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たまたま手にとった本から衝撃と感動をもらいました。ハリー・クラークは、アールヌーボーとアールデコの狭間に活躍したアイルランドの挿絵画家・ステンドグラス作家です。アンデルセン、ポー、ペローの童話の挿絵(全然子供向きじゃない!)を独特の絵と色遣いで表現しています。ステンドグラスは、伝統的な作品水準(ガラス工芸)を超え、絵画として昇華されています。個人宅に描かれた「聖アグネス祭の前夜」は感動しました。また、本書は解説監修された海野さんの完璧な仕様で、装丁、作品数、画質、解説、全てに愛情を感じました。是非、美術展の開催まで盛り上がって欲しいものです。
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ハリー・クラークの集大成!
ポー作品の挿絵画家として有名なクラークですが、
実はステントグラス作家が本業という一面も!
挿絵、ステントグラスの作品、彼の生涯、家族、
影響をうけた作家、生まれ育ったアイルランド、
ケルト文化、妖精・・・ゴシック。
画像もたっぷりで、この一冊を紐解けば、
彼の全容がわかります。
また、同時代の挿絵画家やステントグラス作家の作品も
載っているので、対比して観るのも一興です。
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いろんな挿絵画家を見ることで、自分の好きな画家やスタイルがわかっていく。
余白が効果的に使われている作品が最近の好みだ。
そして、やっぱりビアズリーが好きだ
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図書館で何度か借りては読み、ながめ
やっぱ買おうと思って返して、また借りてる・・
やっぱ買おう。
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海野弘解説・監修『ハリー・クラーク アイルランドの挿絵とステンドグラスの世界』(パイインターナショナル 2014年9月初版)の感想。
挿絵やステンドグラス作品の解説は勿論のこと、時代背景、周辺の人物や同時代の画家との関わりからもハリー・クラークの人と作品を解き明かす好い本。主に怪奇幻想文学の挿絵画家として知っていたが視野が広がりました。