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2014/9/28
吉野北高校第二段!
今回は、ワンちゃんと藤枝と進路の話。
できることを探すんじゃなくて、好きなことを探す。
たまには自分らしくないこともやってみる。
好きだから、裏切られた気持ちになる。
高校生だけじゃなく、大人か読んでもはっとされることはたくさんある。
おすすめしたい一冊!
最後の第三段もたのしまでしかたがない!
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前作に引き続き、青春でいっぱいです。
今回はしっかりもののみんなから頼りにされている図書委員長のワンちゃんの初恋がメインでした。読んでてこそばゆくて悶えました。こういう子いたなー。大人しいけど優しくてしっかりしてて、でも自分の事になるととたんに不器用…
恋に進路に、自分で気付けなかった自分に気付いた時、ワンちゃんの心がめまぐるしく騒ぎ、不安定になります。誰でも経験する、あの頃、青春。自分の中にもあった不器用な思い出や甘酸っぱい経験をいっぱい思い出しました。
牧田先生みたいな大人が学校にいてくれたら!って心の底から思います。熱血とかそんなんじゃないんだけど、生徒一人一人を信じて見守ってくれる、素敵な人だと思います。
藤枝くんもワンちゃんよりは控えめですが、登場しています。藤枝くんの想いがかずらに届けばいーなーと応援したくなりました。
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1巻目を古本屋で購入し、2巻目を見つけられずに本屋で購入(出版社違った・・・)
ワンちゃんのおはなし。
このシリーズはなんだか、のんびりなんだけど、みんないい子たちすぎてほっこりします。
こんな高校時代じゃなかったな。ちょっとだけ仲間入りできる気分です。
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前作に引き続いてのピュアっぷりな面々だが、心理描写がとても丁寧にされていて、ドラマチックさよりも「普通」が描き出されているので、そんな彼らを見守りたい気持ちが芽生えてくる。ある種、本好き地味系高校生の理想と夢想を形にしている感。
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ワンちゃんがしっかりした長男くんで泣ける!(いや、なくお話しではないが…)
こんな息子がいたら頼もしいね♪
ってことで、読み手がおばさんだから星5つ(笑)
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今回はほぼワンちゃんが主役。
なんでもそつなくこなせて、図書委員のみんなからの信頼も厚い彼にも、彼なりの悩みがあったんだ。
進路をしっかり決めていたはずなのに、ある事であっさりそれが揺らいで、ついでに妹から風邪を移されて心身共に疲れ果て、無意識に癒しを求めて尋ねた先で見た光景は・・・
よくあるよね。
相手の全てを知ったつもりになり勝手にこういう人物に違いないと決めつけてる事って。
それで予想外の一面を垣間見た時に理想と違ったら、相手にキレるの。
ワンちゃんは熱のせいもありそれをやらかしちゃうわけだけど、ちゃんと後でやらかしたことに気付き、悩み反省して受け入れようとするのが素晴らしかった。
ワンちゃんに尋ねられた時の藤枝の答えが、的確だったのがまた良いね。
この巻で、牧田先生のファンになったわw
全然俺の方が年上だけどあんな大人になりたい。
藤枝ってなんだかんだですごく良い奴だよね。
藤枝と川本さん上手くいって欲しいなぁ。
何かというとすぐやっちゃったりする、最近の高校生の恋愛と違くて、ほんわかしてるのが読んでて微笑ましく思えるw
3巻目が楽しみ!
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進路ってなんとなく決めてしまうもので、自分にはこれしかないと
信じられる道を見つけられる人は少数派でしょう、
この話の登場人物たちも、そんな感じですが、適当という感じはなく一人ひとり立派に見えます。
同じように、そうではない普通の人が、それを卑下すること無いんだと思える話と思感じる。
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何やのこの本は!! あまずっぱすぎるわ!! 著者は高校生か!? そうなのか!? 笑
ここんとこ、ハイリスクハイリターンな本ばかり読んでいたので、こういうほのぼの青春キラキラ系小説は大変大変楽しめました。
正直、この話は好みのキャラがまったく登場しないのに、なんかもう読んでしまうねん。
不器用な子たちが不器用にすごす高校生活・・・。
「あるある!!」
ちゅう具合が詰まっていて、たまらんねやろうね。
表題作じゃなくて短編で藤枝がいうていたように、「未熟なやつが未熟なりにいろいろ考える」と、いうことが許されるのは、確かに高校生なのかも。
もちろん、中学でも小学校でもそれは同じやけど、「考える」と、いう幅が最大限に広いのは高校やわ。
社会人になったら、3年も同じところにおって「未熟」やったらちょっとあかんやん。
でも、高校生は3年間ずっと「未熟」でもええねん。それでもあれこれ考えながら日々過ごすことが、高校生の仕事やから・・・。
そうか・・・。そうかー。
友だちとわいわい騒いだり、人や物に憧れたり嫉妬したりして、自分で持て余すぐらいの情熱と向き合う期間なのね。
私自身、高校時代をそうやってすごしてきているので、後悔することなんてひとつもない。
彼らにおける「図書委員会」のような仲間にも恵まれたし、ほんとうに楽しかった。
うらやましいなって思う友だちの視点から見たら、やっぱり向こうもうらやましいって思ってるんやねえ。
お互いに尊重しあってるから、こんな素敵な関係が築けるんやろうな。
次は大地の話かな?
かずらといいワンちゃんといい、大地といい、みんな優等生なので、これ以上この面子の話は広げられるんかしら。
そろそろ後輩の話も読みたいかも。
「自分がどうしたいか」よりも、「がっかりさせたくない選択肢を選びたい」と、思うワンちゃんの気持ちは、痛いほどわかるよ~!!
ほんで、結局自分がどうしたいかを見失って、「自分って中身空っぽなんかな」と、まで悩みそうになるのも、わかる、わかる!!
ただ、私の場合は、高校生のころは自分でバンバン選択できた。
第三者の意見よりも自分の意見を優先していたし、そんな自分が嫌いじゃなかったのに、どうしてか大人になってから、そういう瞬発力がまったくなくなってるのよね~。なんでやろうねこれ。
やっぱり、若いころにこうやって失敗(?)しとかないとあかんのかな。
大人になってからの失敗は、ほんま、あとを引きすぎるわ。やるべきことはやるべきときにやっとかないと、こじらしたらややこしいだけやな!
彼らにとっては、穴を掘って二、三日埋まっていたいぐらいの出来事でも、こうやってみたら「全然たいしたことない」ねんな。
それはたぶん、今の私も同じやろうし(笑)、「なんでも受け止めてくれるいい人」が、たまに自分の意見をドーンと出したり、グルグル悩みすぎてどうしようもなくなっても、
「あ、受け止めてくれないんやったら、距離を��こう」
なんて去って行ったりなんか、せえへんねやろうね。ちゅうか、去るような人とは今とりつくろっても、結局いつか別れるときがくるんかも。
私も、期待されてる自分とは違う自分になってみようかな。
いやいや、期待されてるんかな。そもそもそこか。(;^ω^)
今回のワンちゃんといい、藤枝といい、恋愛感情を認識はするけれど特に発展はしないっていうのも、
「あー、高校生!!」
っていう感じやんね。
好きとか嫌いとか、付き合うとかどうとかよりも、思わず目で追ってしまう相手が話す言葉とか、しぐさとか、持ち物を思うだけで、数日は悩める。
そういう日々も、ほんま、大事よね~。
この本は現役の中高生が読んでも、そこまでグッとこないのかもな。
あと、川本さんが読む本が気になる。今回は「トムは真夜中の庭で」らしい。聞いたことがあるなー・・・。
前回は吉本ばななを読んでみたくなったけど、今回はこのタイトルかな。
「獣の奏者」も、「そうか、読んだのか・・・」と、ちょっと思ってしまった。笑
ああ・・・、本について話せる友だちがいるなんて、うらやましい・・・。
それにしても、ワンちゃんの、牧田先生への恋心はすごいな。純粋すぎるわ。ちゅうか、乙女フィルターかかりすぎやろ(笑)。
牧田先生は結構シビアっぽいよー(と、思うのは私がオバチャンやからか。笑)。
まあまあ、フィルターがかかる恋心も、高校生ならではってことでね!
(この時期にフィルターをかけておかねば、二十代になってからフィルターをかけるとほんま大変なことになる)
(2017.05.12)
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真面目でしっかりしていて、みんなから頼りにされているワンちゃん。
「イメージが壊れてショックなぁ…その人のこと好きなんちゃう?」
恋に進路に悩む姿は、とても初々しく学生ならではの青春。
さぞ牧田先生の姿に驚いたことだろう。
私も衝撃を受けました笑
確かに好きだからこそ、その人の意外な姿に驚き、ショックを受けるのだろうな。
ワンちゃんの先生への想い、胸の高なり、戸惑いや男らしさなど、1巻では見えなかった、ワンちゃんの一面が垣間見えた。
藤枝に関しては引き続き頑張ってほしい。その勇気が良い方向へ向かうことを願うのみ!
進路に悩んでいた藤枝に、かずらが言った言葉。
「何ができるかっていうより、今は何をしたいかでない?」
その通りですね。その方が世界が広がると思う。
今回もとても良かったです。
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シリーズの2作目です。進学校の吉野北高校図書委員会を舞台にしたほのぼの学園小説です。シリーズの主人公は2年生の女子の川本かずらとクラスメイトで同じ図書委員の藤枝高広ですが、今回の主人公は図書委員長の岸本一(ワンちゃん)です。図書室の司書である牧田先生への憧れから恋心に変わっていく心が描かれています。前作同様に短編も収録されていて、藤枝目線のお話になっています。藤枝、頑張れ!
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進路のこと、恋のこと…高校生の悩みは尽きない。
本巻では、「委員長の初恋」、「希望の星」を収録。
「委員長の初恋」はワンちゃんの話、「希望の星」は藤枝くんの話。
前作で、司書の牧田先生の話をもっと読みたい!と思っていたので、今回は登場回数が多くて嬉しかった。
ワンちゃんが進路や恋に悩んでいるのと同時進行で、藤枝くんも色々と考え、何をすべきかを探している。
大人が立てた道筋に従うことから、自分の頭で考えて歩きはじめることを求められる。
そのギャップに戸惑いながらも、しっかりと現実と向き合う二人を、応援したくなる。
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少しずつ大人になろうといる姿(本人達はそんなことは思ってないだろうけど)に甘酸っぱさを感じた。思い描いていたイメージと違う姿を見てショックを受けてしまう感じ、とても共感した。勝手にイメージしたことが違って裏切られた!って、自己中が過ぎるよね。一歩も自分の世界から出ていない。自分のことのように恥ずかしくなってしまった。ワンちゃんはそこから相手を知ろうとしてて偉い。
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ワンちゃんが「好き」という自分の気持ちに戸惑うところに、純粋さと青春らしさを感じた。3巻も期待してしまう。
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ワンちゃんにとっては初恋だったんだぁ。なんでもそつなくこなせて、妹の変化にも気がついて。完璧そうに見える委員長、お兄ちゃんであってもかわいらしい一面があった。みんなもそんなワンちゃんを見て、びっくりしたとは思うけど、安心した部分もあったと思う。
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シリーズ第二作。図書委員長ワンちゃんの恋と藤枝の恋の続編。はっきり決着をつけない、あるいは決着をつけられない恋心。青春ですね。