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うーむ。新人弁護士の成長物語と言うより、28歳にもなってうれし恥ずかしイケない恋に落ちちゃった学生なみの人生スキルしかない男の話。おまけに、その相手が強引で非常識過ぎて、まったく共感出来ず。題名も、テニス用語らしいけど全然ぴんと来なかった。
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読み続けている作家さんの一人。
激しさ、熱さはそこまで無いが、弁護士とは、法とは何かと言うことを感じ取ることが出来た。
やはり、取材したときに筆者が感じたであろう薀蓄が、いい感じだ。
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駆け出しの弁護士が、初めて任された殺人事件を担当するなかで、依頼人への疑惑、被害者の家族への複雑な思いを抱き、弁護士としてのあり方に悩む姿を描く。
自首した依頼人が真実を語っているのか、という疑いから始まるミステリーは少なくない。また、弁護のために被害者の生前の悪事を暴くことで、被害者の家族を苦しめるという点に着目するのも、珍しくはないだろう。
設定に目新しさはないことに加え、主人公の青年が不甲斐ない。エリートではないにせよ、悩める新人というよりも、本当に難関を突破して弁護士になったの?!と言いたくなるような有り様。
という具合のため、最近は力作の多いミステリー界、同様の素材を扱った作品と比較してしまうと、全体的に深みに欠ける。
それから、テニスファンとしては、ダブルフォールトをタイトルに掲げるにしては、表面的で思い付きの域を越えていないように感じた。
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4月-13。3.0点。
新人弁護士の成長物語。
中小企業経営者が、投資会社の社長を殺害。
正当防衛なのか、新人弁護士に弁護が任される。
法廷ミステリーというよりは、青春もの。
あまり感情移入できず。
ま、こんなものか。
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新人弁護士が初めて手掛けた殺人事件。
依頼人の利益を守るため
被害者の悪評を集めるが
被害者の娘に責められ思い悩む。
興味深いテーマではあるが
全体にまだるっこしい印象。
【図書館・初読・5月23日読了】
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新米弁護士が殺人事件の被告人の担当となる
真実がいつも正義とは限らない
では正義とは何なのか?
この本を読んだ時、とある世界のベストセラーにある言葉を思い出した
【正しすぎてはいけない】
現実の世界でも、何故こんな軽い量刑なんだろうか?と憤る事がよくある
見ず知らずの他人にある日突然命を奪われたり、胎児は人としてカウントしない、奪った命の数が少ない、未成年である…
加害者に更正の余地がある、精神疾患だ…等々
そんな事、被害者本人にも被害者の家族にも全く関係ない事で、奪われた命と、これからあったであろう時間はかえる事もないし、まして奪われた命の代わりなんてあるはずもなく、憤りと悲しみと絶望と憎しみを抱えてそれでも遺族は生きていかなければならないわけで…
それなのに何故、加害者だけが命と将来を保証されるのか?
死んでしまえば人権も権利も全て無視され、加害者だけが法の下に守られているように見えてしまう
そう感じてしまう事件が嫌になるほど沢山ある
それは時に、加害者を弁護する弁護士や裁判官への憤りともなりうる
何故、こんな身勝手な加害者が数年で世に放たれるのか?
人の命の重さとは、こんなに軽いものなのか?
全てを明らかにしても、必ずしも救われる訳じゃない現実
加害者側の弁護士の葛藤や、被害者家族のプライバシー問題など見れたのは良かったけれど物語の最後、もう少し深い理由があって欲しかったな
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新米弁護士が主人公の法廷サスペンス。
読み始めたときはいったいどのような展開になるか、どのようなどんでん返しがあるのか想像もできなかった。なかなか事件の背後にあるものがわからず、主人公のお人好し加減にもいらいらしながら読み進めていった。しかし半ばを過ぎた辺りから予想しない展開になっていき読者をひきつけていく。
「真実」とは何か? 世間一般の真実と裁判における真実のずれを利用した法廷サスペンスである。今まで読んできた法廷サスペンスとはひと味違う読後感をもった。
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ストーリーは割りと面白いんだけど、なぜその二人に恋愛感情が起こるのかが? そのあたりの描写が丁寧じゃないなー。