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・第一部
自己診断テストがあったので、そちらを先にやってみる。結果、自己主張が苦手なようだった(当たってました)。
自信は、自己評価・行動・自己主張を元にしていて、ピラミッド構造で表すことができる。最下層に自己評価、中間層に行動、頂点に自己主張。
自己評価とは、自分を大切に出来ているかということ。これには育った環境や、親との環境などでできあがってしまう部分。
行動、自己評価を原動力にする。行動の結果、成功すれば自信がもてるようになる。失敗した場合でも、見方をかえたり、失敗をマイナスに考えてしまった理由をひもといていくことで良いサイクルが回り出す。
自己主張、上手に自己主張が出来るようになれば、自己評価が高くなり、行動するということでもある。
つまり、これら3点はお互いに関係し合って、どれかがうまくいくと他の2つもうまくいく関係になっている。
P69からの子供に自信を持たせる方法を発達段階ごとに書いてあるのはとても参考になった。
・第二部
自信を持てなくする七つの思い込み
(引用で書き出し)
・第三部
自己評価・行動・自己主張をするトレーニングと、自分の〈思い込み〉から自由になるトレーニングが書かれていた。
とにもかくにも、自分を知り、書き出し、他人の客観的な意見を聞くことが必要のようだ。
久しぶりに「~のための」本を読んだ気がする。確定的な内容が多く(仕方ないが…)取っつきにくかった。
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休職した理由の一つとして、自信が持てなくなったことがあると考えているので、自信を取り戻したくて読んだ本。
自分にも思い当たる考え方が山ほどあり、共感するところも多々あった。気持ちを代弁してくれているようだった。
具体的なトレーニング方法にも記載されているので、実践に移しやすい。
トレーニングの内容は、認知再構成法が多いので、認知行動療法に取り組んでいる人が読むと理解度も深くなる気がする
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覚えるべきは、自己評価、行動、自己主張によって形成される自信のピラミッドだね。自信のなさ、というのはあらゆる形で現れ、そのケースが細かく紹介されたうえで、それぞれに対する改善のトレーニング方法を記している。それらの基盤となるのが自信のピラミッドで、さらに具体的には、自己評価を阻害する「思い込み」(子供の頃に形成されるという)を修正するために「自動思考」を改める、つまり自分で考えていることを書いていかないといけない。これを一人でやるのは辛いね。
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自己評価、行動、自己主張という自信のピラミッドを満たすことを意識して生活していきたい。どれか一つでも満たされるとシャンパンタワー式に3つが満たされていく。
自信の無さはネガティブな自動思考によって生まれるので適応思考(客観的な思考)に置き変えてみる事が大切である。
文字に書き出してみて本当に思い悩むほど劣悪なのかと振り返ってみる事が大事だと思った。
あとがきで本書を読み終えた後に自身の能力の変化はなかったとしても自信が持てると書いてあった。自信とは歪んだ自己評価を客観的かつ中立に見つめる事で生まれてくる物だろう。
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デビッドバーンズ先生のタイプのやつ。っていうかほとんどまんまあれの書き直し。オジナルな価値がどのていどあるのか。でもまあ完全なハウツーとしては悪くないだろう。訳文が〈〉だらけで読みにくい。
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もう一度読みたいと思った本
メモ
自分の悪い面を過大評価する
自分の良い面を過小評価する
悪いことが起こったら、それを一般化する
自分勝手な推論をする。
相手の言葉を否定的に受け取りがち。裏付けもせずに推論して。
決断しないことによる失敗もある。自己評価が下がっていく。
自分の責任だけじゃない。相手との関係性だったり、環境の要因もある。
自分がダメだと思ったらその根拠を見極める。
根拠を辿っていくと、意外とダメじゃないじゃんと思えたり、解決策が見出せたりする。
「あなたという人物像は、聞く相手によって違ってくる。」
これにより、人の悪口も気にする必要なし!
決断する時は、決断すべきことの点数化をする。メリットデメリット、失敗時の深刻さなど。
わざと失敗するのも完璧主義から抜け出す方法の一つ。失敗しても取り返しがつくことを知る。
自分からしたら失敗って思っても他人から見たら失敗と思わないこともある。
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生きるのに躓いてどうにか起き上がる方法を話していた時に図書館で出会いました。
鬱傾向でも、抗鬱薬を処方されても、明確に鬱病とも診断されず、宙ぶらりんだった私を掬い上げてくれた大切な本。
心療内科の薬物療法に懐疑的だったので、こちらの本で「認知行動療法」を知り、状況を打開する道が開けました。
自分自身について悩んでいる人に寄り添うような語りかける文章で、心地よく読めます。
自己否定や不安に苛まれている人にぜひ読んで欲しいです。