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読了【ギフテッド】山田宗樹著。おもしれ〜。体内に新たな臓器を持って生まれてくる新種の人間。それに嫉妬し化け物扱いする差別の構造。異質な物や新しい物が受け入れられない古い体質にしがみついてる無様な様子が印象的だった。著者の作品はデビュー作から外れなし♪
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かなり久々に読んだぞ、山田宗樹。差別の構造が赤裸々に書かれててちょっと辛かったけど…終わり方が悲し過ぎなくてよかった。
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中二ネタを、はるか高みまで昇華させたとでも言いましょうか。
ラスト近くなると、急ぎすぎってか端折ったカンジになって、説明不足なのがちっと残念だった。
でも面白かったです。一気に読んじゃった。
オチに夢があっていいね!
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さくさく読める作品が多い中、珍しく読み進めるのに時間がかかった。
地球へ、もそうだったけど
進化して世の中に適応していく新種、とりのこされていく在来種、うまく折り合いつけて共存できたらいいのになー
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ギフテッドと呼ばれる、新しいぞうきかと能力を持つ子供たちが生まれ始めた世界。今までの人類にない能力を持つため、羨望や嫉妬の入り交じった空気がやがて、恐怖から排除にむかう。
ラストは残念。
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最初はよかった。うん、最初は。
しかし、途中から穴抜け穴抜け。
もうちょっと骨太な物語を所望していたのだが、、
SFチックな情景を描かせるとこの人はGOOD!
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2016年1月14日読了。スラスラ読めておもしろかったですが、あまり心に残らなかった。ただ、本当にこんなことが現実に起きたら怖いけど絶対に起きないとは言いきれないリアリティがあった。ラストは…ちょっと消化不良に思えました。
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面白かった、けど、なんだろうなぁ、締めが物足りない。だって、一人を隔離するだけで何とかなる問題なのか?それに結局全人類のギフテッド化を目指すとか、ちょっと安易。殺人事件が増えることだろうなぁ・・・。落としどころをもう少しひねってほしかった。
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山田宗樹待望の新作。(といっても気づかない間にこんなに時が・・・)
震災以来、政治や民意の動きに興味をもつようになったが、この本でも同様の感情をもった。いつも冷静に、真実を見る必要を改めて感じた。
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相手が自分と同じだと安心する面があるけれど人は自分と違う人がすごい能力持っていたら対立してしまうのでしょうね。
共存できないことに悲しくなってしまったけどラスト希望が見えて救われました。
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傑作「百年法」に続く、山田さんの秀作。物語の進行とともに予想外に重厚になっていくテーマも面白かったし、仲間たちの絆を大切にしたストーリー展開も面白かった。それにやはり卓越した場面転換テクニックなど、まさにノンストップなエンターテイメントだった。
ただし残念なところも多かった。念力はともかく、テレポート能力というのはあまりにも現実離れした設定だったし、そこまでできるギフテッドたちがそれでも非ギフテッドに迫害される環境のままで耐え忍んでいるというのも現実離れしているように思えた。明らかになっている差が圧倒的すぎて、すでに最初から共存云々のレベルではないがために、政治的な場面で「百年法」のときのような迫力が不足していたような気がした。あとアレックスと木内順君の存在価値がよくわからず、あまり効果的でもなかったと思う。
全体としてはとてもよくできている。「百年法」に見劣りのしないテーマと感銘を受けた。もっと長くしても良かったかも。仲間、絆、の味付けにより、読後感はさわやかである。
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山田さんは架空のお話が多いが、引き込まれるんだなー。
2人で地球外にワープして死んでしまっても、
ギフテッドと一般人の軋轢は埋まらないんじゃない?
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「ギフテッド」とは、未知の臓器を産まれながらに持つ人たちに与えられた呼称だ。
人類の進化か!と研究対象となったギフテッドたちは、政府から様々な優遇制度を与えられる一方で、非ギフテッドである人々には、わけのわからないものへの恐れや、不満が渦巻いている。そんな世界が舞台。
主人公の立川颯斗もギフテッドの一人である。検査で自分がギフテッドであるとわかった時から、彼の周囲はガラリと変わった。
大人たちは、彼を避け、子供たちは露骨に差別した。そんな辛い経験からギフテッドだけが集まる学校へ転校した颯斗は生涯の仲間と出会う。
みんなと何ら変わりはないのに、差別に苦しみ、覚醒してからは自分のもつ能力に混乱し苦悩するギフテッドたちと、情報に振り回され、恐怖や嫌悪が次第に憎悪へと変わっていく非ギフテッドたち。
まさに魔女狩りのようなことが行われるようになる。
共生する道を探すか、徹底的に排除しあうのか。そこに話し合いはない。
そういう過程が怖かった。
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一気にひきこまれた。ありえないけどもしかしたらあるかもしれない…ついそう思ってしまう。
切ない最後だったけど、続きがある…?と期待してしまう。
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きっと私は持たざる者の立場なんだろうけど、こういうのを見ると迫害される側を応援してしまうのです。
その点ではこのラストはなかなかもやりとするものがあるのですが、それでもこれで良かったと思いました。
越えてはいけない一線を越えなくて良かった。
ドキドキして一気読みしました。
地球へ…みたいなイメージ。