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「妄想とは、夢を現実化する技術である。」と書ききる本書の内容は、非常に面白い。思考は肉体の健康に大きく左右されると書いてあり、脳に良い食べ物、悪い食べ物があるというのだから興味深い。丁度私が最近ハマっていること(食べ物、引き寄せ、運動)を凝縮し、私が好きな深層心理的な要素をプラスした、まるで欲張りセットのような内容に仕上がっている。「そこにあるのは脳が見たいもの」や、人生の大先輩も言っていた「先に良いレッテルを貼ってしまう」効果は覚えておきたい。また、「ラットが子どものときに、舐めるのが上手でたくさん舐める母親のもとで育てられた子は、ストレス反応がより軽減される」という実験結果があるそうだ。(カナダのマギル大学のグループ研究調べ。)私が将来母親になったときには、舐めるのが下手くそでも舐めまくろうと決めた。家族にもそうありたい。
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恋とは、脳の働きを麻痺させることで、個体より種の保存を優先するよう仕向けるためのものだったんですね。特に後半部分は知らないことが多く、勉強になりました。
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高度な学問を単に平易にするのではなく、完全に咀嚼して、新たに同じ目線で提示する著者の能力の高さを実感
聞いたことのあるような事例も出てくるが、著者の視点の妙によって脳科学の新鮮な楽しさを味わうことが出来る
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人に騙されるな、自分を騙せ。
なるほど、それが一番幸福な生き方ではないだろうか。
脳は人類最後のフロンティア、という意見には完全に同意します。
無意識に全てを任せると幸福になると言いますが、それはまだまだ中々できません。
「意識に意識を向ける」ことがいかに大切か。大変わかりやすく書かれていました。
身だしなみには気をつけるべき。なぜなら高い美意識は自尊心を高める。自分を大切にする人が成功を手にする。
なるほどな。
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2017.02.23 脳の特性について、事例を交えてとてもわかりやすく解説した本。ほんとに分かりやすく読み流すだけで十分に面白い。脳は本当に面白いと感じた次第。
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中野信子が文字通り、脳のコントロールについて記述した一冊。
人間の脳の仕組みについて知ることができた。
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「脳は騙される」
脳科学においては常識の事実を逆手に取り、自らの力で自分の脳を騙しコントロールするヒントをさらーっと解説。ここで気になった事項を詳しく調べてみる入門中の入門編。
ある程度知識のある人にはかなり物足りないかも。
セロトニンの分泌量を決めるセロトニン・トランスポーターの遺伝子タイプの割合が、日本人とアメリカ人では違うことによる国民性の違い、が面白かった。セロトニン分泌量が少ない人の割合が多い日本人は報酬依存の傾向が強く、周りの空気や世間体が気になる気質さこのことに由来するのかも、となかなか説得力あり。
い
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精神論ではなく脳医学に基づく成功のためのノウハウがつまっている。妄想が現実を超えてしまう。
・自分を大切にするひとは他人からも大切にされる。鏡に映った自分を褒める。
・何度も何度もテキストを読み返すと、脳が自分は理解していると錯覚してしまう。何度も読むより問題集をやった方がはるかに効率がいい。
・「ゲイン効果」:最初に負の印象を与え、徐々に良い印象を与える。結婚詐欺の常套手段。
等々
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前書きだと思って読み始めたら、最後まで前書きみたいな本だった。内容が薄くて、改行と空行がやたらと多い。質の悪いライトノベルみたい。脳科学や心理学に興味があっていろいろ読んだ人には、どこかで聞いたような話ばっかりだからオススメしない。
唯一の取り柄が読みやすいこと。しかも読み飛ばしても惜しいとは思わないから、かえって途中で放り出す機会を逸して、小一時間付き合ってしまった。
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脳がその人の行動で器質的にも変わるというのが収穫。タクシードライバーの海馬が発達する、など。
もうちょっと丁寧に、最近発見された事実とそこから導かれる推論(脳の可能性)を提示して欲しかった。
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まーつまんない。
書いてあることは、興味深く面白んですが、
どこかのデータの寄せ集めの知識ばかりで、
この人の面白さが何も伝わってこない。
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本書は、ケリー・マクゴニガルさんの著書、「スタンフォードの自分を変える教室」と同様の内容ともいえる。脳科学で現在わかってきた、脳みその癖を理解して自らの行動に転換するかが語られている。知らないより知っていた方がよい内容。実践できるかは自らの望む意識次第。
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レイ・クロック ウォルト・ディズニー ミラーニューロン 成功者の話やっていることや考えていることを積極的に真似したり吸収したりしていくということには、脳科学から見ても、とても意味があるのです。筋肉の修復時に成長ホルモンが出るのですが ドコサヘキサエン酸 脳を鍛えるにはタンパク質が必要 トリプトファン セロトニン 海鮮丼 納豆ご飯 ゲシュタルト知覚 ゲシュタルト崩壊 習うより慣れろ 「知識の錯覚」の罠 退職勧奨かんしょう 誤謬 クラスター錯覚=何らかの相関があると誤認してしまう錯覚 バンドワゴン効果 判官贔屓=アンダードッグ効果 サンクコストの錯覚=コンコルド効果 合理的な損切り判断 ハロー効果 光背 mensa ロス効果 「鎮痛薬を投与されている」と信じている時は、痛みのシグナルが脳や脊髄に到達し難い状態になっていたのです。痛みが言葉一つでこんなに左右されてしまう。プラシーボ効果・ノーシード効果は、脳がどれほど単純で騙されやすいかかが良く分かる好例と言えるでしょう。 努力逆転の法則=エミール・クーエの法則 「意志力と妄想力が相反している場合は、妄想の方が勝ってしまう」 嫌な妄想が頭を掠めたら、自分の中に生まれてしまったそのネガティブな妄想に、とことんまで、付き合ってあげましょう。 話を聞いてくれる人に洗いざらい不安を吐露して、すっきりしてしまうというのも手です。 バーナム効果 末梢器官からの入力を人体の器官を介さず直接、脳に入力できるとしたら。 人間は、レバーを押し続けるネズミにように必死になって、報酬系を活性化させる為に行動しています。その報酬は、単純な食の喜びや性の快楽だけではなく、より高次で社会的であったり、時間的に長期にわたることだったりするのです。さらに人間は、直接得られる報酬に限らず、将来得られるであろう報酬を予期して、そこへの期待を喜びとし、原動力としながら、活動しています。要するに、自分でも意識しないうちに、人参を自分の前にぶら下げながら走っているのです。この、自分の為の人参を上手にぶらさげることができる人が、成功していける人の要件とも言えるでしょう。その人は、妄想の達人であり、自分の脳を上手くコントロールできる人、ということになります。 セロトニン不足による「寂しい気持ち」や「不安な心」をお酒で紛らわしているうちに セロトニンの濃度が高いときには安心感を覚え、落ち着いた気持ちでやる気のある前向きな状態であるという内観が得られるでしょう。 「転石、苔を生せず」という言葉の解釈が、日米で異なるというのはよく知られていることと思います。 母マウスが豊かな環境を経験してくるなかで、もともと持っていて、眠っている遺伝子がOFFからONになったのではないかと推測しています。 イメージすることで脳が変化することを示したこの実験は、私達に多くのことを示唆してくれます。 意識があるおかげで、人は快楽の上位概念として「幸せ」を感じることができます。が、一方で、不快の上位概念として「不幸」を感じます。 最後のフロンティアと言われながら随分長い時間が経ちましたが それは、未だ知らない土地の地図を手に入れるようなものです。
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なんとなく性別、性格とか文化の違いで片づけられていることが実は脳の構造、構成がそもそも違うからというはっきりした理由があるんだとわかって妙に納得。自分が好奇心旺盛で新しもの好きで飽きやすいし恋愛でも目移りしやすいのは、あ~俺はDRD4受容体が多いからなのか~とかw
テストステロンは孤独を好む傾向があるから、ストレスがかかると女は友達で集まって女子会したりするのに対し、男は一人になって考えたり自分の時間や空間を持ちたいと思うのだとか。へ~~~だね。脳がそういうふうにできてるならもうそれは必然的なことなんだね
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気になった箇所
・優秀な人がリーダーになるとは限らない
「支配性」の高い人がリーダーに選ばれやすい。たとえば一番最初に発言することや確信の満ちた様子で話をする人。
・スノッブ効果
目立つ少数派になりたい。マイナーなものを支持しようとする。アンチ村上春樹とか、アンチ巨人とかかな。
・努力すればするほど空回り。エミール・クーエの法則
例:好きな子に告白しようと思いうまくやろうとすればするほど焦って失敗してしまう。など。
そんなときは妄想を思う存分働させてみよう。そして受け止めよう。
・男女の脳内の違い
新鮮な刺激を好む性質。新規性探索傾向が高い。受容体の違い。恐るべし脳。