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日本最古の物語「竹取物語」の現代語訳は川端康成をはじめたくさんの人がしているけれど、この星さん版は大変読みやすい。直訳ではなく意訳な部分が多いんだけど、それが味だと思う。かぐや姫の手紙がね・・・じーんとくるね。ちゃんと原文も載ってるし。
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章ごとに解説やウンチクがあるのがこの作品の特徴で面白いのですが、話が途切れてしまうのが気になりました。
最後に原文が載っていたのが良かったと思います。
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さすが星新一という感じで、とても分かりやすくかかれているし、ところどころ出てくる星新一の冷静なツッコミや解説が面白い。
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言わずと知れた古典、竹取物語の星新一訳。
実は、有名作家が古典を訳したものを読んだのは初めてで、且つ星新一さんの作品を読んだのも初めてで何とも言えない。
古典入門には良いのかも。
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星新一訳たけとりものがたり。
ストーリーは誰でも知ってる「かぐや姫」のお話。
途中で挟まれる星新一の小話がおもしろい。
知ってる話なのに、切り込み方がちょっと違うなーと思っておもしろかった。
世界最古のものがたりは、伝承され続けてきただけある。
SF作品でもあるし。うん。いいね、たけとり。
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かぐや姫は日本の文学史上、最悪の悪女だと思う。
こんな人には出会いたくない。
他に言うことはありません。
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星新一さんが好きだから…楽しすぎた(笑)
古典好きの面白いおじさまに、竹取物語を語ってもらっているような感じでした。
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星新一の文章ってオシャレ。
物語を翻訳しつつ、章ごとに解説が入る。
普通なら物語を中断されて面倒に感じてしまうと思うけど、
むしろ待ってましたという気分。
とても面白かった。
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おそろしいことに、「星新一 ショートショート1001」は、まだ1巻目を読んでいます。
基本的に、同じ作者の本を2冊並行して読むことはないのですが、そんなことを言っていると星 新一の本が、この後20年ぐらい読めなくなりそうなので、今回は例外として読みました。
映画「かぐや姫の物語」関連ということで、1冊。
「かぐや姫の物語」は、いい映画でした。わたしは、好きです。
あれ、映像だけの映画ではないですよ。多分、伝えていることは、かなりどうしようもないひどいことだけど。
で、竹取物語を読むにあたって、なんで星 新一訳なのかというと、これ、圧倒的に軽くて読みやすいんですよねぇ。
昔(昔も、大昔だな)兄貴が持っていて、それは知っていた。
まぁ、訳というか、注釈も一緒にやっている読み物になっています。
楽しい感じの読み物になっています。
そのうち、映画の「かぐや姫の物語」の感想は、書きたいと思っています。
びっくりするぐらい、「竹取物語」です。
でも、実は、メインのストーリーは、けっこう違うといえば違う。
今回は、まあわかっていたんだけれど、その部分を確かめるために読んだ感じです。
なのに、ディテールがちょっと違うだけに感じるのはなぜかみたいな話を書く予定です。
でも、なかなかまとまらないのです。
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星新一さんのショートショートを読んでいってたなかで出会った。そのためか、自然と読めてしまい、彼の一からの作品かと勘違いしそうなほど。
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古事記の流れで本書を読んだが、映画「かぐや姫の物語」をシネコンで観た直後に購入というミーハーな動機。現代語訳はいくつかあったのだろうが、読みやすさから星氏の本を角川文庫が選んだのも肯ける。私にとってはショートショートやきまぐれ○○で馴染み深い著者。章の終わりの捕捉も良かった。原文も収録されていて読んだが、古文が苦手な自分にも読みやすい。作者未詳とのことだが、とても洗練されたアイディアあふれる物語だと感じた。
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個人的古典シリーズ第1弾(続編未定)。源氏物語とか色々挑戦したことがあったけど、これは一番わかりやすくて、スラスラと読めた!
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日本人ならだれでも知ってるかぐや姫
世界で最も古いSFではないかといわれている1000年以上も前の日本の古典をSF界の第一人者、星新一さんが忠実に現代語訳にいどんだ名訳著!(表紙カバー折曲げ部分記載文引用)
章の終わりごとにある星新一さんの「ちょっと!ひと息」で
物語のつづきをいかにして読ませようとしているかの解説も面白い
本文中の五人の求婚者が失敗するたびに流行る言葉(今に通じることわざ的なことば)も面白い
私が買ったのは実写版(十二単衣をきた女性の写真)だけど、絵の表紙のがよかったな~
和田誠さんの本文イラストは好き
最後に原文も有
学生時代に古文の時間で習ったよなぁ~いとなつかし(笑)(古文苦手やったけど現代語訳読んですぐに読んだからかすごく読み易かった^^*)
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内容紹介
絶世の美女に成長したかぐや姫と、五人のやんごとない男たち。日本最古のみごとな求愛ドラマをSF界の名手がいきいきと現代語訳。男女の恋の駆け引き、月世界への夢と憧れなど、人類普遍のテーマが現代によみがえる。
内容(「BOOK」データベースより)
絶世の美女に成長したかぐや姫。彼女を射止めたい5人のやんごとない男たちは、与えられた難題をクリアしようと奮闘するが、姫は姿も見せず、月の彼方へと帰ってしまう―。日本最古のみごとな求愛ドラマを、星新一がいきいきと楽しく現代語訳。モテたい男と謎の美女の恋のかけ引き、月世界への夢と憧れ、人類不滅のテーマをSF界の名手が現代に蘇らせた新しい名作。
著者について
1926年東京生まれ。東京大学農学部卒。1968年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞受賞。ショートショートの第一人者として1001以上の作品を発表した。著書に『きまぐれロボット』『ちぐはぐな部品』『宇宙の声』『声の網』他多数。1997年、永眠。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
星新一
1926年東京生まれ。東京大学農学部卒。57年日本初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参加。68年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞受賞。ショートショートの第一人者として1001以上の作品を発表した。その他、時代小説、少年小説など多方面で独創性を発揮。97年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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星新一先生が好きだったことと、竹取物語を通して読んだことがないなあと思ったことが重なり、手に取りました。
ところどころ星先生のコメントなども混ざっていて現代風な点が読みやすいと思います。
古風な、竹取物語そのものの空気感を味わいたいという方には向かないかもしれません。
竹取物語のストーリーを知りたい、簡単に読みたいという方にはおすすめです。
後半に原文が載っているのもよかったです。