紙の本
1日2万字
2015/03/21 06:43
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい手触りの紙を使っていた。西尾維新作品への捉え方が各人様々でいとおもしろき。対談の雰囲気が伝わってくるようにうまくまとめてくださった編集さんに感謝。しかし1日2万字ってのはやっぱ例外なんだなあ。
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読んでますー。好きだけど別ジャンル同士の、接点あると思ってなかったお二人の対談ってソワソワっとしますなあ。片桐さんの名前も出てきたー。
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いまいる世界と少し離れていて、でも隣に見える世界の人たちと本題だけで対談する企画。西尾維新というジャンルに魅せられた人たちだけではなく、世界で戦う万人に読んでほしい。
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西尾維新が一線を走る五人の方たちと単刀直入に話をする対談本。
僕としては、対談をするほとんどの方が作品に触れたことのある方だったので興奮冷めあらぬ、という感じでした。特に小林さん。飛び上がるほど嬉しい。
対談内容は主に作品作りについてでした。劇作家が一人、漫画家が二人、小説家が二人とジャンルが三つありましたがモノを作るということに関しては共通した意識を持っているのだなと感じました。
また、対談相手同士が互いにリスペクトしあっていることが文面から感じられてなんだか微笑ましかったです。
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西尾維新対談集。
小林賢太郎と対談すると聞いて飛びついた。
とても面白い、興味深い話しが聞けた。
他にも荒川弘、羽海野チカ、辻村深月とよく読む作家さんが多かったので面白く読んだ。
堀江さんだけは寡聞にして存じ上げなかったのだけども、他の4人とは違ったお話が聞けてこれもまたよかった。
中でも一番刺さったのは羽海野さんとの対談。
きっと、辛いお話をなさるだろうなあ、と思ったのだけど本当に刺さるお話だった。
読めてよかった。
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とんでもない本だった。
死ぬまでにこの本を、何度読み返すんだろう。
もうわからないくらい、笑って、泣きそうになって、痺れて、眉をひそめて、頭が下がって、鳥肌が立った。
とんでもない本だ。
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“一線を走る彼らに、前置きは不要だ。”
デビュー以来第一線を走り続ける作家・西尾維新が書いた5通の手紙と、それを受け取ったクリエイター達による、「本題」からはじまる濃密な対談集。全対談、録りおろしで講談社BOXより刊行。
【登場作家一覧(五十音順)】
荒川弘(漫画家)
羽海野チカ(漫画家)
小林賢太郎(パフォーミングアーティスト)
辻村深月(作家)
堀江敏幸(作家)
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まず自分は西尾維新のあまり良い読者ではなくて、それどころかクビキリサイクルと化物語それぞれ読み始めたところで読み終えてしまっている。
そんな自分がなぜこの本を手にとって買って読み終えたかと言えば小林賢太郎との対談が載っていたから、と言いきってよい。
やや読み慣れた、と言うか大体知っていたような内容の小林賢太郎との対談内容よりも、荒川弘、羽海野チカとのマンガ家対談、辻村深月、堀江敏幸との作家対談は、一度は書くことを志した人間的には読み応えのあるやりとりだった。
とくに、ハチクロで止まってしまってその後追ってはいないけど、羽海野チカとの対談はよかった。
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対談集ってどういう感じだろう?と予想ができないまま読み始めたけど凄く良かった!。
一人目の小林賢太郎さんがラーメンズの人でびっくり(ど忘れしてた)。この二人の対談って夢のような組み合わせ。両者ともこだわりが凄いから読んでいてにやにやしてしまった。
荒川弘さん、羽海チカさん、辻村深月さんの作品も読んだことがあったから飽きることなく最後まで読んだ。特に羽海野チカさんとの対談では、才能を持つことや作品を作る苦しさが語られていた。小説家や漫画家の人は羨ましいし、自分もなりたいと思う。だけどそうなるまでの努力、そして夢を実現させてからの苦労を聞くと自分はいい面しか見ていなかったのだなと気付かされた。
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西尾維新が五人の創作者たちと、「創作」について濃密に語り合った対談集。著者や対談者に興味がなくても、創作に興味がある人は一度は読んでみてほしい。
小林賢太郎:物語の「ルール」と「作り方」
作中に「ルール」や「枷」といった『制限』を設けることで、作品に新たな「驚き」や「発見」、「動き」が生まれる、という話が興味深かった。あと二人とも、《言葉》に対する熱意がすごかった。
荒川弘:物語をどう終わらせるのか
現実でのコミュニケーションが苦手な人も、作中の登場人物同士のコミュニケーションを疎かにすると、物語は薄っぺらいものになるという話は参考にしたくなった。また、最終回を終着駅に、起承転結を停車駅に、そこに至るまでの過程を線路に例えた話は面白かった。本線から思いもしない支線が延びたり、私鉄や地下鉄ができて別れたり合流したり。
羽海野チカ:やすりで肌を削るように「創る」
これは正直、読んでいて心が痛くて息苦しかった。多くの人に「良い」と思われる作品を創るには、時にやすりで肌を削るような、心を削るような思いをする必要もある、という話が。千里の道も一歩から。楽な道はないぞ、と。
辻村深月:「今」しか書けない物語
登場人物が成長し変化しするように、作家自身も成長し変化する。「今」しか書けない。「次」はないかもしれない。あってもそれは、間違いなく「今ではない自分」が創った物語だ。「今だからこそ書けることのタイミングを逃さないように」書き続ける。そのモチベーションは驚嘆に値するが、恐怖にも値する、と思う。それから『続・終物語』の裏話でもあった。
堀江敏幸:空っぽになるまで出し尽くす
ここでは対等の対談というよりは、西尾氏が堀江氏にこれまでの著作全体の作風を分析・考察される内容になっている。生徒が先生に教授されているような感じだった。
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「どうやったらいいかわからない、という疑問はほんとうは解決していることが多くて、じつはどうやったらいいか知っているんだけど、面倒くさくてやりたくない方法…というのが正解なんです」
「そのままじゃいられなかったから何かになる、という感じで、持っているものを少しずつ積み上げでいくしかなかったのかな…」
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うーん、カテゴリーはエッセイで良いのか迷うところですが…
クリエイターさんたちのお話は読んでいて楽しかった。今まで「読書をするには、何か気づきのようなものを得よう」と思って読んでいましたが、この本を読んで肩の力が抜けたと言うか、「そこにあるものを楽しむ」為の読書も有りなのかと、思いました。
とても良い一冊。お勧めです。
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久しぶりに星5の本に出会えたなぁという感じ
自分が絶対に敵わない人種、産み出す人たち
彼らがなにを考えなにを思いなにに苦しんでいるのか
最初に西尾維新は各対談で言ってることが変わってるように見える…とかいてるけど、ブレなさは伝わってくる
ラーメンズ、ハチクロ、銀の匙、
読んで気づいたけど辻村さんは誰か他の作者さんと間違えてた(笑)
西尾作品で宗田理のキャラが出てきて、「あーこの人も俺と同じもの読んで面白いと思える人なんだ」ってものすごく親近感がわいた
最後の対談だけは知識不足だったけど、なんでだろう、一番ガツーーンときた
とりあえず手紙かこう
あとね、装丁がいいよね、やばいよね(語彙不足(笑))
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西尾維新さんまじめじゃないですか!とびっくりする。
いやまじめじゃ無いとあんなハイペースで執筆出来ないとは知っているけれど、だけどすごいな。1日2万字必ず書くってなに。400字詰め原稿用紙にみっちり書いても50枚。改行等を考慮すると、80~100枚くらい書いてるんじゃ無いか。すごい量だ。
そして西尾維新氏に対する各氏の話がまた面白い。
ものがたりに係わるかたがた。
そんな彼らの真摯な思いから物語が紡がれるのかと思うと、ただ読み手として楽しめることはありがたいなぁと思う。
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おもしろい!西尾維新と様々な作家との対談。装丁もすごくいい。西尾維新がいかに言葉を愛しているかよくわかる