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最初の料理が全てをつなぐヒントです。
とてもいい話で、一気に読めた。
レシピの料理を、食べてみたい。
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料理をテーマにした小説であるため、当然に現代料理がストーリーの主軸と思っていましたが、読み終えたとき、永遠のゼロの読了感によく似ていることに気づきました。
戦争に翻弄されながらも、料理を通じて国に貢献しようとして裏切られますが、そのまま事切れてしまわず、自らの信念を後世に託そうとする直太郎の姿勢には感動させられました。
確かに絶対音感があるように、麒麟の舌をもつ人間もいると思われ、その能力は遺伝するという構成には納得できるものがありました。
久しぶりにどっぷり浸かれる小説に出会い、読了後の感動から現実世界に戻りたくないという余韻を楽しむことができました。
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文章イマイチ下手くそで期待の割にう〜ん…
新聞で色んな料理人が絶賛していたけど、
みんな本当に読んだのか〜⁇
ちなみに主人公のイメージは和食料理人の笠原氏らしく、
想像しながら読むと確かにあってた( ´ ▽ ` )ノ
巻末のレシピ作ってくれたら食べたいな〜
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次はどういう展開になるんだろうと、どんどんページをめくって読んだ。どんな壮大な結末になるのかと思ったら、意外に身近な問題に落ち着いたのが、あーそういうことなのかーという感じ。
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可もなく不可もなし。主人公も直太朗も魅力に欠ける。もういい加減戦中派を現代まで生き延びさせると90歳超えたりして設定が歪になるなと思った。
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一度食べた味は絶対に忘れない、という麒麟の舌を持つ男たち。最期の料理請負人佐々木が、怪しげな中国人の導きで、満州に渡った料理人山形直太郎の人生を辿ることになるが、その中国人は敵か味方か、そして明らかになる驚きの事実。最後にパズルのピースが上手くはまったような感じだった。
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ほのかに優しく。
食べ物自体の描写が、あまり無いから、ちょっと空腹感あるのかな。
人物像も、そんなにリアルじゃない。2時間ドラマぽい、どこか類型的。
でも、決して手にするのは、悪くない。
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麒麟の舌に秘められた意図の謎解き。一瞬の中弛み感も結末の怒濤で解消。 最後まで読み切って良かったと言うのが、素直な感想。面白いから読んでみてよ。
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あちこちで引っくり返されるカードには、予想を裏切る内容が書かれていました。きれいにまとまり過ぎた感はあるけど、面白い。(*^_^*)
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面白かった。
現代と戦時の満州が交互に語られていく。レシピの行方や過去に一体何があったのか、気になることだらけで、ぐいぐい引き込まれた。
出来過ぎ感はあるものの、最後の方いい意味で裏切られ、読み終えて温かい気持ちでいっぱい。
巻末にレシピ名が書かれている。それぞれどんな味なのか、興味津々。
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これは面白かった!!
太平洋戦争を舞台とした小説は、本当に沢山書かれていますが、このストーリーは今まで無いだろうね。
そして、その目的が最終的には○○だったとか・・・
何だか、ドラマに丁度言い感じです。あっと言う間にTV化されそうです。
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満州立国時から現代日本と中国を股にかけた、大河お料理エンタメ小説。読み物としての構成や伏線は申し訳ないがかなり荒っぽく、勢いで押し切っている感じ。しかし料理の描写がやたら美味しそうで、出てくる創作料理のメニューもみんなすごく食欲と好奇心をそそられる。読みながら、この著者の人は、俺はこういうのが書きたかったんだー!というか……とにかく料理とか食べることにすごく深く関わって、そういうことについて一生懸命考えてきたんだろうな…というのが感じられた。最後に履歴を見て納得。
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料理は人を幸せにするもの。美味しいものは、作り手も、食べる人をも幸せな気持ちにするもの。またそうでなくてはならない。という信念をもって人生を全うした一人の料理人がいた。しかし、時代は戦時下。彼の料理の力を、人の幸せのためではなく、国の謀略、軍の勝ち負けの為に利用しようとするものが現れた時、料理人本人も、その家族や弟子たちも悲しい運命の中に巻き込まれていきます。しかし、憎しみと誤解、失意の中で亡くなった人々の後に、最後に主人公および生き残った数名の人々には、誤解を解くことができ、未来に踏み出せるような希望の持てる状況がやってきます。ラストは「ちょっと出来すぎでしょ!」と思いましたが、まあ、ハッピーエンド、終わりよければすべてよし、ということで気持ちよく本を閉じることができました。ありがとう。
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テンポよく進み、ダレることなく進むストーリー展開。予想できたようで予想できなかった結末。小説としてとても面白かった。そして料理への深い愛情を感じ、感動がじわりと広がる。料理は面倒だし苦手であまりしないけど、そんなわたしが無性に料理をしようと思わされた一冊。
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料理の鉄人のディレクターの作品だが、本としてしっかり書けていた。大きな筋は読みやすいと思うが、ぐいぐいと世界に引き込む力があり、終盤の展開、その味付けを堪能した。面白かったです。