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あさのあつこさん週間。
バッテリーと比べると少し文章がかたいように感じます。しかし野球を想う男の子達の物語は、読んでいて爽やかな気持ちになれます。
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「バッテリー」の著者が描く、同じく中学生野球男子達の物語。心を閉ざした元ピッチャーの転校生と、ピッチャーが欲しい球児二人という、少年漫画でよくありそうな設定。そしてやはり、そのピッチャーの腕は確かなものである。祖母や母親がよく登場して関わって来るあたりが、少年漫画には無さそうな要素で、著者らしい点とも言える。出会ってからバッテリーを組むまでの話なので、野球の話というよりも少年達の「始まり」の話。人物達の心の変化を中心に描かれているので、小説の中でのスポーツの魅せ方や、息を呑むような試合展開などを期待すると肩透かしを食らうが、瑞々しい青春小説としては申し分無い。物語では終始、爽やかな青空や風や、独特のミットの音や香り、そういった五感を燻る鮮明な景色が広がっている。読むなら絶対に夏がお勧め。
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前半がややスローペースな印象ですが、やはりあさのあつこさん。期待を裏切りません。
中学生ならではの大人にはなりきれない思考や葛藤と野球への熱い思いが繊細に書かれていました。
グラウンドの詩も手に取ってみようと思います。
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野球というより心情
本物のピッチャーは、何があっても
野球を嫌になってもぜったい戻ってくる
っていう監督の言葉が感動しました
こういう葛藤も青春だなぁ
野球をしている場面がほぼないのが
残念だったけどシリーズ物で
続きもあるみたいなので読んでみたい
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野球はあまり興味がないけど、瑞希が、心を閉ざしてしまっている作楽と1対1で野球に目を向けさせていたのがすごいと思いました。瑞希は本当に野球、作楽に対して本気になっていたと言うことが伝わってきた
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初めて読んだあさのあつこさんの作品でした。
表紙やタイトルから、野球についての作品だと思っていましたが、なんと試合シーンは冒頭の序章のみ。野球に詳しくない方でも読みやすい内容だと感じました。
小説内で描かれる3日間は、主人公・瑞希にとって、「甲子園に魅せられたあの日」の次に「運命の日」だったと言っても良いのではないでしょうか。また、3日間しか描かれていないにも関わらず、こんなにも中学生達のそれぞれの野球への想いや情熱が伝わってくる作品は初めてで、彼らが眩しく、心がじんとしました。
続編の「グラウンドの詩」も是非読みたいです。
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野球全く詳しくないのですが
楽しく読めました。
透哉につらい過去があったけれど
みんなで楽しくワクワクする野球が
できてよかったと思いました。
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人生経験が少ない子供だからこそ、心が繊細で一直線。そんな、子供の一人一人を丁寧にえがいている。
瑞希の一途さはいいね!!
次が早く読みたいです。
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「夏のミット」
受け取ったお金は。
特別な理由があったとしても、菓子折までなら兎も角それはしてはいけないことではないのか。
「転校生」
見つけたのは偶然。
人と会う事が苦手だというのは何故なのか、この年頃だと詳しく考えないかもしれないだろう。
「全力投球」
知りたいけれども。
噂話から情報を集めるのも手ではあるが、それよりも本人に聞いた方が確実な答えを得れるな。
「挑む者たち」
本気の言葉を伝え。
口下手だったとしても、どうにか想いを届けたいという一心で話せば相手も聞いてくれるだろ。
「遠い街で」
再び立てた喜びに。
いつまでも仲良しではなくとも、大切なチームメイトだと思っていたからこそショックだろう。