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とある田舎の中学校に赴任した新人教諭と女子中学生の恋愛、と書くと少女小説チックか官能小説チックか、と思われそうだが、主人公2人は純粋にふしだらで、周囲の人々はいやらしく正論を振りかざす。
著者の恋愛観、田舎観、中学生観満載の1冊。
恋とは気づいたら堕ちているもの。もがいても抗えず、ただただ堕ちるもの。
終盤は涙なくして読めません。ラストは最高です!
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恋とは「落ちる」もの。
これには共感できるものの、ストーリーにはちょっとついてけないかなぁ。。。
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分厚い本が読みたくて手に取りました。
初めての姫野さんの本。
中学生にしては進みすぎてるだろっ!って思いました。
中学生ってこんなに大人じゃない。
テンポはいいけど、大人になってからの会社の話とかさっさと目に入れるだけで頭のなかで理解せずに読んでました。
方言が結構混じってるので集中しずらかったです。
でも時々ほろっとくる…。
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10/20 文章がさらーっとしていて流すように読んだ。群像劇がメリーゴーランドみたいに廻ってるところを俯瞰で見ているような感覚。ラストが陳腐な気もしたがその展開を期待しながら読み進めている自分がいた。
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ある小さな町に生まれ育った少女が14歳のときに出会った教師との恋。話は彼女が小学生の頃から始まる。関西言葉の少女たちの会話、少女たちのサロンを新撰組になぞらえ独特のテンポで物語が進んでいく。が、しかーし!帯もカバーも見ずに借りた本ゆえ、「これって恋愛小説だったのね」と気付いたときには、彼女、オトナになってわ。。。ま、私が悪いんだけどね(笑)トホホ。(ま)
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物語は田舎の小学校から始まり、その中の女子グループを中心に話が進んでいく。
最初は、小学生の恋愛話に共感できず、なかなか読むのが億劫でしたが。。。
準子が中学生になって礼二郎に出会ってからのお話は、一気に読み終えてしまいました。
14歳から見た23歳はとても大人で、
23歳から見る14歳は子供。
でも、まだ23歳なのだ、ということが、23歳の礼二郎にはわからなかった。
歳の差っていつから気にならなくなったんだろう。
そんなことを考えさせられました。
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特に好きな本。 恋愛小説なのに、推理小説のような読み応えがあって衝撃でした。 特に感情の描写が胸を締め付けられる。 ある意味心に訴える官能。 何度も読み返してしまう忘れられない一冊。
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森本隼子、14歳。地方の小さな町で、彼に出逢った。ただ、出逢っただけだった。雨の日の、小さな事件が起きるまでは。苦しかった。切なかった。ほんとうに、ほんとうに、愛していた―
【その他読んだ本】
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田舎の学校を舞台に成長していく少女たち。
純粋で残酷な青春時代を描いた一冊。
幼い故に傷つけ、恋を知る。
大人になってもその情熱と幼さは変わらないのでしょうか?
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面白かったです、と単純に言ってしまうにはいやはやなんともはや。こういう本は他には読んだことありません。中学高校のときに読まなくて良かったです(人に拠っては正反対のことを思うのでしょうけれども)。自分だってもしかしたら些細な偶然やきっかけで、こんな風になっていたかもね、、、と、うすら寒い気配を感じてしまいました。ちょっと怖い本です。
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最初に読んだときは50ページくらいで断念してしまった作品。
だけど、ちゃんと読んでみたらすらすら進んだ〜一晩で読みました。
「思春期の女の子ってそーそーこんなだよねぇ〜」って。読んでてわかるわぁ〜って感じでした。
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冒頭の会話を読んでいてまた小学生のものだとは正直思えなかった。
大人になるまでの部分部分を取り出してつむいでいくストーリー。
登場人物が多い!
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今までに出会ったことのない恋愛小説。
小学生時代から、30代に至るまで。
はじめは登場人物が多くて混乱したけど、
最後まで読むと全てがおもしろいことに繋がっていてすごいなぁ、と思った。
こんなにどきどきしたのは久しぶり
小学校時代のこともきっと誰もが体験したことがあるであろうことを、
うまく表現していて、時々とてもエロティックなのに、
それが少女時代の物語だったりするから、
これは本当に大人になってから、「読める」小説だなぁと思った。
あとがきと解説では大人になればなるほど、
この小説のよさがわかるって書いてあったが、本当にその通りだと思う。
解説に「小学生時代のことはいらないんじゃないか」という評価もあると
書かれてたけど、私はあそこはいると思う!!
一緒に子ども時代をみてきたからこそ、ラストのシーンが盛り上がるのだ。
森本準子をもっと好きになれる。
やばいもん。準子になりたい!!
ラストはほんまどきどきしました。
続きの「桃−もうひとつのツ、イ、ラ、ク−」もぜひぜひ読みたい。
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先生と準子の恋の始まり、蜜月、終わり、
そしてその後。
二人を始めとした登場人物全員の細かい人間性、
学校の風景。
全てに引き込まれた。
寝ても醒めてもツ・イ・ラ・クのことばかりだった。
とても濃い話です。
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いろんなことがあってね、
成長するんだみんな、
それまでの経験がどうゆう人間になるかを決める、
何がだめで 何がいいかは、
自分が決めることだよ、