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ダン・ブラウンのデビュー作、パズパレ下巻。
宗教色の強いラングドンシリーズとは違い、本書は暗号をテーマにした作品です。(あっちにも似たような話はありますが)
読者を惹き付ける映画的な展開は秀逸。
特に後半の暗号を解読するシーンは熱中して読みました。
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「ダヴィンチコード」で有名なダンブラウンのデビュー作。
NSA(国家安全保障局)の、「どんな暗号でも解読してしまう装置」が「誰にも解けない暗号」によってシステム麻痺させられてしまったところから、物語は始まります。なんか「矛盾」のような話ですね。
解決編となる下巻では、「誰にも解けない暗号」の正体が明らかにされます。
暗号を扱っていることから、理系ミステリーと呼べるかもしれません。
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ダン・ブラウンの処女作。ラングドンシリーズを読み終わってから読んでみた。
すでに、ラングドンシリーズにしても良いくらいのスピード感があった。違う場所で同時に展開していくところや、最後に全ての事件が全て集結し収束していくところなどは、ラングドンシリーズに似ているだろう。また、黒幕が主人公の守護者というのも似ている気がした。わかっていても騙されるのが一番の面白みなんだろう。
ストーリーも情報の電子化とサイバーテロ(に似せたもの)とのたたかいとう、今後起こり得ることを題材にしており、とても楽しかった。
【追記】他の作品や他人の作品を読んだ後に再読してみると、「ビックブラザーが見ている」などのオマージュも何点かあり、そういう発見を面白かった。
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ラングトンじゃないダン・ブラウン。完結編。
「日本人にとって、素数は、とても大切な数なんだ!!」
本当ですか?
まぁ、江戸時代とか、数学が流行したときがあるので、そういうのとのからみなのかも。
しかし、エンシェロンもまだなかった時代に、これを書いたっていうのは、すごいねぇ。
このもっともらしい嘘をつくっていく力は、ものすごいものがある。
そして、嘘がときに、現実を捉えてたりするのかもと思わせる何かがあります。
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コンピュータ系の話なので少々古臭くなるのは仕方が無い、ストーリー的にはハラハラドキドキでかなり面白かった。洋物苦手だけど、これは他も読んでみたいなダンブラウン。
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先の展開が読めてしまうのはダン・ブラウンの処女作故か。最後のパスコードは、先に答えがあっさり思い浮かんでしまうほどで残念。
でも、当時のIT事情から、ここまで書き上げていたことは、下調べ等相当されたに違いないと感心しました。
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なかなか面白かった。
解説にもあるように、確かに荒削りな印象はあるものの、
『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』、『ロスト・シンボル』で磨かれていく
スピード感とエンターテイメント性の片鱗を十分垣間見ることができる。
ただやっぱり伏線のボリュームや謎の量などは、先のそれらには及ばず、
想定の範囲内で決着したかなーって感じ。最大の敵もなんだかあっさりだったし。
他のレビューでも書いたけど、ボクは伏線や謎に気づかないことが多いけど、
最後のキーはすぐに分かった。逆に単純なだけに(笑)。
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2014/6/21読了。
ディセプション・ポイントより、ずっと面白く読めた。
氷河や生物より、インターネットがどうの、データがどうの、の方が、私には興味深いし、暗号解読員なんていう仕事がかなり重要だという点にも、強く惹かれた。
さすがアメリカは、何でもやることのスケールが大きい、ということも、あらためて感じた。
スリルとサスペンスは、かなりのもので、さすが、ダン・ブラウン。
処女作にして、扱う題材も、時代を先取りしているし、プロットもしっかりしている。
大味なところは確かにあるけれど、あとの作品も、まぁ、同じようなものでは。
文字通り、ハラハラ、ドキドキの連続で、そんな大味さを補う魅力には脱帽。
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物語終盤のスピード感あふれる展開には、思わず手に汗を握った。次に次に明らかになる事実と、複雑に作りこまれた複雑な罠、そしてそれを回避する手段。
刻一刻とリミットが近づく中、敵を打ち負かすことができるのかできないのか。終盤でも大どんでん返しの連続で、非常に面白かった。
上巻で散りばめられた数々の伏線が、徐々に関連付けられていく様は、ダ・ヴィンチ・コードや天使と悪魔にも見られるダン・ブラウンの腕の見せ所と言える。
情報化社会となった今でこそ取っ付き易い題材だが、これが15年も前に著された作品であることに、ダン・ブラウンの先見の明を見出だせると思う。
これだけ緻密に物語を練り込むには、相当な下調べが必要そうだ。感服。
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諜報活動を題材にしたスパイアクションは本・映画は大好きですが、
本作はあまり入り込めませんでした。
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謎が次々と解けていく爽快感、クライマックスの手に汗握る展開の興奮が味わえる素晴らしい小説である。
確かに有名作品よりも壮大さに欠ける気がしたが、それを補ってあまりある丁寧さのあるように感じた。
一つだけ不満を言うなら日本について誤解がほんの少しある気がする、がまあ日本人向けに書いたものではないのでご愛嬌で済ましたい
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この作品が1998年に書かれたことはすごいと思う。
題材は面白いのに「思い込みの激しい登場人物たちが暴走して勝手に自滅していってるだけ」に見えてしまってもったいないなあと思ってしまった。
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また恋オチ…壮大なスケールなんだけど、ネットの話だからどこか卑小さが感じられ、もっと言うと、その道に明るくない自分には何が何だか。ただ、副館長、しつこし。これが処女作というのには驚き。これが原点か。様々な専門知識で必死にくらいつこうとする読者を煙に巻きながらも、しっかりと伏線をこしらえ、意外な側面から事実が紐解かれるダンブラウンの骨頂は、ここから始まったのか。
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事情があって下巻から読んだからかもしれないけど、ストーリーが出来上がりすぎてて真の暗号に関するプログラム取り扱いの問題を取り上げているとはいえないような未熟さがあった。しかし、時代背景を考えると、その時代にこれほどの構想の積み上げはすごいのかもしれない。
一方で、この手の小説は時代背景を強烈に意識する必要もあり、書籍ネタとしては難しいのかもしれない....
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あらすじ
トランスレータは、過熱のために、爆発寸前になる。スーザンの上司副長官ストラスモアは正義のために計画があった…。スペインのベッカーには暗殺者が追いかけてくる…。
ダンブラウンのデビュー作。勢いがすごいなー。確かに荒削りなところもあるけど、何重にも話が展開してくのが面白い。登場人物の危機一髪のところなんか、何回ピンチで救われるんだと、一気に読んだ。