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おもしろかった。
黒澤映画の「羅生門」のような話で、語るヒトによって、同じ内容がこうも違うのか...ということを痛感させられた。
個人的には、中国韓国日本は、どこかでつながっていて、いろいろな諸問題は、磁石の+と+のようなものだと思っている。
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・父は孫正義を社会の子として扱う
・出自からして差別部落で育ち、
・あえて周りに隠さず韓国の孫の苗字で勝負し、
・病床の頃は3年間で3,000冊の本を読む
・全く一般人の手の届かない程の人生を歩んでいる
・孫正義は日本の国民以上に日本国民である
┗ 東日本大震災での脱原発・自然エネルギーに向けた動き
・この本で分かった事は孫正義の出自、特に家族や親族に焦点を当てて、どのような背景で孫正義という人間が生まれたか。
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凄まじい執念で描かれた孫正義伝。
「人間を背中や内臓から描く」と言ってのける、この佐野という筆者にこそ興味をそそられた。
日系三世の血と骨の物語はきっと事実。
人間は面白い。素晴らしい。
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ソフトバンク創業者孫正義氏の評伝。孫氏の親戚や祖先を訪ね、且つ本人にも取材して、孫正義という人物がどういうふうに生まれ、成長したのかについて描いている。
佐野眞一氏のやり方は、取材対象者の先祖を何代か前まで遡って取材していく方法で、批判されて大問題となった『ハシシタ 奴の本性』も同じ手法だ。『あんぽん』でも使われているが、批判の声を聞かない。著者が孫氏を取材の過程で、評価するようになったいき、孫氏も佐野氏を信頼していることが、文中からわかるからかもしれない。
孫正義氏の幼少期の貧しさ、父母やその兄弟、祖父母などに見られる気性の激しさなどは、本当に驚かされた。
佐野眞一氏の筆からも熱量が感じられる。
本書は構成などが上手いとは言えないと思うが、
非常に熱を感じさせる良作である。
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偉大な経営者孫正義がどうやって出来上がったか。幼少期の壮絶な貧困体験、差別を受けた経験。もともとあった地頭の良さに環境が作用して覚醒した。
人間は修羅場を超えると強くなる、図うずうしくないと勝ち上がれないと感じた。
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ソフトバンク前身の日本ソフトバンク立ち上げ時、銀行から融資を拒否された際に、シャープの佐々木氏が自身の退職金額と自宅の評価額を算出した上で孫さんの融資の保証人になったエピソードは、他の優れた経営者を支援する