投稿元:
レビューを見る
アスカの孤独な戦い。
別人になって恋人を愛すことはできないよ。
しかも前の自分よりはるかに美人になっちゃたらさ。
アスカもまた刑事魂がすごいのさー。
女は強いほうがいいね。
投稿元:
レビューを見る
(上巻の続き)
外見ははつみ、心は明日香となった「アスカ」は、誰の保護も受けられず、君国に追われる。
かつての恋人、仁王は自分をはつみだと、明日香が命を落としたのははつみのせいだと、考えている。考えながらも、行動を共にすることになった二人ー
息詰まる展開。上下巻ながら一気に読めます。
続巻に「天使の爪(上下)」があります。
投稿元:
レビューを見る
上巻から続き、全く飽きさせない臨場感たっぷりの展開。愛・友情・正義・信頼、いろんなものが絡み合い、ラストは泣かせますねぇ。。映画も見ましたが内容が全く違っていて驚きました。間違いなく原作の方がおもしろいです。
投稿元:
レビューを見る
映画を観てみたいけどきっとがっかりするだろうと思って観てません。アクション系だと思ってたら大間違い。かなりの心理サスペンスです。
投稿元:
レビューを見る
天使の牙下巻。
一応ストーリー終了。
上巻では微妙に無理のあったストーリーが綺麗にまとめられています。
投稿元:
レビューを見る
外見が美人、中身がハードというのは男からすると理想的かもしれません。
ハードボイルドなストーリーなのにテーマが愛というのもロマンチックでいいと思います。
投稿元:
レビューを見る
上巻に続き
下巻を一気に読み上げてしまいました。
ハードボイルドな作品!
君国の冷酷さや影響力、神の冷淡さ
古芳の幼馴染人情
明日香の強さ・・・
インパクトのある1冊です。
凄く面白かった!
お勧めの本ですw
投稿元:
レビューを見る
犯罪組織「クライン」の独裁者君国の愛人はつみの身体と、女刑事明日香の精神を持つアスカは、己だけを信じて決死の囮を演じていた。組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ひとり。だが、古芳はアスカの精神が明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が…!!息もつかせぬアクション、巧みな構成、想像を絶する展開。感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。
投稿元:
レビューを見る
むぅ。満足。寝る間も惜しんで読んでしまった。同じ場面の同じ時間を異なる視点でチャプターを分けて書く手法がとても面白い。そういう書き方なんだろうね。Aという登場人物から見た事象で欠けていた視点がBという登場人物から見た視点で補われるって訳。臨場感あるね。
図書館で続編があるように見えたので次も読んでみよう。
投稿元:
レビューを見る
上巻と同様、スピード感があって一気に読める。
最後の終わり方が個人的に少し残念。続編の「天使の爪」も気になります。
投稿元:
レビューを見る
(レビューは上巻の続きです。)
文庫で上下巻になるだけあって正直長いのですが、テンポがかなりいい(もちろん緊迫の、いい意味で息の詰まる「間」もありますが)ためページをめくる手が止まらなくなります。
信じられるのは自分だけ。
限りなくそれに近い事態に、アイデンティティすら保ちがたい、世界でも例のない脳移植手術を受けたアスカが挑む。
姿が違うため、自分をかつての自分だと認識する者がいない。
かつて出来たことが今の体では出来ない。力でねじ伏せることも、長く走ることすらも。
そんな状態で、そしてかつてこの体で生きていた「はつみ」として認識された状態を利用して、無事に警察内部の腐敗を暴く…ことができるのか?!
先の読みづらい展開がまた、途中でしおりを挟むことに抵抗を覚えさせるんですよね。
何度読み返しても楽しめるいい作品です。
同じアスカと仁王のコンビで「天使の爪」という作品もありますが、そちらは少なくとも仁王との間の信頼関係はしっかりしているので、こちらの方がよりスリリングさが勝っています。
もちろん爪は爪の良さがありますけどね。
爪の話はまた、いずれ。
天使の爪レビューを書く機会があれば触れたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
あらすじ☆
犯罪組織(クライン)の君国の愛人はつみの身体と、女刑事 明日香の精神を持つアスカは己だけを信じて決死の囮を演じていた。
組織は警察内部の通報を使い、次々と殺戮の罠。を仕掛けてくる。
アスカを守るのは 明日香の元恋人 古芳ひとり。 だが古芳はアスカの精神が明日香である事をしらない。
一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。
すれちがう2人にさらなる刺客が、、、、、!!!
殺 殺 殺 殺、、、物語りの一つ、一つが想像できて、リアリティー( ; ; )。。
怖いけど、警察も悪者。信じられるのは自分しかいないって事が、また恐怖心をそそる。
終わり方すっきり!!!
投稿元:
レビューを見る
ある事件がきっかけで女刑事明日香の脳・心が、巨大犯罪組織のボスの愛人はつみの肉体の中に入ってしまい、アスカとして明日香の時の相棒であり恋人の仁王と共に犯罪組織を根絶する話。
テンポが早くてどんどんページをめくってしまった。警察と犯罪組織の抗争の話だが、スピード感のある描写は凄かった。他人の肉体に心だけ入るという奇妙な話だが、実際に自分がその立場になったらすぐ死にたくなりそう。
まあとにかく面白かった!続編的な「天使の爪」があるらしいのでさっそく買って読みたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
「自分の傲慢を知った。弱者に対する思いあがりを感じた。」
今まで当たり前に持っていた肉体を失って、代わりに得たものは、美しいけれど脆弱な肉体。
元々の『河野明日香』としては、決して必要のないもの。
そうなって初めて自分が「恵まれていた」ことに気付く。
このアスカの述懐は結構痛かったなぁと思います。
それに今自分の傍にいるのは、かつて最愛だった恋人。
そしてもしかしたら自分を裏切っていたかもしれない男。
その中でも戦おうとするアスカの強さが眩しい。
が。
個人的には好きになれないタイプの人なんですよね、『河野明日香』って。
『神崎はつみ』はまだ理解できる範疇にいるんですけど。
仁王は結構ヘタレてますが、かっこいい。
『はつみ』に対して冷たくすればするほど、『明日香』への想いの強さを知ることが出来るし、『はつみ』に惹かれれば惹かれるほど、結局『明日香』が好きなんだなぁとすべてを知っている読者としては思うわけです。
一途な仁王が素敵。
投稿元:
レビューを見る
一気に読み終わった。
ある種の小説は読んだあとに哲学的な満足感や、洗練された感動が味わえるけれど、この小説は違います。
読んだ後に何かを学んだとか胸が震えたとかではなく、ただ純粋に面白かったと言える本は案外少ないものだと思います。
いや〜、面白かった。