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一作目のこちらを後に読んだのだけど、断然こちらの方が面白かった。映画やドラマでの刑事物の設定ってこんなにも矛盾があるのか、と笑ってしまったけれど、後半になればなるほど、えぇ・・・と苦笑い。そして最後の最後にもう一度苦笑い。刑事物だから、必ずどこかで真相が・・・と思い込む自分の発想が陳腐だと思い知らされてた。真相は真相なんだけれど、これがオチかと力が抜けた読後でした。なんでもアリなのはFCだから、という事で。
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前情報なく図書館で借りて読んでみたけど、見せ場というか盛り上がる箇所があんまりなく、警察感もなく、個人的には余り好みではなかった。もしこれがシリーズになってても、もう読むことはないかな・・・。
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この手の小説には珍しい、所謂「やれやれ系」主人公。
シンプルな文で、シンプルな話が淡々と進んでいく(悪く言えば盛り上がりもない)ので、なんにも考えずに読むには最適でした。
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映画撮影にまつわる警備的な役回りをおこなうFC班。実はFC班の面々も登場人物となるドキュメンタリー映画だった、とうオチ。
確かに読みつつ途中でどうもおかしいな、と思う場面が多々あり、なんとなくそうかもな、と思いつつ読み進めていましたが、やはり、という結末でそれほどのオドロキはなかったかな。いったんタネ明かし、そこからさらに行方不明になった映画プロデューサーを捜索する過程で事の真相を突き止めた、と思いきやそれすらも脚本の一部だった、という最後のオチはおっ!というオドロキはありました。
が、やはり今野作品としての王道からはだいぶ外れている一作かな、まぁこれはこれで読み物としては面白いのですが、隠蔽捜査や安積班、樋口シリーズを知っているとごくごく普通の読みものにみえてしまいますね(その分、星の評価も標準的な3つにしまして)。
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隠蔽捜査シリーズが大好きで、この本を読んだ。
私からするとガラリと作風が変わった少し笑いながら読んだ作品だった。
終わり方は次に続く感じだったし、既に2作目が出ていたのでまた読みたい。