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京都の美形インチキ坊主(しかも莉子の兄弟子ときたもんだ!)の話。
祈願文のトリックが実際に可能かどうかはおいといて、ボロボロアパートの劇的ビフォーアフターや、古墳の暗号解読などなど、盛り沢山で贅沢だった。たくさんシリーズ書いてるのに、全然出し惜しみしないなー。純粋に、すごい。
小笠原くんが今回もよく頑張っております。
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松岡圭祐による万能鑑定士シリーズ第11弾。
莉子の兄弟子にあたる青年が寺の住職になり、それまで寂れていた寺がにわかに脚光を浴び始める。そこでは未来を予見したかのようなお告げが次々と登場し、伝統のある寺の住職や神社の神職も彼を無視できなくなっていく。
いったいどうやって未来を予見したようなお告げを出すことが出来たのかという謎については結構早々に明らかにされるが、そこから先の展開が面白い。小笠原もこのところ大車輪の活躍を見せ、莉子との仲もずいぶん接近してきた印象で、まるで中学生のような二人のもどかしい恋の進展も注目だ。
それにしても、一見ヒールかと思いきや、、、、という展開は、ある意味救われた感じがして良かった。
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どんな祈願も叶える寺の謎を莉子が見抜く。
シリーズも10作を超えると飽きたりするけど、このシリーズは安定していて、楽しめる。
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瀬戸内陸に師事した兄弟子との対決を軸にした、京都や寺社に関する雑学知識を披露した話。探偵風な内容で、サクサク先に進める。登場人物を上手に絡めながら、最後にニヤリとする場面を演出してる。なかなか面白かった。
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このシリーズ、この数ヶ月で一気読みしていることもあってちょっと飽きが来ていて、今回も謎解きはう~ん、という感じでしたが、兄弟子のビジネスマン坊主のキャラが良かった。とにかくここまで読んだから最後まで読むぞ。
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考え方を参考にしたい。次は、本文抜粋。
貧困という逆境は、商売人の脳を活性化させる最良の刺激にほかならない。瀬戸内店長の至言だった。彼の教えは僕のなかに生きている。意識せずともあらゆる可能性が顕現する。脈のありそうな方策をひとつに絞りこむ。有機的自問自答。でた回答を別角度から検閲する。無機的検証。実行に移せば儲けにつながるか否か。いかなる障害が予想されるか。順次、二段階の複眼的かつ論理的な分析によりシュミレーションしていく。
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Qシリーズ Ⅺ は、京都が主な舞台です。
仕事上かかわりのある宗教法人にスポットを当てていたので興味深く読ませていただきました。
よくお寺と言えば、徳の高い僧侶が布教活動の一環として説教を垂れたりするイメージがありますが・・・最近の日本の寺社はあまり布教活動をしていないように思います。はっきり言って、宗教もビジネス化していますから、檀家信者はお客さんですよ!だから、古くからある寺社は、固定客がありますから特に布教活動をしなくても安定収入があるし法人税もかかりませんから、普通にやっていれば生活に困ることはないです。それから、宗教法人は銀行の借入金がありません。お金に困ったら、檀家信者にお願いして寄付を募るからです。まあ、税制上優遇されたビジネスですよね。
それより、主人公は、仕事上かかわりのある出版社の記者とゴールイン出来るのでしょうか・・・その方が気になります(笑)
今回も、楽しく読ませていただきました
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鑑定士vs兄弟子
【内容】
京都で突如人気が出た寺のトップは、かつて、あの瀬戸内の薫陶を得た青年実業家だった。
莉子はトリックは突き止めたもののあと一歩及べない。
いわば兄弟子の挑戦に苦闘するQちゃん。
【感想】
ここ数巻、小笠原クンと莉子の関係がメインになってきたような気がする。
(2013年07月14日読了)
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京都を舞台に一躍人気寺となったイケメン住職との対決。
お寺の本来の目的は何かとか突き詰めれば、考えさせられる作品。
(図書館)
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水無施という強敵が登場!
兄弟子との対決にワクワクします。
小笠原くんと莉子の恋愛模様も気になります。
わずか5年で京都随一の有名スポットになった音隠寺。そこは、あらゆる願いがかなう儀式で知られていた。京都に赴いた凛田莉子は、住職・水無瀬瞬によるトリックをほぼ見抜くが、決定的証拠を握れずにいた。止められない瞬は、次の話題づくりに安倍晴明の式盤を狙う。所在不明の式盤を密かに探し、盗むつもりだ。「国宝」にたどりつくのは莉子か瞬か?かつてない敵を相手に、究極の頭脳戦が始まる。書き下ろし「Qシリーズ」第11弾。(BOOKデータベース)
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京都が舞台だからというのもあるが、
お寺の裏側が面白かった。
悪ぶってみえた住職が、そういうオチで終わるのね、というのが意外でよかった。
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内容(「BOOK」データベースより)
わずか5年で京都随一の有名スポットになった音隠寺。そこは、あらゆる願いがかなう儀式で知られていた。京都に赴いた凛田莉子は、住職・水無施瞬によるトリックをほぼ見抜くが、決定的証拠を握れずにいた。止められない瞬は、次の話題づくりに安倍晴明の式盤を狙う。所在不明の式盤を密かに探し、盗むつもりだ。「国宝」にたどりつくのは莉子か瞬か?かつてない敵を相手に、究極の頭脳戦が始まる。書き下ろし「Qシリーズ」第11弾。
2月6日~10日
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最初の描写の男が小笠原だと途中まで思っていた私。
イケメン住職との対決は、実はチープグッズ販売店の兄弟子対決だったという。
ちょっと莉子が小笠原を意識してきているのが私的にはうれしい。いつか小笠原が報われると信じたいです(笑)。
できればイケメン住職には、ビジネスとはいえせめて訪れてきた寺の関係者の顔と名前と背景くらいは覚えて活用してほしかったですね。ビジネスでも覚えるのは普通じゃない?頭いいんでしょうに。
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師と同じ道を辿る兄弟子はとても師に似た人物で、莉子の苦手をも得意とする人でしたが、兄弟子を止めるために莉子は成長し苦手をも克服、小笠原さんとも距離が縮まりとても楽しく読めた。しかし兄弟子は全てを知りながら小笠原さんを試し、最後には祈願文にて面白みのあるいたずらを仕掛けて最後まで続きを読みたくなる内容でした。
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わずか5年で京都随一の有名スポットになった音隠寺。そこは、あらゆる願いがかなう儀式で知られていた。京都に赴いた凛田莉子は、住職・水無施瞬によるトリックをほぼ見抜くが、決定的証拠を握れずにいた。止められない瞬は、次の話題づくりに安倍晴明の式盤を狙う。所在不明の式盤を密かに探し、盗むつもりだ。「国宝」にたどりつくのは莉子か瞬か?かつてない敵を相手に、究極の頭脳戦が始まる。書き下ろし「Qシリーズ」第11弾。
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相変わらず面白かった!
だんだん小笠原さんと良い感じになってきて…凛田さんかわいい^^
小笠原が川に飛び込むところとか、最後水無施さんを助けるとことか、最初は頼りない感じの記者だったのにかっこよくなってきていいね!