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筑摩書房によるティーンエイジ向きの伝記。写真もあって読みやすい。
日本の編集なので、より読みやすいのかも。
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時代との葛藤を中心に。青少年向け。 平和主義を共産・反体制と誤解されたり、平和のためには武装が必要とする矛盾した主張に嘆息。
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筑摩書房から刊行された、10代向けの評伝シリーズ。
簡潔にまとめられているので、短時間で概要を知ることができます。10代向けとあって、史実や功績・人物像などがバランス良く書かれているように思います。中高生はもちろん、大人でも概要を知るのに入りやすいシリーズだと思います。
時代に翻弄されながらも、貫いていた平和主義が崩れ始め、米国に原爆開発を進言してしまったあたりは、複雑な気持ちで読みました。そのあたりをもう少し詳しく知りたいと思い、他書も読んでみようと興味が出ました。
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二十世紀最大の偉大なる科学者アルベルト・アインシュタインの人生を分かりやすく紹介した本。
こういった読みやすい本で興味を持たせ、さらにその人物などを掘り下げるのには適したものである。
それにしても、「光のスピードで光を追いかける」といった疑問を10代で疑問を持つこと、その疑問を追い求め続ける胆力など、全くもって脱帽としか言えず、やはり科学の真理に達するものは、生き方のほぼ全てを(敢えて全てとは言いませんが)そちらに傾注する類稀なる素質が備わっているのか、備わるのかと思わざるを得ない。
そして学業も極端で偏りがちで、反骨心から権威におもねらず、職にも困るという時代を経るが、少ないながらも理解ある友人がいたことも救いなのであろう。まさに徳は孤ならず必ず隣有りか。
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「大人と子どもの間で立ち止まっている中高生に向けて、ポルトレを創刊します。ポルトレとはポートレート、肖像。あなたと同じように、悩んで、戸惑って、たくさん失敗して、だけど自分の人生を自分の力で切り開いていった、世界中の人たちの姿をポルトレは写しとっていきます。いまは、自分を肯定できないかもしれないけれど、わたしたちはあなたを未来そのものだと思う。だから、あなたの人生をほんの少し前へ進めたい。」
中・高校生向き の伝記、評伝シリーズ。
20世紀最大の天才科学者は不登校だった。激動の時代に反骨と信念を貫き、世界平和を訴えた良心の人。
目次
第1章 コンパスに宇宙の真理を感じとった天才少年―哲学者カントと物理学者マッハとの出会い
第2章 スイスで身につけた世界平和主義と民主主義思想―父の会社は何度も倒産、苦難の生活を支えた親戚
第3章 権威や既成概念に反発する若き非妥協主義者―有名教授たちに嫌われた大学生活と長い就職浪人
第4章 世界の物理学界を揺るがした相対性理論―誰とでも平等に接する気さくな大学教授
第5章 反戦・平和の旗をふるノーベル賞物理学者―反ユダヤ主義と闘いユダヤの同胞を積極支援
第6章 独裁者ヒトラーと闘った世界一有名な科学者―ルーズベルト大統領に宛てた原爆開発推進の手紙
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アインシュタインは永遠のロックスター。
反逆精神で、学校を中退、一時はニート。
反逆精神で、相対性理論を発表できた。
物事は表裏一体。人生、何が良くて何が悪いかなんて分からない。
だから人生は面白い!
教師との折り合いが悪くて居心地が悪かった小学校、その上のギムナジウムもアルベルトにすれば退屈な学校で、これまた教師とは険悪な関係でした。そして大学受験は見事に不合格。天才物理学者と呼ばれたアルベルト・アインシュタインは学校の嫌われ者だけでなく、大学受験でも落ちこぼれだったのです。