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2010/11/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2014/3/19〜3/25
映画化もされた「鴨川ホルモー」のスピンオフ的短編集。京都大学青龍会、立命館大学白虎隊、京都産業大学玄武組、龍谷大学フェニックスの面々のちょっと違った側面が描かれる。いやいや、まことに面白い世界を作り出すなぁ、万城目さんは。「鴨川ホルモー」を読んだのはだいぶ前なのでまた読みたくなってきた。
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ホルモー読んだ直後に読みたいスピンオフストーリー。本編の細かい事がちりばめられているので、もう一度鴨川ホルモーを読みたくなる。
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ほとんど一日で読み終わった。登録を忘れていたけど。
情けないことに鴨川ホルモーの登場人物をほとんど忘れていたので、もし僕のように記憶力弱い人は本編を横に置きながら読めば楽しさ1.5倍でしょう。
一種のタイムトラベル物、薩摩芋の出る作品、黄色い果実の出てくる作品が私の好みです。
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鴨川ホルモーの続編として、期待していたが、内容はかなり違って、鴨川ホルモーを取り巻く人物たちを巡る話を集めた短編小説集だ。しかし、それぞれの話がなかなか楽しめる。まさしく拾いものだ。
私は京都が好きで、よく出掛けるが、京都の雰囲気が出ていて、十分酔わせてくれる。
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鴨川ホルモーを読んで、面白かった人はすんなりは入れる作品。しかも鴨川ホルモー読了後あんまり時間がたってないほうがページをめくるスピードがとまらないだろう。
短編6作ながらどれも複線が巧みに織り込まれており、わかる人にはわかるという気持ちよさを感じられる。
鴨川ホルモーと一緒にぜひ。万城目氏の本はどれからでも読みやすいけれど、シリーズ化されているのはこれだけなので、2冊まとめてどうぞ!
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話にオニが出てくるとテンションが上がる。アクションシーンが楽しい。
恋愛話が濃くて肌に馴染まない話もあったけれど、全体的にはおもしろかった。
6話目の、なべ丸の話が好き。
MVP:高村
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『鴨川ホルモー』のその後や、あの時裏で起こっていたこと の短編集。小さなところで『鹿男』ともリンクしていた部分もあり。
恋愛話しですが短編の中に恋愛以外の要素も多く含まれています、沢山の伏線で引き込まれますしどのキャラクターも活き活きしていますので『ホルモー六景』を最初に読んでもそれはそれで楽しめると思いますが万城目さんの他の作品を読んでからの方が面白さは倍増だと思います。
あ!と、読んでいて繋がる瞬間が本当に楽しい。長持の恋は読めて良かったなぁ、丸の内サミットは更にその後が気になります。
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ほるもー好きなら本書のプチサイドストーリーに感慨深いものがあります。
電車では読めないページが今回もありました。まげはやっぱやばい笑
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梶井基次郎が青龍会と絡んでくるくだりが泣ける。途中まで読んでて、あれっ知らん駅名が出てくることになるが、まさか店長のほうの安倍の話だったとは。
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鴨川ホルモーを読んでから1ヶ月ぐらいで本書を読んだが、既に登場人物何人かは誰?となったので、鴨川ホルモーと続けて読んだ方が楽しめそう。
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前作「鴨川ホルモー」の番外編。
ちょっと偶然が重なりすぎな展開だけど、このストーリーの性格上許せるかな。
あとは、まさか最後の話しで「鹿男あおによし」の料亭が出てくるとは思わなかった。
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本書は鴨川ホルモーのスピンアウト小説である。前作を読んでいないと全然ダメな一見さんお断りの小説であることは疑いないが、前作のファンにとってはニヤリと出来る裏話があり、時には新機軸があり、著者の意外な懐の広さに驚かされた。
万城目学と森見登美彦は一まとめに『京大系作家』とか言われることがあるが、非日常の中に紙一重のバランスで日常を成立させる作風には、濃さの程度はあれ確かに似通ったものを感じる。二人とも、意外に足腰のしっかりした端正な文章が書けるところも共通している。
いつまでもホルモー一辺倒ではいられないだろうが、もう一作くらいは続きが読みたい。
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ホルモーの世界をスピンオフのような形でより彩り鮮やかにしていた。前作を読んだ人は必須。そして、歴史上の人物をパロった登場人物の名前とか、『もっちゃん』は、万城目さんの知識の深さというよりも、その人たちへの愛情が垣間見えるようで、非常に心地よかった。
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ホルモーに関する裏話が6話。だから『鴨川ホルモー』を事前に読むとホルモーの世界にどっぷり浸かれます。
ぼんちゃんのバイト風景やら芦屋の元カノやら高村の恋が実った訳やら、あの時計の秘密まで…
まさか「ジョー」に「クラーク」までホルモーに関わっていたとわ?歴史があったのね?
読みながらニヤニヤしてしまう?
ホルモーの世界が広がりました?
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「鴨川ホルモー」からこんな見事なサイドストーリー集ができるなんて。この作家、ますますあなどれない存在である。ホルモーの世界は軽やかに時空を超えて、ますますトンデモなクロニクルになってしまった。それでも、ちょっと地味目な登場人物達が涙と笑いを爽やかに演じるオリジナル作の筆致はそのままに。
こうなった以上は何としてもメインストーリーのその後を読みたい、もっと彼らの青春に寄り添っていたいと願うのは私だけではあるまい。