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「今日のできごと」の十年後。
私も「今日のできごと」を見てから十数年。彼らと同じ様に感じてたときがあったなと思う。
「昔のキラキラした思いでと、そうは思えない今。でもそれはそれで良いと思える自分」
「昔好きだった娘が子供を産んだと聞いたときの、おめでとうと寂しさのなんとも言えない感じ。」
児童館や遊びの学校で疲れた子供たちに本を読んであげて寝かせた後、私は戸棚からウイスキーを取りだし、ソファーでそれを飲みながら本を読む。
それが、今日のできごと。
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あ、続編だったのか。
でも、単独でも楽しめる本。
学生時代の仲間とひさびさに集まる感じ、ちょっとずつ、違う方向へ進みつつ、同じ思い出を共有している…。
さらに十年後もみんなに会えるといいな。
そんな本。
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ブクログでいつも詳細なレビューを書かれている読書家の方のお薦めの作家が柴崎友香さんということで、2冊続けて読んでみたが、良さがわからなかった。
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なんだろう? とりたてて好きという感じにはならないのだけど、結局続きが気になって最後まで読んでしまうという感じ。描写はそんなに深くないと個人的には感じているので、さらさらと読み流しつつ。もう少し柴崎氏の作品を読んでみる。
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昔見た映画が面白かったので。でも内容ほとんど覚えていなかったから、続編という印象はあまり持てなかった。
こういう、日常系の作品は好きだ。
共感できる人、できない人、好ましい人、そうじゃない人、いろんなタイプがいて、それぞれの人生の中の、1日を描く。
30代の彼らは、世間からみたらいい大人なのだろうけど、9月の三連休の中日というその日は、少しだけ自由で、青春に戻ったような時間を過ごす。
それぞれの想いや問題を抱えた彼らは、明日になったらまた日常に戻っていくのだけれど、読者が知れるのは「きょうのできごと」だけなのだ。
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本編よりは、大きな事が起こっていた。
本編がほんとにしょーもないことすぎて、時間も経っていたからか登場人物のことをほとんど覚えていない。
でも、ちょっとした心の声とか、それぞれのキャラの個性とか、これほど大したことない出来事の中でよくあれだけ広げられるな、という驚きはある。
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「きょうのできごと」から読めばまた違ったかも。社会人(30)になったからこそ感じる部分も多かった。学生の頃の心の機微がなくなったように思う。残念だけど大人になって得たものも多い。カワチになんとなく感情移入。イケメンじゃないけどね。
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全部新しい物語とは思っていなかった、びっくり、たまたま手にとってよかった。きょうのできごと、を映画で復習のあと、十年後を読んでとても楽しめた。
お勤め人世代の物語で、生きづらい感じが分かる。比べて、大学生のときの物語の感じが尊いと感じられた。京都なのがとても良くて、意味があった。
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前作の小説、映画版両方好きだったのに続編出たの知らなかった、、
私も主人公たちと同年代になったのでこの感じわかるわー
柴崎さんのなんでもない日常の描写がとても好き
女の子たちは仕事も充実してイキイキしているけれど男性陣はくすぶっているのもリアルな気がする
真紀と中沢はもう終わりなのかなー
懐かしい登場人物勢揃いなので前作をもう一度読み返したい
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「十年後」を先に読んでしまった。最後の「とてもきれいだった」で終わる小説。「十年前」も読まなきゃ!社会に出てからの十年後は、周りの人とよく比べて凹んでいた時の気持ちが少し蘇った。今のあまり成長してないけど。
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前作の映画がとても好きで、続編の存在を知り即手に取りました。(今更ですが・笑)
ほんと何でもない日常を描いた内容でゆったり読めます。
前作から10年後、それぞれに歳を重ねた登場人物達。考えの変わるところ変わらないところ、あるよなぁ〜と自分にも重ねて楽しく読みました。
私自身がさらに年齢が上なので、ここからもっと変化が待ってるのが人生なんよなーなんてしみじみしたり。
夜のお散歩に繰り出したくなる読了後でした。