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暴走族のヘッド・マモルが刑務所から出所した日に、
彼を無実の罪で逮捕した刑事・鷹原が迎えにきた。
鷹原は、母・ジョゼットを不審な死で亡くした少女・ニノンが
何者かに狙われているため、
三重にいる鷹原の元妻・美里のところへ連れていくようマモルに依頼。
マモルに去来する美里との過去と想い――。
マモルとニノンは無事に辿り着けるのか?
そしてジョゼットの死の真相とは?
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事件を大きく見せて、実は小さくまとまる、という手法は嫌いではないんだけど、この話に関しては、真相が個人的に不快過ぎた。
子供が保護されたのはいいけど、女性をレイプした男が口を拭って逮捕もされず、それでハッピーエンドという気持ちにはなれなかったので、星三つに。
シリーズ化予定なのかな?
この一冊で完結はしているけど、続編がありそうな終わり方でした。
真の巨悪には手が届いていないしね。
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安定の小路さん。
嫌な気持ちにならず、読み終わりました。
途中の展開もイメージしながら読み進められたのでテンポが良かった。
ただ、ミステリーかというとそこまでミステリー要素は強くないなというのが正直。
ちょっと尻切れとんぼというか謎が残りすぎている。
なんでタイトルがスターダストパレードという名前なのか。
てっきり田舎に行って星空でも見てほっこりする描写でも入るの
かと思ったのですが、そういうのもなく。
また1980年夏ーというのはなんだったのか。
時代設定が古いので、何か今後につながるストーリーがあるのか。
気になる部分が多くある。
重箱の隅をつつくということだと、主人公マモルの口調が、たまにしつこく感じられること。
「ーーさ」「ーだったよ」
という話し方をする人っているのか。独白で。
果たして80年代の人はそういうものだったのか。
族上がりだから、、?族に対しての偏見かしら。
刊行から4年経過しているようなので、
続きがあるのならもう出てるか、
そろそろ出てもいいのではと思う。
あるのかなぁ。
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出てくるキャラクターがかなりおもしろい。それなのに、消化不良な気分。キャラクター紹介だけで、終わってしまった?
続きは?
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どのキャラも苦しい過去を抱えているけどやさしくあたたかく愛がある。
キャラ同士の関係や過去のことが徐々に判明していくのがおもしろい。
ストーリーも最初から最後までハラハラドキドキ。謎が一つずつ解けていくのもおもしろかった。
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小路幸也はここ数冊、作者買い。
あらすじなんか読まなくたって、
口コミでの評判チェックもしなくたって、
作者が小路幸也だというだけで、安心して買ってしまっている。
そして、作者買いし
始めてからも今のところ外れなし‼️
冒頭数ページでガッツリと「掴まれ」た、その勢いのまんまに最後まで読み終えた。
事件自体の謎はもちろん、少年の抱える過去、あれほど慕っている刑事を「裏切った」と述懐している謎に、ぐいぐいと引き込まれた。
さらに、刑事の抱える過去、強大すぎる「敵」。
今作自体の結末は少々肩すかしを喰らった感はあるものの
、きっとシリーズものの1作目なのだろうと思えば不満はなし。
(シリーズものの1作目なんだよね?続巻あるよね?)
続巻に期待大。
★3つ、7ポイント半。
2020.10.15.新。
追記
さっそくwikiってみたところ、今作は「ノンシリーズ」扱いで続巻が出ている気配無し。
シリーズ化を見越して書いたけど評判がさほど良くなかったからシリーズ化断念、って感じかしら。
(ブクログレビューも評価高くはないし)
だとしたら、残念過ぎる。。。
たしかに今作の結末自体は尻すぼみだったけど、長い物語の序章という位置付けだと思えば全然気にならないし、むしろわくわくするのに。。。
それに見合うだけの設定が提示されていたのに。。。
1980年の物語だということは、喫茶店シリーズのように、現在へと繋がる話を、いくらでも
創り得ただろうに。。。
残念。