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炎の魔法、過酸化水素水、青酸カリと癌、超脳力水、人魂。どれも化学で解決していくのが素敵に美しいです。ゲイ云々は個人的にはちょっといらないな。今後関係性もどう発展していくのか気になるところ。
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第1話は、テルミット反応で橋を崩落させようとたくらむ「魔法使い」の老人と小学生の交流について。
第2話は、学内ミスコンと、沖野先生の研究室から盗まれた試薬を使って肌を白くさせようとするたくらみ。
第3話は、女子学生が幼い時に亡くした祖母と、未承認の治療薬と、青酸カリの香り。
第4話は、生分解性プラスチックと麹菌による発酵が生み出す幻覚性物質について。
第5話は、人魂の正体について。
犯罪的な行為が行われつつ、それをもみ消しちゃうような話がちょいちょい出てきてちょっと気になるなあ~
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どうしても設定が良く似た東野圭吾のガリレオと比べてしまいます。ガリレオを知らなければ間違いなく面白い!と言えるのですが、やはりガリレオの方が話が奥深く謎解きも難しいので、東野圭吾の凄さを改めて認識してしまいます。でもこのシリーズも、面白い事には変わりないので、次も読もうと面白います。
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2020/10/28
続けて読んだ。
学生さんは恋しまくりで羨ましいです。
そんな青春どこにあったのかしら。平行世界かしら。
無難に面白いんだけどもうちょっとパンチが欲しい。
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読書録「化学探偵Mr.キュリー2」4
著者 喜多喜久
出版 中央公論新社
p76より引用
“ ペットボトルロケットの動力は水と空気
である。火薬を使わずにロケット打ち上げを
疑似体験できる優良教材であり、子供でも安
全に作成できることから、あちこちの自治体
でコンテストが行われるほどポピュラーになっ
ている。”
目次より抜粋引用
“化学探偵と炎の魔術師
化学探偵と盗まれた試薬の使途
化学探偵と疑惑の記憶
化学探偵と幻を見た者たち
化学探偵と人魂の正体”
優秀な化学者と大学職員を主人公とした、
短編連作ミステリ。
生まれた時期の差による体の発育の違いの
せいで、悔しい思いをする事が多い小学生。
なんとか友人を見返したいと思い、悶々とし
ていたその時…。
上記の引用は、大学主催の科学イベントに
主人公・七瀬舞衣が、ペットボトルロケット
コンテストを提案した場面での一節。
水と空気で結構な高さまで飛んでいくのは、
見ていても大変面白いものです。楽しい面白
いというのは、何かを始める大きなきっかけ
になるでしょうから、子供の将来の可能性を
増やすためにも、面白く物事に触れ合えるよ
うであってほしいものです。
何か事件に関わったとき、程々の妥協点に
着地しようとするところが、がちがちのミス
テリというより人情ドラマの度合いが強いよ
うな気がします。悪徳に対する徹底した断罪
とか、そういったものを読みたい人向けでは
ないのではないでしょうか。
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シリーズ第2弾。
5話からなる短編集。
大学化学准教授と庶務課事務員コンビが学生、またはその関係者が持ち込む謎を解明していく化学ミステリー。
2作目ということで庶務課事務員のキャラクターがあんまりワチャワチャしているタイプだとちょっと嫌だな・・・と思っておりましたが、そんなに気にならず読みやすかったです。
化学にまつわる事件もとても面白く、登場人物も悪人みたいなのはおりませんので、ストレスなしでおススメです。
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テルミット反応!など、決マネ(漫画)感が!
沖野先生も結構優しかったり、アイドルの美間坂剣也くんも準レギュラー的に再登場で、Mrキュリーワールドが充実してきてます。
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シリーズ第二弾。
今回も好奇心旺盛な庶務課の七瀬舞衣が
モラル向上委員会のメンバーである理学部化学科の
ミスターこと沖野春彦准教授を巻き込んで
持ち込まれた相談事を解決するというお話。
5篇を収録。
一般的に言われている事の間違いをサクっと訂正してくれる。
化学の知識のある人には、物足りないかもしれないけど
一般人で日常の謎系を気楽に読みたい人には楽しめると思います。
最近、沖野先生の声が脳内では諏訪部順一さんになってました。
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シリーズの2時間ドラマを見るような感覚、メインキャストは変わらずゲストが事件を持ち込んで来る。
少な目のページで解決するのが読みやすいです。
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大学理学部科学科の准教授の沖野が庶務課の七瀬と一緒に
科学的な謎を解いていく、科学ミステリーのシリーズ第2弾。
科学知識が盛り込まれてるので、そういうのが好きな人にオススメかな。
ライト文芸であり、殺人事件の起きないミステリーなので、
中高生にも安心して読ませられる作品。
今作は5作の連作短編の中で、4作目の話に出てくる、
大学がメーカーと共同開発して、大学生協で試験的に販売している
超能力水という飲料を見て、力水ってキリンの炭酸飲料を思い出してしまったのは、
自分だけだろうか(笑)。
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炎の魔術師、爆弾、青酸カリ、人魂など、今作もいろんな身近な現象を化学で解明。サクサク読めます。
グロくなく、ちょっとした豆知識が楽しい。
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相変わらずさらっと読める人が死なないミステリー。
炎の魔術師の話が一番好き。
推理ものでよく使われる青酸カリは「そうだったのか!」と新たな知識を手に入れた気分。
恋愛に絡む話も多いけど主人公達はくっつく感じはまだない印象。
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シリーズ2冊目。大学庶務課の舞衣の元へ持ち込まれる謎を准教授沖田と共に解いていく短編集。炎の魔術師の話が一番平和にまとまっていて好き。リアリティあるかと言われればそうでも無いのだけど化学の部分は嘘をついていないと思われるので、これらの事件のいくつかは再現可能だと思うと面白い。実は沖田先生が面倒見良いところも好きなポイント。(3/15)【2024-14】
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通称Mr.キュリーこと沖野春彦准教授と、庶務課新人の七瀬舞衣が、持ち込まれる日常の謎を化学的に解き明かすシリーズ第二弾。
今回も庶務課に持ち込まれた厄介な謎を、好奇心旺盛な舞衣が積極的に理学部化学科の沖野を巻き込みながら解決に導いていきます。
化学探偵と5つの謎(五話の短編集)
第一話 河川敷で炎の火柱を起こす老人「炎の魔術師」
第二話 学内アイドルオーディションの開催と同時期に起こる試薬の盗難事件と爆破予告「盗まれた試薬の使途」
第三話 祖母の死と封印した記憶に漂う甘い香り「疑惑の記憶」
第四話 コンプライアンス違反の告発から解明される真実「幻を見た者たち」
第五話 洋館に怪しく光る緑色の灯り「人魂の正体」
ちょっぴり切なさもありながら、今回もテンポよくコミカルさも忘れずに(笑)楽しめました。