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タイトル通り、東大卒のプロ格闘ゲーマー、ときど氏の待望の著書。
読みやすく、読み応えがあって、面白い。
プロゲーマーとはなんぞや、どうしてプロゲーマーになったのか、など知りたかったことが全部書いてある。
その挫折や情熱に目頭が熱くなる。
言うことなしの名著。
彼のことはプロ化前から配信を通じて知っていただけに、感慨深い一冊。
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正直期待外れ。ときどさん本人に興味のあるマニアしか楽しめない。
目の前のことに夢中になって周りが見えず慢心から失敗して反省する、というのがときどさんの気質らしくこの出来事の繰り返しが見受けられる。
本書もそのサイクルの過程の中だろう。格ゲー界の未来やらその他のことに関しても驚くほど楽観的だ。
自伝としても面白くない。好きなことだけやって生きてきたときどさんの人生に対して参考になる箇所はない。
格ゲーの話は面白い。ときどさんが己の事前研究と対策を過信して対戦相手がその上を行くことを想像できていないところは彼の視野の狭さが見て取れる。具体的な人名・キャラ名が頻発するのも格ゲーマーには親しみやすいところだ。
しかしながら本書の目的は一部マニアが喜ぶ舞台裏の打ち明け話ではなく格ゲーの裾野を広げることであると本人がインタビューで語っている。果たせているかと問われればNOだ。
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海外大会でよく見かけることから著者のファンになった。
プレイスタイルが「強いけどつまらない」と言われていることも知っている。
だからこそタイトルの「情熱」が気になって手にとった。
タイトルにその言葉を持ってきた通り、それこそが本書の核であり、彼の成長と、選択した道につながっている。
格闘ゲームがわからない人にも簡単な補足があるし、読みやすく書かれているので、すぐに読める本だろう。
本書にもあるが、今の格ゲー界隈は大会配信や個人配信など、動画で見られる事がほとんどだ。
読後彼の軌跡を確認してみたが、そこには「冷たさ」を感じるよりむしろ「熱いときど」がいた。
彼は人から炎をもらって自分も情熱を燃やすのだと言った。
熱は伝搬すると。
私も彼からずいぶん熱をもらっていた事に気づいたのだった。
これからもまだ大会は続く。
彼の動向に注目しながら、自分はその熱をどうするのか。
考えるいいきっかけを与えてくれた本だと思う。
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ブログに動画も貼っているので、気になった方はこちらへ:
http://haiiro-canvas.blogspot.jp/2015/01/blog-post_41.html
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プロゲーマーという領域が今後どうなっていくのか、凄く興味深い。
そして、何よりサブタイトルの「論理は結局、情熱にかなわない」という点が、色んなエピソードから語られているのが個人的にはとても良かった。
そうあるべきだよなあと
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文章力あるなと感心。賢いからなにやっても出来ちゃう人なのね。一つのことにとことんのめり込んで極めることの大切さを教えてくれる一冊。
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中学校時代から世界大会で優勝するなど有数のゲーマーだった筆者の、プロゲーマーになるまで、そしてなってからの紆余曲折を描いた作品。
自分の好きなことを続けて行く時に起こる障害と葛藤がありありと描かれていて、とてもおもしろく読めました。
特に、自分を成長させるための大切な要素として、情熱の火、面倒だけど戦略をコツコツ積み上げて行くこと、そして仲間との切磋琢磨、という3点を挙げており、いまも世界クラスのプロとして成長を続けている筆者の言葉として、とても説得力があり、共感できました。
ゲームに興味のある人もない人も、読み物として楽しめる本だと思います。
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ネット動画配信の普及により格ゲー界の規模は年々拡大している。プロゲーマーとして業界の発展に貢献しようとする人が日本各地で立ち上がり、いまひとつの志のもと力を合わせている。まるで幕末志士のようだ、といったら格好付けすぎたろうか。
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【ゲームに学んだこと】p97〜
①知識の仕入れと課題発見
②最短距離で成果をつかむために
③偶然を見過ごすな
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文章は読みやすくて一気に読み終えた。全く格ゲーを知らない人も取り込めるような内容で中盤まで進んだが、どうしても細かい箇所を言い表すのには専門用語が必要になり、これわかるのかなあという箇所があったのが少し気になった。次はゴリゴリとプレイヤーとしての哲学部分を書いてほしいです。
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新聞の書評を見て購入した本。
タイトルの通り、東大を卒業しながらプロの格闘ゲームプレイヤーとなった筆者の生い立ちを綴っている。勝つ為にはどうすればいいのか、論理的思考で突き詰めていく姿勢は圧巻で、世間がイメージする所の“ゲーマー”とはかけ離れた存在だと思う。そして、そんな筆者が挫折をし、もがいた末に辿り着く「情熱は論理を凌駕する」という言葉に強く心を突き動かされた作品だった。
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20140914 タイトルはともかく作者の再生の物語。何がしたいのか悩んでいる人にはお勧め。結局、情熱なんだよね。
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ゲーマーだからといってバカにしてはいけない。
一つにやりこんだ時の力は他の分野の人と同等、あるいはそれ以上にある。だからゲーマーとして生きることが出来てるのだと思う。
ジャンルはどうあれ情熱を持ってやり込むと大きなことが出来るという事例として参考になる。
8時間もゲームをすると体への影響が気になるので、ゲームすること自体を肯定する必要は無いとも思うが。
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激しい衝撃を受けた。
今まで読んだ本の数は500冊にみたないくらいだけど、それでもこれは三本の指に入る。
クールな頭とものすごく熱い情熱を人生にかけてぶつけてるのが、がんがん伝わってくる本でした。
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バックグラウンドが似てるからか、共感できる部分や同じようなこと考えてるなって部分が多かった(・ω・)
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30歳の特殊な職業に就いた著者の青春史。
熱くなれるものを目指すと楽しい、熱くなれるものがなければ熱い人のところにいくといい。彼のみが道を切り開いているわけではなく、格闘ゲーム業界を熱くするみんながいるんだという話。