てきたり、冴えないようにみせかけて実は日照り時期の少ないカールの恋の行方が新展開だったり…
常連は常連で結構オモロいことになってきて、従前からのファンも楽しめるようなサービス精神が嬉しいぞ。
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2016.1.6ごろ
端的に言って最高だった
そもそもジプシーをロマと呼ぶことすらはじめて知ったが調べてみるとかなり興味深い
デンマークにはまだヒッピーがいることもはじめて知った
マルコのキャラクターが非常に良い