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りんごかもしれない、を読んで度肝抜かれ、虜になったヨシタケシンスケさんの最新絵本。やはり素晴らしかった。ニヤリニヤリが止まらない。そして本当に深い。自分を知ること、他人に自分がどう映ってるか知ること、自分のことを好きになること、それらを宿題や手伝い部屋の掃除から逃げるためにお小遣いを全部叩いて買ったロボットにぼくのニセモノになってもらうべく分析していくという物語。
哲学的。子供はもちろん、大人にも面白い絵本。ずっと手元に持っていたい。
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自分からみた自分は
世界のなかの自分のほんのいち部分。
そっだよね。
個人のレプリカをつくるのって
きっとすっごく難しい。
■ ■ ■ ■ ■
ところで もし
せっかく巧い偽物が作れたとして、そのニセモノも、
オリジナルが嫌なことはやっぱり嫌がって
そのまたニセモノ作って永遠ループになったりしないか?
そう考える次第。くす。
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なかなか哲学的で、フムフムと言いたくなる。細かい書き込みは老眼の身には辛いけど、子供たちにとってはのめり込めるのかな。
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りんごかもしれない・・に続く一冊。ありのままの自分を認めるということがどんなことか、シンプルにわかる絵本。ジョハリの窓的な自己分析も、本当にわかりやすい。確か、チャーリブラウンが、スヌーピーに、「ありのままで幸せになれよ」と言っていたことを思い出した。SMAPの世界に一つだけの花も。
すきなものときらいなもの、できることとできないこと、子供たちと書き出してみるだけで、楽しそう。小難しい道徳よりも、この絵本を片手に、教室でワークショップやったほうが、笑いながら、一人一人の大切さがわかると思う。私も子供のころ、この絵本に出会いたかったな。
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爆笑絵本「りんごかもしれない」の続編。
今回も表紙の質感がとっても良くて、さらさらの紙に一部だけツルツルの部分(これはお手にとってのお楽しみ)。表紙見て触ってるだけでもテンションがあがります。
さて前作では「目に見えるもの」を疑って意識を外に向かって拡げたのに対し、本作では「自分とはなんだ」をひたすら深く深く掘り下げていきます。っていっても明るくとぼけた展開で進んでいくのでもう毎ページ笑ってしまうことうけあい。オチも軽くてずっこけます。伝えたいことは哲学的なんだけど、ひたすら面白い。
前作にもまして独り言的な書き込みが多く、マンガ的な構成にもなっているので、読み聞かせの際はちょっと工夫が必要かもしれません。前作を読み聞かせて興味を持ったら、こっちは自分で読んでみてねー、って紹介するのがよいなと思いました。こどもからおとなまで。
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この本は読んで良かったと感じる1冊。けんたくんがロボットに自分のことを知ってもらうために、好き嫌いから説明を始め、さらにどんどん掘り下げていく。他の人から見た自分についての説明もあり、周りの人から見る自分は人によって何通りもの受け取り方があると感じる。更に色々な自分がいて、場面ごとに使い分けているというのに納得。イラストも可愛くて、良かったし、哲学的だが、小難しい事が書いていなく、改めて自分とは何かを考えさせてくれる中身の濃い作品。最後のオチが最高に良い。子供だけでなく大人にもおすすめできる。再読したい。
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ヨシタケシンスケさんのイラストがなんともいい味を出している。ロボットにボクの身代わりをやらせるためにボクはどういう人間なのかを明かしていく、いわば自分探しの本。わざわざ大学を休学したり、会社を退職したり、アフリカにボランティアに行かなくても、ボクみたいにじっくり考えれば結構自分のことはわかる。
それからボクの発想がいかにも男の子だな〜と思わされて微笑ましい。自分がわからないとかウダウダ言ってる人は、この子と同じように考えてみるべし。
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ヨシタケさんの新作!
これまた面白い発想だなー
ぜひりんごと合わせてブックトークで紹介したいわ。
そして子どもたちにワークやらせたい~
どんなの書くかすごく興味ある
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自分探しなんていう大人もいるが(まさに私もだが)子どものうちから、自分って何だろう?を考えるのは大事なのかもしれない。自分を当たり前に形成して来たものを、絵本によって気付かされる。絵本にして気付きたいと思った。
「りんごかもしれない」続編でプロフィールにりんごが出てくるとこも好きかもしれない。マシーンや木などにファンタジーもある哲学絵本。
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誕生日微妙な近さ・・・って、超どうでもいい(笑)。
「りんごかもしれない」から、ヨシタケ氏の作品好きだな。
子供向けというよりも、いろいろ経験してきた大人が読んで、「そういうことか」、
「そういうことだよね」、と意を新たにするような。
『マシーンでもある』っていうところがいいな。この発想は無かった。
『ぼくしかしらないことがある』の右ページはjunaida氏っぽいかも。
しかしながら子供のお小遣いでずいぶん高性能はロボットが買えちゃう。
ボクがもっとお金出すからぜひとも1体欲しいものだ(笑)。
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あれ?あのタバコの広告っぽいね。
それにしても、ケンタ、他人の気がしない。
ねぐせに怪我足…。
「え?俺、そんなに靴下に穴あけないけど?」膝穴開け機だよね。
「できること、見えない敵と戦うこと。なんかつい思い出しちゃうな。」(S10)
どうやら彼も他人事ではないよう。
「うひひひ。Mちゃんこれだ!ほっぺ柔らかいの。」M7
「こんな顔が四角だったらバレバレだっつの!」S10
子どもも大人も笑いながら「自分」を振り返る機会を作る楽しい絵本。
けっこう深いことをサラリと。
間もなく1/2成人式があるSにはちょうどよかったかな。
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自分のニセモノをつくるために自分について色々考える
おもしろい
人間は木みたいなものっておばあちゃん談がいいな
どう育てるかは自分次第
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リンゴかもしれないの続編。リンゴかもしれないに比べ、少しわかりにくいのか、子供の食いつきは悪かったものの、見ていて面白い一冊。絵と文のマッチがいい
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谷川俊太郎×長新太「わたし」のように人間関係の中で自分のユニークさを確認するだけでなく、いろいろな視点から自分を見直していく。うまれてからこれまで自分の中に積み重なってきたいろんな情報や今うまれる思考や感情が自分を形作っていると思うとちょっと気が遠くなるし、自分のかけがえのなさが感じられる。
それにしてもパーマンみたいなコピーロボットがいたらいいけど、実際に「おてつだいロボ」を手に入れて自分のコピーをつくろうと思ったらなんと労多くして功少なしなことか。
「りんごかもしれない」が気に入っていたこどもたちには大ウケだった。
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宿題など嫌なことをさぼりたいから、ぼくの身代わりになるロボットを作ろうと考えた僕。
僕自身のことをロボットに聞かれて、自分自身を見つめ、考えていく姿は、子供だけじゃなくて、大人も、自分自身を見つめなおす、そして、自分は自分と思うきっかけとなるのではないかと思いました。