投稿元:
レビューを見る
解決方法がインチキ臭かったけれど、楽しめた。
この場合の”インチキ臭い”は、もちろんほめ言葉で。
「万能鑑定士」シリーズとはひと味違った楽しみ方ができそう。
投稿元:
レビューを見る
万能鑑定士Qシリーズを何冊か読んでからでないと、わからないかも?
Qシリーズの莉子&小笠原くんがかなり出てます。
本シリーズの絢奈&壱城さんの方が、Qシリーズより恋愛関係が早く発展しそうな感じで、その辺を楽しみにしていたりです(笑)
投稿元:
レビューを見る
なんでも真価・真贋を見破る万能鑑定士の凜田莉子が謎を解く
人が死なないミステリシリーズの姉妹シリーズと言っていいのかな。
今作にも莉子が登場するし、今後はそれぞれのシリーズにお互いが
登場するようだしね。
こちらは、特等添乗員の浅倉絢奈が謎を解く。
知識が豊富でロジカル・シンキングに優れた莉子とは異なり
閃きによりあらゆる可能性から真実を見出すラテラル・シンキングに秀でた絢奈。
彼女もまた莉子と同様に落ちこぼれだと周囲から思われていたのだが、
ある人の手助けによりその能力をいかんなく発揮するようになっていく。
シリーズ第1弾は主にその過程を描いており、事件は最後の方にちらりと。
しかもあっさりと解決される。
個人的な感想を言えば、小説として読む分には莉子の論理的思考の方が面白い。
だけど、このふたりの人としての凄さはどっちが上だなんて言えないな。
あとは、このふたつのシリーズを松岡さんがどのように切り分けながら
展開していくのかが楽しみだ。
ひとつにしてW主人公にしてしまった方がいいのでは?
という展開にならないことを祈る。
投稿元:
レビューを見る
新キャラクターαの誕生を歓迎します。万能鑑定士Qと組んだら無敵?
Qシリーズと同じく落ちこぼれスタートで、展開された学習法が興味深かったです。
投稿元:
レビューを見る
莉子とは違ってラテラル・シンキングの絢奈の発想は斬新。
莉子は一からどんどん増やしていくタイプだけど、絢奈はゼロから一を生み出すから、二人が揃えば無敵!
このシリーズは読んだ後に、ちょっと賢くなってるような気になるのが嬉しい。
万能鑑定士シリーズに加えてまた楽しみなシリーズが始まった!
投稿元:
レビューを見る
万能鑑定士Qの莉子とはまた違った快活な美人が登場。
ロジカルシンキングの莉子とラテラルシンキングの絢奈。どちらも美人で頭の回転が良いなんて、羨ましい!
添乗員だけに旅行ネタも満載。出掛けたくなってきます♪
自分はロジカルシンキングとラテラルシンキング、どっちが得意なのかな?と考えながら読みました。
自分は、いつもはロジカルシンキングで考えるようにしてる気がするけど、テンパったときの打開策はラテラルシンキングで切り抜けてるかもなぁ。
このシリーズからも目が離せません!
投稿元:
レビューを見る
万能鑑定士Qの凜田莉子とはまた違った新しいキャラクター。素直で純粋で前向きな浅倉絢奈は読んでいるうちにどんどん好きになっていける。自分もこんな前向きな明るい子になりたいと思える元気が出る一冊だと思う。
投稿元:
レビューを見る
母の勧めで読了。
一緒にQシリーズも勧められましたがこちらの表紙の女の子の方がかわいいなーと思い(…)先にこちらから読んだという。
Qシリーズ未読でも楽しめます。
こちらを読んだことにより逆にQシリーズも読みたくなりました:)
投稿元:
レビューを見る
凛田莉子と浅倉絢奈。最強コンビが織り成すこの本は、読んでいて爽快になる!推理劇Ⅱと、添乗員αⅡも期待大‼
投稿元:
レビューを見る
松岡 圭祐の読みたいなと思っていたので、巻数が少ないこれを買いました。
結構面白かったですし、読みやすかった。
ポイントになるラテラルシンキングについても、面白い例が紹介されていて、良かったとおもいます。
投稿元:
レビューを見る
掟破りの推理法で真相を解明する水平思考―ラテラル・シンキングに天性の才を発揮する浅倉絢奈、22歳。新人ツアーコンダクターとして国内外を飛びまわる彼女は、旅先で発生するトラブルから難事件まで、予想もつかない手段で瞬時に解決する。中卒だった彼女は如何にして閃きの小悪魔と化したのか?鑑定家の凛田莉子、『週刊角川』の小笠原らとともに挑む知の冒険、ここに開幕。人の死なないミステリ最高峰、αシリーズ第1弾
投稿元:
レビューを見る
勉強ができない落ちこぼれだったのが、メンターの教育で賢くなるというパターンがQと同じ。
ちょっと出来すぎのストーリー展開ではあるが、楽しめることは楽しめる。
投稿元:
レビューを見る
松岡圭祐・Qシリーズから派生した新シリーズ、第一作。
豊富な知識量を元に徹底した論理思考を行う凜田莉子(万能鑑定士Q)とは正反対に、水平思考=ラテラル・シンキング、つまり突飛な発想と推論に基づいた自由な思考を武器とする主人公、浅倉絢奈。
本作では、Qシリーズ1・2巻と同様、その水平思考能力が開花し「特等添乗員α」の称号を得るまでの過程を描いている。
『絢奈は中卒で落ちこぼれの21歳。母と姉の薦めで添乗員の試験を受けるも、ボロボロの点数で不合格となり…』と、「最初はおちこぼれ」で「社会に出ようとして壁にぶつかる」設定は凛田先生と瓜二つ。『そして莉子と同じく師に出会い…』これはQの1巻と同じ展開をもう一度読まされることになるのかなぁ、と思いきや、ここからの展開はずいぶん様相の違う笑える事態になり、一安心。
晴れて能力を開花させ、添乗員となった絢奈。しかしその能力は、周囲の人々に「詐欺師の思考法」「イカサマ」「チート」などと呼ばれてしまい、絢奈は深く傷つき、困惑する。
この、能力が抱える根源的な葛藤が(絢奈には悪いが)話を非常に面白くしている。しかし、凛田先生の時は葛藤を持ち込むのは何巻も後だったのに、いきなり出してしまって大丈夫なのだろうか…?ネタ切れになりはしないか?少々心配ではある。
ミステリーの主人公にこのラテラル・シンキングを使わせるというのは、本来ならば禁じ手である。無茶苦茶で根拠がない推論を披露して、偶然それが正解だったことにするのは、書き手にとって実に簡単なことだからだ。そしてもちろん、それは読者からすればアンフェアなご都合主義でしかない。
現に、『だから根拠はないんだって』と言い放ちながら無茶苦茶な推論をぶつける絢奈は、犯人に『根拠もなしに人を侮辱すると名誉毀損になりますよ』と開き直られてしまう。
だが心配はご無用。最後に彼女は、実にロジカルかつラテラルなーー凛田先生に言わせれば『凶悪』なーー方法で、推論が事実であることを証明してしまうのだ。
厳密に言えばやはり、ミステリーとしては反則である。しかし、この鮮やかな流れにはただただ、驚嘆せざるを得ない。
実を言うと、ここに至るまで、彼女の能力はそれほど非難されるような物なのか?といまいちピンと来ていなかった。しかしこのシーンを目の当たりにするとなるほど、これは間違いなく『凶悪』な能力である。
そして、悪と紙一重の凶器を持ちながらも、その凶器を倫理に沿ってハンドリングする天真爛漫で繊細な少女・絢奈というのは、本当に、たまらなく、魅力的なキャラクターなのだ。
ロジカル・凜田莉子とラテラル・浅倉絢奈のタッグは、まさに史上最強である。しかし、二人が毎回タッグを組むのでは、それぞれのヒロインの名を冠するシリーズの意味がなくなってしまう。そもそも、絢奈は添乗員として世界を飛び回るので、そうそう莉子と一緒にはいられないはずだ。ということは、次回作では絢奈が一人で頑張るのだろうか?
二人の最強タッグをもっと見たいような、一人一人の活躍をもっと見たいような…
何にせよ、このシリーズからは��が離せなくなった。
全力の★5です。
シリーズ入門には、「万能鑑定士Qの推理劇 I」→「特等添乗員αの難事件 I(本書)」を推奨。
投稿元:
レビューを見る
万能鑑定士Qにつながる、それでも莉子とは違う物の考え方を身に付けた浅倉絢奈の物語。
ラテラル・シンキングのなんと自由な事。でも、それが心理に肉薄する様子は読んでいてビックリする半面、そうだよね、そういう考え方もあるわけだからその推測を信じる面というのも一つだよね、と自分自身考えることも多かった。
次はどんな活躍を見せてくれるんだろう?
投稿元:
レビューを見る
中卒の絢奈がラテラル・シンシンキングを発揮して、ツアーコンダクターとして飛び回る各地で難題をクリアしていくシリーズ第一弾。
ノリは軽いのだが、ラテラル・シンシンキングの考え方が意表を突いていて、思わずクスリとしてしまう場面も。
ちょっとくせになりそうなシリーズ。