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武器である鑑定眼を封じられたという意味では、今のところシリーズを通して、一番窮地に追い込まれた展開だった感じがする。
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今回の話は、一見すれば中盤までは全く何も問題なく、話が進んでいるように見えるのが特徴的でしたね。
しかし、中盤からまるで急転直下とも言うべき展開...面白かったなぁ。
中盤まではダラダラと読んでいたのですが、終盤の方は一気に読みきってしまいました。
また、莉子さんが最大のピンチに陥ってあんなに取り乱していた事も驚きでしたが、そのピンチをしっかりと支えてまた立ち上がらせた小笠原君の活躍ぶりも良かったなぁ...確かに、いいコンビなのかもしれない。
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相変わらず、あっという間に読み終わる。そんなに先行投資してまで、ひと一人を騙すかなとということとか、そもそも主人公が選任されるという事態および、二人以上の鑑定者が選ばれたとしたらどうしたのだろうとか、犯罪者がそこまで博識なのかとか、相変わらず、ディテール部分には突っ込みどころが多くあるが、まあ、そんなことも含めて作品が成り立っているので、そういうものだと受け止めた方がよいでしょう。
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今回は、モナリザに主人公が挑みます。
個人的に、千里眼シリーズの嵯峨さんも出てきたし、嬉しかったかな。
面白いし、ボリュームもそんなに無いので一気読みしてしまいました。
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シリーズ九作目。
相変わらず文章のテンポが良く読みやすいです。
モナリザについての雑学だけでなく、心理学の範囲も作品に取り込んであるなど作中のネタの範囲が広く今作も楽しめました。
シリーズ六作目に登場した雨森華蓮の再登場も、少し嬉しかったです。
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そろそろ人が死なないと物足りなくなってきた。
でも、面白かった。
次は昔の話らしい。
なんだかんだで楽しみ。
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シリーズ第9弾。凜田莉子がルーブル美術館の臨時学芸員に? 第五弾のエピソード、第6弾の雨森華蓮、第4弾以来の嵯峨敏也が登場します。最後の最後まで全貌が見えず、スパッと一気に解決。莉子と小笠原の中も進展……したのかな?
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前作にちょっとがっかりしただけに、反動で星を4つ付けてしまいました(笑)。
前に莉子がフランスを訪れた事にもリンク(特に読んでいなくても話の展開を理解するには影響しない)されていたり、物語中でもいろんな意味で伏線が上手く張られれていて、よく纏まった話に仕上がっていると思いました。
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しかし...書き下ろしでこのハイペースでの作品を出す
パワーは流石なんでしょうねー。早くも第9弾。
今回は以前に「莉子」がフランスに行った回が
伏線となって、あの有名なモナ・リザの真贋鑑定に
かかわる事になる...という展開。こういった大袈裟な
プロットは得意中の得意なんでしょうね。読んでる
こちら側も思わず引き込まれます。
ただ、日本人によるルーヴルの臨時雇用員...っていう
設定自体になんだか釈然とはしないものを感じてしまいますw。
とは言え、「莉子」が今回巻き込まれる事件は
意外にもその裏があり、更に大きな事件...というか詐欺へと
発展していくのは意表を突かれて、このシリーズ中、個人的
には1,2を争う作品かも!?
次作はシリーズ10作記念。スーパーウーマン「莉子」が
誕生に至る過去が明かされる...らしい。
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リコ先生、最大の栄誉が策略により
踏みにじられる
リーブル博物館臨時学芸員・・・今は
手の届かないところに
てか、小笠原と良い雰囲気になりつつある
気に入らない(笑)
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今回の話は面白かったー! 最後の美術館のシーンはワックワクしたっ。
パリ編最後であるといいなーと思っていた、莉子とブレさんの対面が実現してよかった。
電車で目の前の女性も読んでて、おっ!ってなった。
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ちょっとわかりやすすぎる部分もあったように思うけど、全体的には★4.5くらいに感じた。小笠原の活躍に免じて★5(笑)
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この巻まで10冊一気に読み終わったぜ!
話がでかいから始めみたいな2部作かと思ったら、案外あっさりと…
しかし遂に2人が進展したのでこれから楽しみ
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未曾有の災害にみまわれた日本に、フランスから世界の名画『モナリザ』を貸し出されることになった。
今回璃子は、その『モナリザ展』の現地学芸員として、臨時採用されることとなった。
凜田さん。またフランスです。
そして、ちょっとうきうきの展開も・・・?
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37年ぶりに日本で開催されることになった「モナ・リザ」展のスタッフ登用試験に選抜された鑑定士Qに思わぬ罠が・・・
雑学うんちくネタ。人が死なないミステリ。意外な結末。犯人が判った後のドテッ感・・・いまだ快調でした。
(2011/6/8)