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杏子にまっっったく共感・同情出来ない。
いや、最初はよかったんです。
子育ての大変さはよくわかるし、立ち上げた会社の仕事も、「確かに、こんなサービスあったらいいなあ」と思えるものでした。
だけど……。
自分の子供のないがしろ感ったらない。
小学生の子供を、夜7時とかまで家に放置?嘘をついて男と夜に外食?
信じられない感覚。
子供のこと大事に思ってるなら、自分が仕事してることちゃんと話して、なんでママが遅くなるかをちゃんと言わないと!
仕事終わりに老人たちとカフェでお茶してないでさっさと帰れ、バカ!
息子が不登校だってのに、その問題への後回し感もすごい。
なんですぐ対処しないの?心配じゃないの??
夫にも、3年も仕事してること言ってないとか。
そりゃ無理解だったのかもしれないけど、そこは言うべきでしょ!意味わからん!
杏子の行動は、理解できないこといっぱい。
まあ、夫も夫で浮気してるくせに子供の問題を「お前の責任だ」なんて母親のせいにしてる時点でクズですが。
「小学5年生でいじめなんて……」って驚いてますがどんだけ無知なんだ。重松清さんの本をおすすめしたくなりました。
ずーっと、イライラしながら読んでました。
老人たちもなんだかなあ。
「三匹のおっさん」が流行ったから、こんな感じの元気な老人登場させましたーって感じ。
あと、どうしても気になったのが、「……」の多さと疑問のときの「○○だと?」って「と?」で止めるの。
かなり多くてこれもイライラの原因でした。
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二人の子持ちの杏子は、疲れているママ向けにマッサージと家事代行をする会社を起業した。従業員はお年寄り限定
夫の無理解、姑との確執、アルコール依存など、顧客のママたちにはいろんな悩みがあって、いちいち首を突っ込む老人たちに杏子は右往左往。けれど夫の浮気疑惑、息子の不登校など、自分の家庭にこそ問題が・・・。
前回読んだロケットボーイズがあまり好きな話ではなかったのでこちらもどうかな~と思ったのですが久しぶりに面白かったです。特に第4話の「サヨナラ」は泣けました
夫婦愛がすごく感じる作品でした。最後の最期まで騙されたままの矢島さんには本当に泣かせていただけました。本当はすべてを知っているのに・・・そしてこの本を読んで感じたことはお年寄りの力って凄いと改めて感じました。時間もお金もそれなりに確保できる高齢者を味方にするとこんなにも力強い話はないよな~と感じる本当に元気のでる作品でした。
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このビジネスは散発的にでも需要ありそうで
面白いんだけど、社長が。
ママを助ける‼︎とか言って息子や娘は、
子育てはいつも初めてとかぬかして手抜き、
夕飯作らずウロウロした挙句旦那の理解が〜とか言って、
いやいや、話してやりゃいいじゃん。
つか意味わからん。
浮気してるのに有耶無耶で許すとか、
ご都合万歳。
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育児ママのために、老人たちが従業員の訪問家事&マッサージ会社を夫に知られずにやっている主婦のお話し
家事&マッサージの会社はまぁいいわ
アイデア次第だし、現実にあったら便利なんだろうなぁとは思う
育児に関しても、かなり現実的な描写
確かに忙しいよねぇ、主婦の方々って
理解のない夫とか姑さんがいたらなおさら
そして子供の脈絡のない泣き喚きとかね
虐待するかしないかは紙一重というのもまぁわかる
ただ、その紙はとても分厚く固くてそんなに破れないけどね
訪問した際の気づきから老人達が動くのもまぁやり過ぎと言えなくもないけど、フィクションなので理解はできる
ただ、終盤でのあの動員はもう無理
受け入れられません
現実を元にしたファンタジーです
ただ、この小説で何より衝撃を受けたのは、その後の小学校でのシーン
この場合は老人達だけど、実際に親から同じような事言われた事があるんだよね
子供のためだったら自分がどうなっても問題を解決するという意思は今になってようやく理解できるようになった
ま、あの時に僕の両親はホントにそんな覚悟があったかどうかは別として
もう、このシーンだけでやられてしまいました
完全に僕の心にスマッシュヒットです
う~ん、でも実際に僕の子が同じような目にあってたとして
同じような事を相手に言えるかどうかですねぇ
自分でははっきり言うべき時には言おうと思っているけど、実際に言えるかどうか
難しいところです
まぁでも、小説でもそうだったように、うちの両親もパフォーマンスだった可能性も多分にありますし
うん、実際にどうであれ、自分の子供にはそういった意気込みで子育てしようと再確認した小説でした
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二人の子持ちの主婦がママのためのマッサージと家事代行の会社を立ち上げて色々な問題に直面したりするお話。軽めでさくさくっと読めました。
会社を立ち上げる経緯、小さい子のいるママが当たり前に求められることに応えるのがどれだけ大変か、そこはよくわかって共感できた。従業員をお年寄りにするっていう発想も面白くなるほどと思わせる。
しかーし、自分の子どもをほったらかしにし過ぎでしょう。
小5と小2だよ。仕事が立て込んだとしても8時半までほっとくとかありえないよ。そこはだんなさんの言う通りでしょう。お兄ちゃんの問題にももっと早く気づくことができたんじゃないかな。
そして最後の展開が急すぎるし、いきなりだんなさんが理解を示すのも不自然だし、町中の老人たちがあんな風に行動を起こすのも現実的でないというか。まぁ、フィクションだからいいのかもしれないけど、ちょっと都合よくまとめすぎた気がします。
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39歳の主婦・杏子が、三年前に立ち上げたとあるビジネスを通じて自らの家族の形を問う物語。
そのビジネスとは、育児や家事に疲れたママたちに向けてのマッサージのサービス。そしてこの物語のポイントは、杏子よりもずっとずっと人生の先輩である60歳以上の時間のある老人たち7人組がスタッフ、ということ。
老人たちはそれぞれ過去を背負いながら、客であるママに対して、過ちを犯さぬよう「おせっかい」を繰り広げていく。個性的で強烈な老人たちに社長である杏子は振り回されていくのだが、その仕事を通じて、自分の旦那や小学生の子供達とも向き合い、次なるステージ(セカンドステージ)を歩みだしていく。
結婚をしたり、子供を産むと、女性は少なからず働き方を変えなければならない。日々、家事や育児に追われながらも、やはり社会とはつながっていたいと思う。その気持ちは、専業主婦の友人からもよく聞く。女性と仕事の関係って難しい。多くの女性たちのパワーにもなる一冊だと思う。
私はいつか読書コンシェルジュという仕事をしてみたいなー。色んなニーズに応じて本選んで紹介するっていう。それにはもっともっと読書量必要だけどねー。
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二人の子育てをする杏子は、夫の理解も得られず一人で頑張るママたちのために、家事代行とマッサージの会社を起業。
夫には気付かれないまま三年が経過。
一緒に働くのは現役を引退したお年寄りたち。
そんなお年寄りは、ママたちの抱える問題を次々に解決。
お年寄りのパワーには、なにか力をもらえた。
2017.7.20
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ラストがバタバタと急ぎすぎていたのが難点ですが、働くママさん、子育てママさん色々な生き方、悩みがあって、それはそれでよかったです。
こんな気のいい、というか気持ちのいい”老人”たちが世の中にまだいるんですかね。
昭和の古き良き時代のお年寄りをイメージしました。
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専業主婦の杏子が起業した、疲れているママ向けの家事代行兼マッサージ業。ただし従業員はお年寄りだけ。孤独なママのトラブルを老人たちが無理矢理解決する痛快長編小説。
これぞ現代の隙間産業。ありそうで現実には商売としては難しそうだが、今を生きる老若男女の悩みはとてもリアルだ。特に登場する老人たちの主張は、これからの高齢化社会に向けて行政側が一考する必要があると思われる。
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あぁ、育児、家事に追われるママの気持ちをここまで代弁してくれる小説は初めてかもしれない。
私も正社員で働きながら、育児家事を続けてきた。
もう子供に手はかからないが、子育て時期はノイローゼになりそうなほど悩んだ時期もあった。
テレビのニュースで幼児や乳児の虐待を、育児もしたことない奴等が、信じられない!?という顔して報じているが、どの母親だって紙一重なのだと思う。
そのくらい育児というのは大変なことなのだ。
この作者さんは、母親の訴えを上手に代弁してくれている。
主人公の杏子さんの行動に納得できないところも少々あるけど。。。
色々なアクシデントが起こるが、最後はじんわり心温まるそんなほっこりした小説。
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二人の子持ちの杏子は、疲れてるママ向けにマッサージと家事代行をする会社を起業した。従業員はお年寄り限定。夫の無理解、姑との確執、アルコール依存など、顧客のママ達にはいろんな悩みがあって、いちいち首を突っ込む老人達に杏子は右往左往。けれど、夫の浮気疑惑、息子の不登校など、自分の家庭にこそ問題が…!?
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従業員のじいちゃん、ばあちゃんたちが元気でね。じいちゃんばぁちゃんネットワークもすごくてね。
そうだよねというところと、えー、なんだかなーとツッコミたくなるとこ織り交ざり、まあまあだったかな。
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登場するパワフルなシニア達、みんな元気でスゴイわ。シニアをナメちゃいけませんね。これ、男性におススメです。
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子育て中の杏子は、自分の経験から、子育てママを少しだけでも休ませてあげられるようにと、家事代行とマッサージの会社を起業した。
スタッフは老人達ばかり。
スタッフに助けられながら、杏子の奮闘は続く。
会社の趣旨、元気な老人たちの力を借りるというスタイルにはとても魅力を感じました。
ただ、無理解とはいえ、家族に内緒で会社を経営し続けたことのしわ寄せが後半に来たなと思います。
そこが、物語の展開としては大事なのかもしれないですが。
小学生の子供達を置いたまま、母が出たり入ったり、行き先もちゃんと告げないままと言うのは、大きなことが起こらなくて良かったと言えることではないのではないかなと違和感を感じます。
最後は家族の問題も解決しハッピーエンドという事ですが、なんだかなぁという気持ちは拭えなかったです。
設定が良かったので少し残念でした。
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分かる分かる〜と共感できるところと、えーそれはないでしょ〜と突っ込みたくなるところと、半分半分でした。さらりと読めて、面白かったです。