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口唇口蓋裂はウルっときました。小松助産師の言う通り、親にとっては子の障害は、有るか無いかが全てで、正に0か100かなんですよね。。医療側と当事者側の温度差はやっぱりどうしても生じてしまうんだけれども、それをどう汲み取って関わっていくかが医療の質を左右するんだろうな。
本当に勉強になる作品です。
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この巻のテーマは、聞いたことあるものや見たことあるものだったのですが、詳細は知らないことばかりでした。
どんな小さなことでも、夫婦や家族で共有するということがとても大切なのかな。
「乳児院」では、養子縁組、里親の現実もありつつ鴻鳥先生の過去が垣間見えます。現在の鴻鳥先生の思いは、その過去があったからこそなんだと改めて感じる最後でした。
四宮先生の笑顔には癒されました。
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今回は、外妊、クラミジア感染症、口唇口蓋裂、乳児院
産婦人科には、つねにリスクがありドラマチックなことがあり。難しい科だと思う。
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簡単なキットで妊娠が分かる時代になったことで、子宮外妊娠に対するショックが大きくなったともいえるのかもしれない。
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【あらすじ】
【子宮外妊娠】:妊娠検査薬で陽性と出るが、子宮腔以外の部分で受精卵が着床したため正常の妊娠ではない。命の危険にさらされるケースもあるため、早めの処置が必要になることもある。他【性感染症】【口唇口蓋裂】【乳児院】を収録。
【感想】
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http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB15199765
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子宮外妊娠、性病、口唇口蓋裂などなど。子宮外妊娠の事を知らなさすぎる妊婦さんに唖然。卵管から子宮に移せとか、医者に「あなたに赤ちゃんを奪われた」とか正気か?八つ当たりも甚だしい。けど、こういう事を言う人いるんだろな。口唇口蓋裂も然り。妊娠=何事もなく産まれる、って思い込みがあるから、治るって言われても言葉が耳に入らなくなるんかな。強くありたい、と思う。しのりんは、「自己満足」と理解していながらの5年に1つの区切りが。だからこその涙が心に沁みました。これを機にほんの少しだけ添えられる言葉が増えればいいな…。
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子宮外妊娠は病気 方向音痴 卵管は左右に2本 クラミジア 抗生物質 泌尿器科 オーラルセックス=口で行う性行為 偽陰性 こうしんこうがいれつ口唇口蓋裂 先天異常の一つで上唇が裂けています カワイイねぇ オペ場師長 乳児院 3歳を過ぎると児童擁護施設
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子宮外妊娠という言葉は聞いたことがあった。
けど、こんなに辛いものだなんて、この漫画を読むまで実感がなかった…。
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テレビドラマ化もされた人気シリーズの第6巻。
先日HDDの空き容量を確保しようと溜また録画を見直していたら、かつて録画したドラマの「コウノドリ」がすべて残っていることを発見しました。
…どうしよう、時間がないのに見返してみたい…。
このシリーズでは、産科を舞台に、妊娠出産を巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。
この巻には「子宮外妊娠」「性感染症」「口唇口蓋裂」「乳児院」の4編が掲載されています。
作者が描きなれてきたからか、絵柄が安定して洗練されてきました。メインキャラクターと主要なサブキャラクターが出揃い、舞台になっている聖ペルソナ総合医療センターの雰囲気も描きこまれ、さらにこの巻では四宮サクラ両先生のエピソードが語られ、また、これまで各エピソード限りで登場したキャラクターが再出演したりして、群像劇は深みを増します。
もともと、この「コウノドリ」を知ったのは確か2015年7月17日(←今検索したら出てきましたw)のNHK「あさイチ」で紹介されたから。その後TVドラマの2シーズン目終了あたりまでは話題になることも多く、ノリに乗っていた感じです。
いや、ここ最近出版されたコミックスがつまらなくなったわけではありませんが、でも四宮先生が抜けた穴は大きい…。
以下、各エピソードに一言ずつ。
「子宮外妊娠」
下屋先生エピソードです。
恥ずかしながら、「切迫流産」と同様、言葉は聴いたことがあるものの実態をまったく知らなかった「子宮外妊娠」。
こんなに怖いものだったのですね。
「妊娠」という言葉がつくからか、即手術をしないと生命の危険があるほどのものだなんて思いもよりませんでした。登場人物と本当に同じ。卵管から子宮に移植できないの?って思っちゃうのも同じ。
下屋先生の言う「子宮外妊娠は妊娠じゃなくて病気」という言葉は頭ではわかりつつ、全身麻酔されながら「眠ったら赤ちゃんがいなくなっちゃう」とお母さんが涙を流す気持ちも痛いほどよくわかります。
患者に感情的になったことに反省の弁を述べる下屋先生に、事も無げに「いいんじゃないの?友達なんでしょ?」って言えるサクラ先生がとにかく素敵です。
「性感染症」
1巻で「淋病」が扱われていましたが、今回はクラミジア。エピソード的にはほぼ同じです。拾ってきた旦那は、淋病のときはあっさり白状しましたが、今回の旦那は性質悪いです。
あと、夫婦の修羅場に居合わせなければならない我が身を嘆く下屋先生がお気の毒。ついでに、せっかくのベイビーの演奏聞き逃しちゃってこっちもお気の毒。
「口唇口蓋裂」
四宮先生回。
口唇口蓋裂については知識としては知っています。知り合いにきれいに治った人もいます(何やらキャンペーンガールみたいなのやってたしw)。「口唇口蓋裂ちゃん、育ててます」ってコミックエッセイも読んでます。
でも、初めて聞いたときのショック、治療しながらの育児の大変さについては「読んで知っている」だけ。
現場で診断���、ご両親、そして口唇口蓋列の赤ちゃんと向き合っている先生方の心労は大きいのだろうと思います。
「元気に生まれてくるんだから」と表面上は冷たくあしらっているように見える四宮先生ですが、実はきちんと産後の治療のフォローまで手を回しています。お母さんにばれたときに見せる「アハッ」の可愛らしさよ。
それにしても、四宮先生、よく6年間苦しさと向き合い続けました。
なお、つぼみちゃんは2巻~3巻にかけて登場した喫煙妊婦の娘さん。右手にいつもウルトラマンの人形を握っていたお兄ちゃんは大きくなっていました。小1→中1くらいのイメージでしょうか。6年間ってそんな年月です。
読み聞かせた本はどれくらいになったのでしょうか。
ちなみに、四宮先生がつぼみちゃんに読み聞かせていたのは「しんせつなともだち」。
「乳児院」
サクラ先生回。
第1巻冒頭の野良妊婦の娘さんがいる乳児院は、かつてサクラ先生が育ったところでした。
サクラ先生はそこで「お母さん」と再会します。
まだまだ語られていない過去はたくさんありますが、サクラ先生の人となりの一端を垣間見ることができました。喘息治ってよかったね。そして、早く「パパ」になってくれる人と出会えるといいね。
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https://library.shoyaku.ac.jp/opac/volume/147643?current=1&locale=ja&q=9784063883695&target=l&total=1&trans_url=https%3A%2F%2Flibrary.shoyaku.ac.jp%2Fopac%2Fhome%2Fresult%2Fja%3Fq%3D9784063883695%26target%3Dl
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ゲオで借りて読んだ。今回印象に残ったのはコウノトリ先生の「あなたは僕の母親だったんですね?」というセリフだ。見た瞬間コウノトリ先生の母親は病気で死んだことになっていたけれど、やっぱり生きていたのかと思った。読み進めていったらそんなことはなくて、単純にコウノトリ先生が0歳から3年間乳児院でお世話になった先生を母親と呼んだだけだった。
児童養護施設についてはニュースで聞いたり、辻村深月の「子どもたちは夜と遊ぶ」や乃木坂太郎の「夏目アラタの結婚」などにも登場しているからなんとなく知っていたけれど、乳児院という言葉は初めて知った。都知事が小池百合子になる前、「保育園落ちた日本死ね!!!」のツイートが有名になって待機児童問題が深刻なことは誰しもが知っている。保育士の数が足りないのだから、当然乳児院で働く人員も足りないと考えられるが、なぜまったく取りざたされないのだろう? 調べたら再読記録の方に投稿したい。
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子宮外妊娠、性感染症、口唇口蓋裂、乳児院をテーマに綴る命の物語。
諦めるしかない場面、諦めずに粘って続けることが必要な場面…命と向き合う日々は時に残酷なほど現実を突きつけられる。
そんな一つひとつの山谷で傷つき、葛藤している人たちがいる。
立ち直るのは本人。でもそこに寄り添い、支えようとする人たちがいる。
医師も助産師も1人の人間。そのことを忘れずに、最後は妊産婦さんへ真のサポートを届けられるように、産前産後支援の活動をしていきたい。
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【推薦者】
体育学部 健康学科教員 三瓶 舞紀子
【学生へのメッセージ】
COVID-19流行下では、「10代の妊娠」「望まない妊娠」「貧困」の問題がよりクローズアップされました。産婦人科医&謎のピアニストでもある主人公が、様々な妊婦のお産に向き合います。この漫画に登場する様々な生命から、子どもたちを育てる社会の責任とは何か、全ての学生と特に教員を目指す学生にお薦めします。
▼配架・貸出状況
https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00539355
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2014年9月22日発売。
TRACK18 子宮外妊娠
TRACK19 性感染症
TRACK20 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)
TRACK21 乳児院