投稿元:
レビューを見る
わーお!ヾ( ̄O ̄;)ノ これはすごいっ!・・・ふふん、気になる?気になるでしょ~?ニヤニヤニヤ(¬w¬*)
孔雀ね・・・ナルホド~!んふんふんふ( ̄m ̄* )ムフッ♪
内緒、だよ~んだ!www ぜひ読んでみてね~♪
投稿元:
レビューを見る
+++
警視庁SPの土壁英朗は仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。北海道にある母の実家は町を支配する名家で、今は祖父母と小5の異父弟・未来が住んでいた。しかし初めて会う未来は自分が母を殺したと告げ、自ら座敷牢に篭もっていた。その真意とは?さらに町では謎の事故が相次ぐ。信じるべきものがわからぬまま、英朗は家族を護るため立ち上がる。
+++
タイトルからはどんな物語が始まるのか全く見当がつかなかったが、過酷にもやさしくあたたかい物語が待っていた。警視庁SPの土壁英朗の幼いころ別れた母の実家である北海道の来津平町の篠太家は、その昔の篠太藩から続く家計で、町の有力者であった。警護している政治家の身代わりとなって撃たれ、休暇を取って母の墓参りに来津平にやってきた土壁である。思いのほか歓迎され、異父弟までいたと知って喜ぶのだが、次々と事故が起き、母の死にも何か事情がありそうなので、個人的に調べ始める。同僚や友人たちの協力によって少しずつ見えてくる真相は、思いもかけないものであり、一応の事件解決後の土壁の推理に、さらに驚かされる。ずいぶん大がかりで周到な作戦だ。弟・未来と祖母・桂子とのこれからがあたたかく光あふれるものになるよう祈らずにはいられない一冊である。
投稿元:
レビューを見る
これはミステリーなのかな。ミステリーと言ってしまうと、甘いと一蹴されてしまう気がする。けれどこの、著者独特の温度というか、切なさと希望と、胸に残るざわざわした感覚が、たまらない。他人を信じることの重さ。重いけど、忘れたくない重み。真相は、真実は、明らかにされることだけが全てではない。そんなことを考えつつ。うーん、好きだなあ。[2014.09.14]
投稿元:
レビューを見る
任務で怪我を負ったSPの英朗は
その休暇を利用し幼い頃に離別したまま亡くなった母の墓参りに北海道へ飛ぶ。
そこにはまだ幼い異父弟がいた。
ぐいぐい読ませるが結末が良くも悪くも小路テイスト。
【図書館・初読・10/8読了】
投稿元:
レビューを見る
★2014年10月8日読了『壁と孔雀』小路幸也著 評価B〜 B+
人情作家?小路のサスペンス小説
警視庁の要人警護にあたるSP である土壁英朗は、担当大臣がテロ襲撃を受けた際、名誉の負傷を負ってリハビリ中。その期間に思い立って、離婚して結局早逝した母の故郷へ初めて墓参りに向かう。
そこでは、想定した以上の複雑な事情が絡み合い、現地で何度も事件が起こり、次第に自分の置かれている状況の真相が明らかになっていく。
人情派の小路らしさをなるべく押さえ込み、サスペンス色を全面に押し出す作品。まだサスペンス小説としては脇の甘いレベルの作品ではあるが、時に現れる小路らしさを評価すれば、ファンとしては合格点をつけざるをないか?!(^O^)
投稿元:
レビューを見る
中途半端。本格ミステリって帯に惹かれて期待していただけに残念。
知り合った相手を動物に例える主人公の技能(?)はほぼ生かされてないし、みんなに正体を見破られるたび「このひとは侮れない」「さすがこのひとだ」って頭の中はお花畑なんですか。明らかに自分が怪しいだけでは。
オチは正直ゴミだし帯の伏線すら回収できない惨状。無理してミステリ書かないほうがよかったのでは…。
生かせていない設定、不自然すぎかつ都合の良すぎる登場人物、推測で終わるオチ(しかも酷い)。
文章は悪くないと思うのだけど、うーん。
投稿元:
レビューを見る
職務中に負傷したSPが、母の墓参りに帰省した先で巻き込まれる事件。不穏な要素があってサスペンスな気もするのに、どこかしらほのぼの。兄弟愛にもほっこりさせられます。
そこまでも仕組まれていたんだ! ってのに驚き。けっこう大きな事件のはずなのに、読み口は非常に穏やかな一作でした。やはり小路さんの作品だなあ。
投稿元:
レビューを見る
一目見てその特性を動物にたとえるspの土壁。けがを機に亡母の故郷を訪ねたところで事件に巻き込まれる。
投稿元:
レビューを見る
任務中の負傷によりリハビリ前の土壁は、墓参りのため母の実家を訪れる。
そこで異父弟と会うのだが…。
推理ものっぽいけど実はそうでもない、かもしれない。
ラストがあっさりしているのは相変わらずかな…。まあ作者だしな。
タイトルの意味に納得。
投稿元:
レビューを見る
最後に明確な答えが欲しかったぁ、
と言わせるためのストーリーか。
そう思った時点で、小路さんの思う壺って気がする。
真面目が取り柄みなたいな、いい男だ、土壁氏。
こういう主人公には必ず、めっちゃいい奴が友達なんだ。
それが相川氏。
最後の明確な答えが、これから解き明かされる、という
続編。。ないか。
面白かった。
私は動物だったら、何かしら・・
投稿元:
レビューを見る
母親のお墓参りに行くだけのつもりだったのに、あれやこれやがおもしろいほど関係してくると、もう確かめずにはいられなくなるわなぁ〜。
投稿元:
レビューを見る
SPの主人公が事故死した母の墓参りに行く。そこから起きる謎の解決。ラストがはっきりしない分モヤモヤが残るな。
2014.11.18
投稿元:
レビューを見る
人を動物に例える表現が好きー!イメージしやすく、行間のその人の動きまで想像できる。
曖昧なラストも、これはこれでいい。曖昧なままで、すべてを受け入れるのがこの物語の主人公の選択である、というところまでがこのお話だ。何から何までつまびらかにすればいいというのは、読者の自己満足に過ぎないだろう。
初めての小路作品。別のお話も読んでみようッと♪
投稿元:
レビューを見る
小路幸也氏らしくミステリーなんだけどちょっとほんわかした文体なので少し軽目な仕上がり。
真相はお金の力を使ってうやむやなのが残念。
やはり小路幸也氏にはバンドワゴンシリーズのような作品を期待してしまう。
投稿元:
レビューを見る
物語が動き出すまでが長いが面白く読めた。ところどころに出てくる風景の描写が綺麗で作者の北海道愛がうかがえる。
ただ事件の真相が推測だけで確たる証拠が無いってところはミステリとしてどうなんだろう…。