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ちょっと前にジブリで映画化されたなあと借りてみました。
なんていうのか可愛くない女の子が主人公。でもこういうのが思春期ってヤツなんだろうな。うっとおしそう…。家族だってもてあますのに赤の他人は付き合いきれないだろうな…。そういう意味で世界って優しい。そして血って侮れないな、と。感性とか考え方とか感じ方も伝わるんだろうか…?面白い。
寂しい女の子と寂しい女の子が出会い、本当の友達に出会ってよかったね、という方と結局幸せになれたのかなれなかったのか、というどことなく薄暗い、悲しいお話。マーニーは結局幸せだったんだろうか?結構心配になりますね。全然話の内容は違うんですがなんとなく児童向けのグレート・ギャッツビィみたいだな、と思いました。河の向こうのキラキラしたお屋敷とか中の人と外の人、とか。話は全然違いますけれどもね。
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夏の旅行のお供に購入。乳母の機嫌をそこなうとブラッシングを痛くされるとか既視感があるので過去に読んだのかも?(意地悪なナニーやメイドあるあるなのかも知れませんが)
映画も観てみようかなあ。
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マーニーは誰?アンナとのつながりは?と思いながら読み進めて、最後にあっけなくクリアになった。この類の話なら他にも沢山あるだろうし、この話も「その他大勢」の中の1作に過ぎないように思える。「トムは真夜中の庭で」にはとうてい及ばず。
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ジブリでも映像化された心あたたまるストーリー。
自分を守るため、人と接っしようとしなくなり、学校の先生からも 「何もしようとしない」と評されたアンナ。
リトル・オーバーストンのおばさんのところへ療養もかねて夏休みを過ごすことになる。そこでは、一日中ぼんやりしていたり、アンナとどこか似たところのあるアマリンボーの船に乗ったりして日々をすごしていた。湖畔の古い屋敷が気になるうちに、そこに住むマーニーという女の子と出会う。
だれもが一度は経験する孤独を開放してくれのは、出会いだったり、ともだちだったり。どこの国でもおんなじなんですね。
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i think, she is just an awkward cuss(contrary person). and me too. story is difficult but have some chronicle in back.
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面白かった。
わたしも冷めた目で周りを見てしまうけど、「他人に知ってもらって共有できる」ことがとても大切なんだということを思った、外に出て行こうと思った。
設定が面白い。
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ジブリ映画を観終えた直後に購入。書店には[角川]と[新潮]の文庫が並び売られていた。イギリスのとある場所で転地療養を過ごすアンナと、不思議な少女マーニーとの交流は、映画を観ていた時もそうだったが、日本文学にはないような物語の展開=日本では怪談話になってしまいそうだ=と思いながら、終盤にアンナに告げられるマーニーとは誰だったのかという場面で、結末が判っているというのにじ〜んときた。映画は北海道が舞台で若干の違和感を感じるが、本、映画ともに良かったと思う。
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翻訳ものを読むと、読解力(集中力も?)が欲しいなあと思う。何となくの輪郭でしか楽しめていない気がして、受け取り切れないことを残念に思う。
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1960年代のイギリスが舞台。疎外感から自分の殻に閉じこもるアンナはマーニーと出会い、初めて自分を解放することの素晴らしさを知る。そしてマーニーとの記憶が薄れていったとき、アンナ自身が成長した自分に気づく。どうしてマーニーはアンナの前に現れたのだろう?「私を探してね」とマーニーはアンナに言う。
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話のオチはどっかから聞いたこともあってなんとなく知っていたが、それでも十分楽しめた。
読み進めてて楽しいと思える一冊だった。
ジブリ映画の方はしっかりと見たことがないので、これを機会に見てみようと思う。
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たまたま家族が買っていて家にあったので読んだ。
ジブリ映画は観てないです。
最後そうきましたか。
少女の友情物語かと思ったら、時を超えたファンタジーでした。そのつもりで読んでなかったので、ちょっと虚を突かれた感。
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ずいぶん前に、ジブリが映画化したものをTVで見て、けっこうおもしろいと思ったのだが、家事をしながらの流し見で、しかも途中から見たので理解も中途半端で、いつかちゃんと原作を読みたいなぁと思っていた。
先日、図書館で予約し、すぐ届いたのだけど、自分で予約しておきながら、「なぜ今これを予約したんだっけ????」と自分で自分の行動を不思議に思いながら持って帰ってきた。
で、先に、一緒に借りた越前敏弥さんの『翻訳百景』を寝転んでダラーと読み始めたのだが、途中でビックリ。
『思い出のマーニー翻訳秘話』って章があるじゃありませんか!
エーッ? なに、この偶然!
慌てて袋に入れたままだったマーニーを取り出して見ると、確かに訳者に越前敏弥さんの名前。
よく分からないが、翻訳秘話とか先に読んじゃうと訳にばかり意識が行って気が散るよねえ、ってことで、『翻訳百景』はマーニーの章の前でいったん置いておいて、こっちを先に読むことにした。
生きていると、こういう「訳の分からないプチな偶然」ってけっこうあるよね。
今、読み終わってブクログに登録しようとして更に驚いたのだが、いろんな人の訳でいろんなバージョンが出版されている。それなのに、ちゃんと越前さんの訳のものが手元に届いた不思議。
さて、本題ですが、とてもいいお話でした。
最後の方で泣いちゃったなぁ。登場する大人がみーんな優しくて。
なんとなくだけど、イギリス的な優しさだなぁ、と思った。
私はアンナほど友達づくりに不器用ではなかったけれど、彼女の気持ちはとてもよく分かる。
自分の方から好きになってしまうと、その気持ちが相手に迷惑だったり拒絶されたりするんじゃないかと、恐れている。
自分がいつも受け入れられるとは限らない、ということを痛いほど学習し、だったら、最初から好きにならないようにしよう、独りでいるようにしよう、無関心な普通の顔をして、ガッカリしたり気をもんだり、好意を持ったりしているのを悟られないようにしよう、と思う。すべては自分が傷つくのを防ぐため。自分の心が悲鳴をあげないようにするため。
あるある。私も小さいとき、彼女ほど頑なではないにしても、そういうところのある子供だったなぁ。
今も少しそうかも。
マーニーとの友情は、けっこう一方的で、気まぐれで、アンナが少し振り回されているように見える。それでもマーニーのおかげで、アンナの心は些細なことや嫌なことに囚われるのをやめ始める。
いきなりあの賑やかで素敵な5人の兄弟姉妹と付き合いが始まっていたら、アンナの心はきっとオーバーフローして、うまく対処できなかったかもしれない。
マーニーとの排他的なワンクッションがあったからこそ、すんなりと心を解放する方向へ進めたんだなぁ、と思う。
読んでいて、リンジー一家との出会いは、暗く長いトンネルの道を抜け、突然視界が広がるような印象がある。でも、振り返ってもと来た道を見ると、暗い長いトンネルの道は、ゆっくりリハビリするための時間と場所を提供してくれていた優しい場所に見える。
この話で唯一不満だったのは、ペグさん夫婦が過小評価されるような描き方をされていること!
あの二人は偉大だと思った。私がもしアンナみたいにかわいげのない子をいきなり押し付けられたら、あんな風におおらかに接することはできないなぁ。もっと干渉してしまうような気がする。あの見守り方、素晴らしすぎる。
訳は、読みやすくて良かったけど、好きか嫌いかで言うとあんまり好きではない方かも。
「ぴしゃりと言った」みたいな、昔懐かしい「翻訳ならでは」な表現が多いな、という印象。わざとなのかな?
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感動する話でした。
文章量的には4時間程度で読み終わる量でした。
内容は、最後は映画と同じでした。
小さなことに幸せを感じる大切さを教えられた気がします。
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アンナがあのお屋敷にはどんな人が住んでいるんだろう?と空想して何度も海辺に通うところが、私も空想しがちな子供だったので、すごく共感できました。
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アンナの気持ちがとてもわかるので、前半読んでて苦しくて、でも読む手が止まらなくて一気に読んでしまった。
自分が思っているよりも、周りの人たちは優しいんだなあー。
もっと素直に生きたいよね、親切は素直に受け取らないとだめだね。むつかしいけどさ。
アンナこそ世界一めぐまれていて、愛されている少女だ(*^^*)