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5月-7。3.5点。
怒濤の最終巻。テロ犯捜しの芽が潰えたと思ったが、
主人公の発想の転換により、とうとう探し当てる。
細菌テロ防止は間に合うのか。
一気読み。面白かった。
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後半の、サラセンが綿密に計画を進める部分、ピルグリムが徐々にサラセンの影を追うところが印象に残った。三部作の第一部が、このピルグリムだという。続編が楽しみ。
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やはり収束はこうなるか。今までの緻密な構成からすれば、物足りなさと期待外れ感を拭い得ないのも事実。とはいえ、それまでの内容も正当に評価されるべき。
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物語はあの9.11同時多発テロが発端となっています
主人公『ピルグリム』は、「最高の諜報員」と評されいましたが、アメリカ本土への大規模テロを防げなかったことを諜報機関の完全なる敗北と捉え30代の初めにも関わらず引退を決意します
一方彼のパートナーとなる、50代のニューヨーク市警の警部補ベンは、いち早く現場に駆けつけ大いなる勇気を持って人命救助のためにビルに飛び込み、車椅子の避難者を救助しますが、ビルの倒壊により自らも重傷となり、また救えなかった人々を思い大きなトラウマを抱えることになります
しかし妻マーシーの支えにより立ち直った彼は再び災厄が訪れたときに、より多くの命を救うために、警察官たちが専門的な知識や技術を身につけるセミナーを立ち上げます
そして、9.11をきっかけに終わらせた男と、9.11から始めた男が出会い、世界を終わらせようとするテロリストと対峙するのです
いやー面白かった
終わり方も良かった
そしてこの闘いや終わらせ方が、「わたし」がベンの影響を受けまくった結果なのかなと思えてすごく良かったんよ
もう★5じゃ足りない傑作でした!
スパイ小説のハラハラもあって、クライマックスは手に汗握る!言うことなし
やっぱ「愛」よな〜
そしてわいもベンのような人になる!と思うのでした
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ピルグリム最終巻。
スピード感がぐっと増し、まさに手に汗握る展開。
無理か?無理なのか⁈とハラハラさせておいて
ギリギリのところでつながりホッとしたり、
痛い痛い、もうやめてー!と叫んだりと、
忙しい最終巻。
映像にしたらさぞかし映えるだろうなぁ。
緊迫した中でも愛嬌を感じるバトルボイや
ダウン症のサラセンの息子に癒された。
彼らや彼らを取り巻く人々に幸あれと願う。
サラセンとの対決の場面で、
自分の名を「ピルグリム…」と伝えるシーンは胸熱。
第1巻の最初の事件もきれいに回収され、
余韻の残るフィナーレにも満足。
そして訳者あとがきで、この物語、
まだ続くのだと知り、さらに楽しみが広がった。
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テリー・ヘイズ。かつて諜報員だった男が復帰し、大量殺人を目論むテロリストを追う話。
はじめはホテルの殺人事件から始まり、過去の回想を含めてすべてが現在に繋がっている。テンポよくストーリーが進み、登場人物もそう多くはないので三冊の長編だがスイスイ読める。
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いやー面白かった。スピード感、直接対決の迫力、怒涛の伏線回収、登場人物の背景とエピソード、どれもお見事。
愛は強さであり弱点でもある。
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面白かった!大作!あと書きを読んで、この物語を書き切ったエネルギーに感動する。少し混みいってて分かりにくいところや、情景が浮かびにくいところがあった。作者の次の作品も読みたい!映画化はされたのかな?日本未公開?