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咲太はようやく、麻衣先輩と付き合えるはずだったのに、どういうわけだか、前の日に戻ってしまっていた……
これはどこかに原因となる悪魔がいるはずで――
と見つけたのは、メールの返信を何よりも大事にする後輩の朋絵。
彼女は、友人の憧れの先輩から告白されるのを逃げまくっているらしい。
そんな朋絵と咲太に「二人は付き合っているらしい」という噂が流れた。
という話でした。
ちょっと盛大な「思春期症候群」の話で。
今度は時間を操ってしまう病気。
そして、最後にはちょっとがっくりきてしまうようなオチが待っていました。
でも、それはそれで咲太のためにはいいのかなあ……と思ってます。
他人の目が気になって気になって気になってしょうがない時期っていうのも確かにあって。
友達のことを断りづらいことも確かにある。
普通にあることが、症候群になってしまうのがすごいところなんですが。
咲太もみんな、何も悪い所のない悲しい所のない、ちょっとだけ切ない読みやすい話なので、ラノベ+恋愛要素のお話が好きな方にはオススメします。
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『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』
著 : 鴨志田一
イラスト : 溝口ケージ
◇
題名に反して爽やかでおもしろい
『青春ブタ野郎』シリーズの
第二作を読みました。
当意即妙な主人公”梓川咲太”と登場人物たちの
遣り取りが楽しく、インドアで皮肉の効いた
主人公という意味では所謂ライトノベルらしさ
を感じます。
しかし、それに加えて『青ブタ』シリーズの
中核を成すのはドラマチックな青春展開と、
SFの要素である”思春期症候群”という
物理学に準えたどんでん返しの仕掛けで、
アニメから知った私は
遂には映画館まで足を運び感動に涙しました。
ほとんどの場合、原作が最も面白いので
ぜひ次は小説で読み進めていこうと思います。
二作目は絶妙な後輩との距離感や、
高校生ならではの煩わしい関係と
どう向き合っていくかが描かれており、
楽しく拝読させて頂きました。
次巻も楽しみです。
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前作に続き、おもしろかった。
でも、あの最後の予告部分が不必要。
次の巻を誘発してるからどうかなって思った。
できれば、ハッピーエンドで終わってくれたら嬉しかったです。
間違えなく個人の感想ですがね。
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前巻とはまた違った雰囲気。
側から見れば重苦しい現代女子高生のグループの掟だったりを主人公のフィルターを通して見ていくわけだが、何となく分かってしまう部分もあるなと思う。
今回は異常現象に当てるスポットより、今回のヒロインの内面やそれを取り巻く感情に重きを置いている。今回もしっかりと最後まで面白かった。
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小説苦手で、映画化したものを読んだりとか試した結果うまくいかず。最終的にライトノベルに手を出す。とても面白かったし、すくすく読めた。
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青ブタシリーズ第2弾
ラプラスの悪魔という名の小悪魔ちゃんの物語
時が巻きもどる、そして先の未来を予見する
凄くワクワクしてしまうような展開
不可解に時が巻き戻っていることに気がついたら私はどうするかな
多分同じ毎日を繰り返すのは…きついかも
そして今巻の物語の主要人物である朋絵ちゃん!
朋絵ちゃんの気持ち…めっちゃ分かる
1人が寂しい訳ではないけれど、それを周囲にどう思われるのかが怖くて恥ずかしい
だから仲間外れになりたくない
笑われるのが怖くて怖くて、笑われないよう、嫌われないよう周囲に合わせようと頑張ってしまう
スクールカーストの中で揉まれてると時を戻したくもなるよね…
学生特有のこの独特の感性を上手く絞り出してる鴨志田先生、本当にすごいと思う
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同じ日が何度も続くケースのラノベ作品を昔読んだなぁと思い出しながら読みました笑
今回のメインヒロインは咲太の学校の後輩ちゃんこと古賀朋絵。朋絵の苦労・悩みは最近の学生さんも同じように抱えているなと思えました。(´-`)
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ラプラスの悪魔・・・とても勉強になりました。
タイムトラベルのような話で、夢があります。読み進めていくうちに想像が膨らみ、次のページ・次のページ・・・と時間を忘れて読み進められました。
是非ぜひ読んでいただきたい、おすすめの本です!!!
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嘘の恋人なんて、そのうち本気の恋に変わってしまうパターンが多いが、咲太にはもう麻衣がいるわけで、ヒロインが報われないケースは珍しいかも。
主人公とはいえ、なぜ咲太だけが思春期症候群に巻き込まれるのかは確かに謎。
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咲太の後輩である桜島麻衣の妹・花火が主人公です。花火は、自分の姉が咲太と付き合っていることに納得できず、咲太に挑戦状を叩きつけます。しかし、その矢先に思春期症候群によって、自分の夢が現実に影響を及ぼすようになってしまいます。花火は、自分の夢と現実の区別がつかなくなり、咲太や麻衣との関係にも揺れ動きます。
私はこの作品を読んで、花火の成長や葛藤に感動しました。彼女は最初は姉や咲太に対して反発的でわがままな態度を取っていましたが、次第に自分の気持ちや相手の立場を理解しようと努力するようになりました。特に印象的だったのは、花火が自分の夢で麻衣と咲太を引き裂こうとしたことを後悔し、二人に謝罪するシーンです。花火は自分の本当の願いが何かを見つめ直し、姉や咲太への愛情を素直に表現することができました。このシーンでは、花火の成熟した表情や言葉遣いが印象的でした。
また、この作品では咲太や麻衣も重要な役割を果たしています。咲太は花火の思春期症候群に対応しながらも、麻衣との恋愛関係を深めていきます。麻衣は花火の姉としても咲太の恋人としても素敵な女性でした。二人は花火を大切に思いながらも甘えさせすぎず、自立させるように助けてあげました。二人の関係はとても微笑ましくてキュンとしました。
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第2作。
今回は、前作で登場した後輩の女子との話。
記憶から消えてしまう(BTTFみたい!)という仕掛けであったり、今回は日付が巻き戻ってしまう(エンドレスエイトみたい!)という仕掛けであったり、どこかで聞いたことのあるような仕掛けなのだけれど、読ませてしまうのは、キャラクターが魅力的で、文章が軽妙だからだろうか。
とある事情で主人公と恋人同士を演じなければいけないのだけれど、演じていたらいつの間にか本当に好きになってしまい…というのもラブコメの王道の筋書きではあるし…
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シリーズ2冊目。同じ日を繰り返すようになった咲太は、その原因と思われる後輩の朋絵と嘘の交際を始めることになる。前巻より読まなければならない空気感というのがはっきりと描写されていて面白かった。女子特有の空気感とか窮屈さとか、それを乗り越えて大人になっていく青春て良いなあ。今後こんな感じで咲太ハーレム系じゃなかったらもっと良い。麻衣さんが何気に可愛く思えてきたので順調にお付き合い進めて欲しい所。(3/13-14)【2024-13】