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読み始めは、一気に行けそうな雰囲気だったけど、途中で気が滅入ってなかなか進めず・・・ラストは盛り返して一気にいけたけど、終わり方がちょっとキレイ過ぎかな・・・一種のストックホルム症候群?w
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なぜコレが読みたいと思ったのかは忘れたが、ずっと前から読みたくて図書館にて借りる。
誰かのレビューだったのかなあ?
忘れたがすごい読みたかったヤツ。
コレはかなり面白かった。
怖いというよりも、ずっと胸くそ悪い感じだった。
前半中盤ともう読むのが止まらない感じで面白かったのだが、最後の方が急にあっけない感じで終わってしまったのがちょっと残念。
たぶん葉月はひとりではなく代々継承されていくんだろうとは思っていたが、なるほどね。
美海が次の葉月になるんじゃないかと思っていんだけどなあ。
いやあ面白かった。
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いつのまにか家の中に入り込み、入り込まれた家は必ず崩壊する。…そんな恐ろしい女「寄居虫女」に破壊された家族の物語。
今現在女が入り込んでいる家庭と、すでに崩壊された家庭を訪ねて歩く被害者遺族の充彦の視点が交互に描かれ、寄居虫女の恐ろしさを少しずつ見せていく構成。
ところが終盤、この作品には意外なツイストがあります。これを無理やりと取るか、面白いと取るか…私はなんとも腑に落ちなかったので、★一つ減点でした。
なんだかんだ一気読みしてしまいました。
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作風は、秋吉里香子か真梨幸子のよう。イヤミスだが最後の展開はどうなんだろう。山口葉月がそのまま存在した方が良かったのでは?
大多数の人間は、他人の決めたルールが好き。誰かが作って敷いてくれたレールに沿って動くことを楽だと思い責任を取らなくても良い立場、目立たないスタンス、面倒が少ないのを好む。誰かに委ねる感覚は気楽を超えて快楽たり得る。隷属する喜び、ストックホルム症候群、拘禁反応、マインドコントロール。
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あ〜またまたかわいそうだった。
櫛木理宇は家庭の問題を書くの上手いな。
なにか学んでいる方なんだろうか。
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うーん。面白かったけど最後がどうも・・・
どんだけ厚塗りしても、首や手を隠しても、やはり肌のハリで分かると思うんだけど。特に10代なんて。
あとまともな教育とか受けてなかった子供3人で、どうやって父親不在気味とか最近子供亡くしたとかリサーチしたんだ?と引っかかるとこがありました。
岩島くんは素敵ね♡
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いつの間にか家にいつき、家族が崩壊していく。ちょっと、生理的に受け付けない。けども最後まで一気に読んでしまった。イヤミスって言うの?
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最近読み始めた作家さん。
しかしこの作品は元の事件が残酷すぎて読むのをためらっていました。
恐ろしい内容だけど美海が希望を捨てないでいてくれたこと、作家さんの筆力であっという間に読み終えてしまいました。
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山口葉月の正体はなんなのか。
興味をそそる文章で、いっきに読んでしまった。
オチへの期待が大きすぎて、
ラストで少々 テンションが下がったが
ホラー小説としてではなく
人間の心の深い部分を上手に書いてあり
そう言った意味で面白かった。
あとは、読んでいると
なんとなく「クリーピー」を思い出してしまった。
でも、私は「寄居虫女」の方が面白かったと思う。
櫛木さんの文章が読みやすかったので
他の小説をもっと読んでみたい。
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初めてこの作者の作品を読みました。
文章は読みやすく、すぐに読み終えました。
ただ内容は、ある家に住み着いた女が家族を崩壊させていく、救いようのないどんよりした話。
北九州の監禁殺人事件がベースになっているようです。
あり得ないような話だけど、実際にあるんですよね。恐ろしい。
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実在の事件をモチーフにしており、テーマとしては『ストックホルム症候群』。ホラー寄りの話。 引用: 犯罪被害者になることも、加害者になることも、けっして遠い話なんかではないのだ。ふと魔が差す一瞬があれば、きっと誰しもが、加害者となる可能性を身の内にはらんでいる。
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怖かったけれどビックリするくらいの一気読み。人間の弱い部分につけこんで、眠らないとこんなに思考能力が落ちて加速的に廃人化してしまう現実、罵り合う人達の心理、壊れていてく家族を丁寧に丁寧に炙り出していく様に身の毛がよだつ思いだった。まさにホラーの真骨頂。
ラストで物語は一気に動くけど後味の悪さが残ったままで。歯車が狂った人生の怖さが浮き彫りになった。
夏にぴったり。
初読みの作家さんだけどファンになった。他の作品も是非読んでみたい。
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実際の事件をモデルにした作品だけあって怖い。
知らぬまにじわりじわりと日常が乗っ取られていく感じがリアル。
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実際の事件を題材に書かれた本。
北九州の事件のノンフィクションを読んだ事があったので
一段と生々しく感じた。
定期的に発生する一家乗っ取りの事件。
赤の他人にどうして一家一族乗っ取られるのか理解が出来ないけど
この本を読むと、洗脳し、徐々に心をも浸食していく様が良くわかる。
どの家庭にでもある、ほんの一瞬の隙間にうまく入り込み徐々に一家を乗っ取っていく様子はホラー。
やどかり女の正体はいったい何なのか?最後まで一気に読めました。
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「少女葬」「赤と白」と読みこの「寄居虫女」を読了。そして今は「避雷針の夏」を読んでいる。櫛木さんの連続は重さを感じずにはいられない。白灰色、雪、不穏、不気味など共通項がまた陰。楽しく陽気なことは起こらない。ひたすら陰。
タイトルの女、山口葉月。白いゴスロリ風の服装、白くて長い手袋、日傘をさして上品な佇まい。そして年齢不詳な程の厚化粧。それは虐待された痣を隠すため。人の心の隙にそっと入り込んでいく。そしてその家族を破滅させる、それがこの女。
狙われた家庭の三姉妹のキャラがたつ。そして最後は…誰?サスペンスミステリ。