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読んだときに衝撃をうけました。
面白かった。とても
ちょっとたんたんとしているところがあるのが好き。
こういう本もいいですね。
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細身の体にパースエイダーをぶら下げ、モトラド(二輪車。空を飛ばないものだけを指す)のエルメスを相棒に、一人国から国へと旅するキノ。
何もかも機械で動く人と出会わない国、閑散とした廃墟の街にただ一人暮らす男、レール工事を淡々とこなす老人たち、市民権を得るための勝負、大人になるための儀式を重んじる国、平和を維持する為の仕組みとは。
どこかいびつな国々を旅するキノの秘密とは。
懐かしの「ひとめあなたに」のような、星新一のような、そしてやっぱり「999」を思わせるキノの旅。何が目的なのか、キノに話しかける「声」はナニモノなのか。
現代のゆがみを突き詰めたらこんな国になるのかなと思わせるこの国々はどこなのか。
この先も読んではみたいけど、ほっこりするような一篇があるといいのになあ。
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旅人のキノと喋るモトラドであるエルメスが、独自のルール、文化を持つ国々を巡っていくお話。
自分が小学生の頃からこの本は知っていて、評判高いから気になっていたけど、今の今まで読む機会がなかったんですよ、それで今回やっと読むことが出来たのですけど、今まで読んでなかったことを後悔するぐらい面白い!
どことなくシニカルというか、風刺的な雰囲気が漂っていて、本来のターゲットは中高生なんだろうけど、大人でも十分楽しめる作品だと思います。
ブラックな作風で後味悪い話も多いのだけど、良くも悪くも淡々としている文体なので、結構サクッと読めるから、読書が苦手な人にも十分オススメ出来ると思う。
文字通りライトノベル。
電撃文庫は学生の時、「とある」シリーズや「デュラララ!」ぐらいしか読んでなかったので、コレを読まなかったのが悔やまれる...確実に影響受けたと思うのに...
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漫画を先に読んで面白かったので、原作を読んでみました。
面白いです。シニカルで、でも寓話的で、道徳的で。授業の題材にしてもいいかもしれません。
低学年には少し刺激強いかもなので、高学年〜中学生でしょうか。
多感な時期に読むときちんと受け止めて考えてくれそうです。
星新一のショートショートのようだという他の方の感想がありましたが、さもありなん。いい意味で。毎話、読み切り型なのが隙間で読めて手軽でいいです。
漫画版との比較でいえば、漫画版は2社から出ていますがどちらも再現性が高く各話を単話で読む分には小説でも漫画でも遜色なかった印象です。
ではなぜ小説で読みなおしたかといえば、別の方の感想に「各話の時系列が実はバラバラで、どの話がどの時期なのか アイテムや会話、人物たちから推測する楽しみがある」という推薦文があったからです。
また毎回プロローグ、エピローグ、あとがきに楽しみがあるとのこと。
これをやるには小説版でなければいけません。
少々叙述トリックの要素があるからです。
まだ1巻しか読んでいませんが、すでに時系列予想を満喫しています。
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中学生の時に読んで以降、アリソンシリーズと共に何度か読み返しています。
独特の空気感というか、何度読んでも飽きない雰囲気が大好きです。
最近離れていたので、もしかしたらここから全巻読んでいくかもしれません。
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けして理想的ではない、現実的なお話。
たくさんの人が死んでいく。だが、主人公の淡々としている性格のおかげかそこまで重くならず読みやすかった。キノの性格が好き、とにかく好き。
特に印象に残ったのは、大人の国。
「無理矢理他の人と同じように大人になるのではなく、速度や順番はバラバラでも、自分自身納得する方法で、自分自身納得する、納得できる大人になる」
ルールとか、常識とか、周りがどうとか
そんなことよりも自分の想いが何より大切なんだということに気づけました。
この本を開くだけで色々な国や文化、人と出会えるので面白かったです。自分もキノと同じように旅をしてみたくなりました。
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恥ずかしながら「ライトノベル」という言葉を知らなかった私。友人がおススメしてくれた「キノの旅」を読んで驚きました。表紙の絵からは想像できない残酷なシーンがあったりするのですが、短編集で内容は胸に刺さるものばかり。昔読んだO.ヘンリーの短編集を思い出しました。
独特な文章で最初は戸惑いましたが、内容が深いので続きも読んでみたいと思いました。
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後輩が好きな作品として紹介してくれた。
その子はとても思慮深くて品があるのだけど、好きなのがとても納得できた。
本の始めに各お話の挿絵がある。
読む前と読んだ後だと印象が変わる。
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読む前は児童文学のような、平和な冒険ものだと思っていたが、全然想像と違った
現代社会を写し取ったような内容で、時には目を背けたくなることもあったが、納得させられる話が多かった
立場によって感じることも異なると思う
各話が短かったので、最後まで興味深く読めた
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思春期に社会を皮肉った内容に共感した。この1作目はグロいけど、だんだん回を重ねる毎にオブラートにはなってくる。あとがきも作者の愉快さが散りばめられている。