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プロゲーマーと言えばあまり聞き覚えのない言葉ですが、その名の通りプロのゲーマー、ゲームをする事によって生計を立てている人たちの事です。
著者もその一人で、本書では著者の小学生時代から東大入学、研究者としての成果と挫折、
その後のプロゲーマーへの転身と言ったこれまでの人生等が紹介されています。
また、簡単ではありますが、日本のプロゲーマー事情や職業人としてのプロゲーマーの未来についても知る事が出来ます。
文章は読みやすく、また余り知られる事の無いプロゲーマーとはなんぞや?と言った疑問
や東大まで行ってなぜプロゲーマー?と言った疑問も解決できるのではないでしょうか?
個人的には、著者の「なんであれ真剣に取り組むと結果を求める様になり、そして結果を出す為に自然にPDCAサイクルを回し始める。このサイクルを回す経験があれば、どの様な分野でも結果を出せる様になる」との考えが印象的でした。
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ゲームは全く興味がないが興味深く読むことができた。
情熱の大切さがわかった。
★研究とゲームの上達方法の共通点
・知識入れと課題発見
・最適の条件を探し出し、作業の短時間化を実現する。
・偶然を見逃すな
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どんな分野であれ1流の人が感じ考えたことはためになる。自分の火を自らともせないのであれば、火のある人のそばにいけばいい。それが聖火リレーのように周囲に伝わっていく。
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プロゲーマー「ときど」さんの著書
何をするにせよ日々の積み重ねが重要なのはゲームの世界も同じ。
基礎、基本が出来ている前提でどれだけ創意工夫できるか。
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著者が様々な経験を経て、
プロゲーマーとして活躍するに至る過程が綴られており、
非常に面白くあっという間に読んでしまった。
副題にもある通り、「情熱」が本書を通しての鍵となっている。
著者は情熱に対して、以下のように記している。
『情熱は、人に伝染する。情熱は松明のように、周りの人たちを照らし、火の粉を飛ばして火を移していく。』(以上、本文から引用)
内容で特に印象的だったのは、大学時代。
著者はゲームと同じくらい理系の研究に没頭していた。
なぜか。
それはポスドクの人がすごく「情熱」を持っていたから。
そのアツさが著者もアツくさせたのだ。
研究に邁進していた著者は大学院入試で転機を迎える。
順風満帆だった研究生活は、突然ピリオドを迎える事となる。
没頭していた研究を離れた著者が、
再び情熱を取り戻したのは、
格闘ゲームの世界でプロとして生きていく事を決意したからだ。
著者の父や大学の先輩、そして
日本人プロゲーマーの先駆者であり、
最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマーとして
ギネスにも載っている「ウメハラ」も、
著者の決断を後押ししている。
その後、プロゲーマーという夢を叶えた著者の行動力は、
まさしく「情熱」が持つエネルギーの賜物である。
かつて情熱を持ったポスドクから著者が受けとったアツさ。
プロゲーマーとして活躍を続ける著者は今、
アツさを他人に伝えられる存在となっている。
会社員として働く自分も、
仕事にアツく取り組みたいし、
周囲をアツくできる人間になりたい。
そんな気持ちを強くさせてくれる、
アツい本である。
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日本人初のプロゲーマーウメハラダイゴの本を読んだのでこちらも読破。
生い立ちから一流私立中学、東大に入りプロゲーマーになる過程が書かれています。
エピソード形式で読みやすいです。
著者が一番いいたいのは、論理より情熱、というより「コミュニケーション能力がないとなんでも上達しないこと」だと思います。
著者自身ゲームセンターや仲間のアドバイスなど、常にオフラインで情報共有し、気づきを得ながらプロになりました。
ゲームが上達する、も仕事ができるようになる、のも大差はないんだなと読んでみて思いました。
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結局言いたいことは一つなのだろう。効率のみを考えて動くといつかガス欠を起こす、だから情熱を燃やして、一見非効率的に思える行動でもとりあえずダメ元で起こしてみる、それが状況を好転させることがある。人生はこれに尽きるのだと自分も最近実感させられることがある。良い自伝本。
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東大卒でプロゲーマーになると言う。それだけで特異で、興味を引く題材だったが
読んでみると、作者の生き方や、考え方に引き込まれていった。
ゲームに学んだことを実生活に活かすhow toものとしても読めるが、それよりも作者のゲームに対する熱い姿勢、これに触れられることが、この本を読む意義だと思った。
情熱を失ってしまった人、何となく生きている人に是非読んでもらいたい
情熱の火をほんの少し分けてもらえるようなそんな一冊
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情熱は、論理を凌駕する。合理性、効率性を突き詰めれば物事はうまくいくと信じていた作者が、大学院での挫折などを通して、情熱の大切さに気づく。なかなか自分にあてはまる。小さい頃からのゲームのやり込み具合というか研究レベルには驚いた
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麻布中高から一浪して東大理一→マテ工→院進→中退という経歴のプロゲーマーの人生哲学。ジャンルは挌ゲー。
小学校からゲーム三昧で勉強は片手間な風だがこういう人っているよなー。いじめっこのラオウとか理解ある両親とか研究室の先輩とかのエピソードもなかなか。
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ウメハラは知っていたけど、ときどさんは知らなかった。
紆余曲折があってプロゲーマーになった物語は、小説のようで面白かった。
稚拙な表現も垣間見えるのが気になったが、ストレートに作者ときどさんの思いがぎっしり詰まった一冊。
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カテゴリーを「ビジネス」としました。「東大卒」である必要はないようにも感じる一方で、「プロゲーマー」という職業との風変わりなシナジーに面白みを感じます。
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面白かった。
情熱、詰まってます。この本。
この本を執筆した意味は、ときどさんにとってとても深く有意義だったろうと思います。
書き出し、整理し、俯瞰することで磨きがかかったのではないかなぁ。
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PHP新書って、ときどきこういうキャッチーなタイトルの本を出していて、あんまりはずれがないから好きです。
やっぱりこういうひとは頭いいなぁと思った。なんといっても、けっきょく冷静に分析できているように思う。なんとなく、人柄が見えてくるような、そんな本でした。
徹底的に何かに打ち込むことから、その内容がどんなことであってもひとは学べる、というところは、まさにそうだと思った。
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「情熱は論理を凌駕する」
この金言に至るまでのときどさんの人生を辿る作品です。伝記物です。
論理を重要視する所や,(程度の差はあれ)人生の暗黒期・絶望を経験する事など,自分との類似点があり,深く共感できました。
これからも,ときどさん応援勢のエンジョイ勢でゲームと携わっていきたいです。