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無事に完結、そんで、卒業と進学
あくまで、褒め言葉として、茶麻先生に受け取って欲しいトコだが、突出した面白さがなかった分、最初から最後までペースを崩さず、テンポを乱されず、全体を通して笑えた
この『あいうら』って四コマ漫画を支えていたのは、日常的って意味での「普通」
主人公を初めてとして登場するキャラは人間の容姿だし、宇宙人、超能力者や魔女っ娘みたいな特殊個性の持ち主じゃない、一般人。特異な家庭環境でもないし、不気味な部活にも入っていない
ただただ、毎日を華のJKらしく、同性の友達と全力で楽しもう、笑っていよう、と生活していた、奏歌たちは。そして、これからも、そんな風に暮らしていくんだろう
「どこにでもある」を四コマ漫画って形にしていたからこそ、この平均的な面白さを維持していたんだ、と私は思う
本音を言えば、学園モノなのだから、恋愛も絡んでほしかったが、いざ終わってみると、イチャイチャでなくワイワイだったから感情移入をある程度の深さまで出来たし、飽きもしなかったんだろうな、と納得
まぁ、真の主役だった彩生ちゃんは、何だかんだで自分の我儘に付き合い、笑って流してくれる颯太と一緒にいる方が自分らしくいられて楽だ、と考え、半ば強引に自分のアパートに住まわせ、同棲を開始め、流れで結婚するってのもアリだな、と妄想してはいるけど。あと、佐竹くんにも頑張って欲しいトコ。簗瀬ちゃんも、全くの脈無しじゃないとは思うし
次回作も楽しみ。ここまで、『あいうら』の普通さをベタ褒めしておいて何だが、次回作はあえて、ベッタベタのファンタジーに挑戦して欲しいトコ