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主人公だけでなく、敵、味方の背景が濃い。
人物の過去を語りながら話が進む。
人物紹介が退屈な序盤でも面白く読めた。
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決して好きな感じではない。
面白いって言われたから読んでるけど・・・でも、確かに翻訳ものにしては読みやすい。訳者の人が上手なのかな。
でも、拷問シーンを朝から読んでしまった時にはうげげげげ。
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前評判の割りには・・・
途中はテロリストが丁寧に描かれていて面白かったが、変なヒューマニズムがあり、結末も矮小化されていてお粗末。
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人物をしっかり描いていて、これから先が期待できます。まだ事件の入り口にも入ってない感じですが、壮大かつエグい事件が起きていきそう。
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率直によく分からない。
どこまで過去の話でどこまで現在の話なのか、ついていけなくなった。
続編読む前にもう一度おさらいします。
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CIAでもFBIでもない政府機関に所属し若くしてその世界のトップに居た私「ピルグリム」が、一度は引退して普通に暮らそうとたものの、911のテロやその後の世の中の混乱によって、否応なく諜報の世界に戻ることになり、非常に緻密で慎重で手強い相手「サラセン」を追うお話。もともとは映画の脚本家をしていたという著者の初めての小説だそうです。元脚本家というだけあり、複雑な情勢、人間関係、ピルグリムやサラセンを形作った過去の出来事に彼らの心の動きを、短い文章を連ねることによって見事に書き出していて、とても読みやすかったです。現在のことから過去に飛んだり、(全体が回顧録なので)途中で予言めいたことが出て来たりもするのですが、技巧でごちゃごちゃになることもなく3冊もある長編小説なのにサーッと読んでしまいました。大変面白かったです。
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全3巻のまだ1巻目。ここでは主人公の生い立ちと、彼の書いた本が縁で知り合った、9.11貿易センターでの出来事がトラウマになった警察官との交友などが描かれる。同時進行で父親をサウジアラビアで処刑された14歳の少年がテロリストになる様を克明に綴っていく。世界を舞台にこれから何が起こるのか。読んだ後すぐに2巻目を手にしたくなるはずだ。
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序盤は色んなことが平行して起こっているが関連がわからないので、なんのこっちゃ?と不思議に思いながら読み進めていくことになるが、段々と関連がわかってくるうちに物語に引き込まれてしまった。
こんなスパイものの世界って本当にあるのだろうか?また、こんな形のテロは実際に起こりうるのだろうか?物語を通してサウジアラビアなどイスラム世界の勉強にもなった。
ただ、この主人公、ちょっと自分でネタバレしすぎじゃないか?笑 「この後、このことがこんなに重要になるとは思わなかった。」みたいな文言が多く感じた。
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5月-5。3.0点。
最前線の諜報部員だった主人公。引退し警察補助に。
9.11テロ後にある殺人事件が発生、また別のテロの計画が
判明し、復帰し単身トルコへ。
すらっと読めるのだが、文章に抑揚が少なく、感情移入がイマイチできない。
2巻に期待。
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全三巻の話題作、図書館で2ヶ月近く待って借りた本。
アメリカの諜報組織に採用された「私」は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。あの9月11日を防げなかった組織は解散、「私」は自らの経験を、ジュード・ガレットという名前で、犯罪捜査に寄与する目的で、一冊の本にまとめた。 その数年後、 ニューヨーク市警のベン・ブラッドリーが、ヨーロッパにいる「私」を訪ねてきた。驚異的な調査で、身元を探し当てた彼は、本の内容を講習会で話してほしいと頼む。
ブラッドリーは、9/11で貿易センタービルに救出に入り、重症を負った。入院中の彼に、もう一度立ち上がる力を与えたのが、「私」の著書だった。
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手に汗握る最高のスパイ小説、読み始めたら止まらなかった。
主人公やテロリストをはじめとして、優秀な設定のキャラクターにちゃんと説得力があるのが良い。
実際にどこまで現実的に可能なのかは分からないけど、9.11後の米国でいかにしてテロを起こすのかってのは興味深かった。
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テンポが肝のスパイ小説に、じっくり読ませる濃厚さ、小説冒頭の事件が第25章でようやく繋がる(文庫3巻の1巻目の終わりの方)というスケール感。これは、新しいスパイ小説の登場です。
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というわけでスパイ小説です
池上彰さんの本でスパイ小説を読みたくなったタイミングでたまたま『真珠湾の冬』の訳者山中朝晶さんで検索かけたら見つけました
こんな出会いも推奨したい
全3巻の第1巻なんですが
すごいです
あらすじで「アメリカは名前のない男にすべてを託す!」とありますが、1巻終わった時点でまだ託されておりません
題名の『ピルグリム』も全くなんのこっちゃわかりません
では、1巻では何が語られたのか?
ほぼ登場人物紹介です
主人公「わたし」の半生、彼と闘うことになる(であろう)テロリスト〈サラセン〉の半生、主人公の相棒役を務める(であろう)警部補の人となり
テロリスト〈サラセン〉がどんなテロを計画しているか
こんなんが長々と続きます
二人の対決は始まっていません
でももう面白い
たっぷりと登場人物の背景を頭に叩き込まれ
どんな闘いが始まるんじゃい!というワクドキのドキワクで2巻へ!
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全3巻に渡るスパイ小説。
第一部は主人公「わたし」、
第二部はわたしが追うことになるサラセンの人物像をじっくりと描いている。
じっくりだけに少々退屈な場面もあるものの、投げ出してしまうまでには至らず、次巻への期待が高まる。
「わたし」に関わる養父や黒人の警部補やその妻など、
好印象なキャラクターにほっこり。
凄惨な殺人や拷問シーンの合間の清涼剤の役目を果たしている。
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スパイ小説です。おもしろいなあ。
3冊シリーズの1冊目ということで、主要人物たちの紹介が主ですが、なぜか描写に退屈せず読ませます。翻訳も良いのかな。
一見普通そうで普通でない殺人事件で幕が開き、引退したはずの諜報エージェント、イスラーム世界のテロリスト、9.11で負傷した警察官といったチート気味のキャラクターの背景が描かれます。
次の展開が楽しみ。